パースから電車で30分のところにあるフリーマントルにはLittle Creatures Brewingという人気クラフトビールの工場があります。そこではなんと数種類のビールが全て無料で試飲できるんです!この記事ではフリーマントルでの工場見学の様子をたっぷりお見せするほか、メルボルン近郊ジーロンにある姉妹ブランドもご紹介!ビール好きには見逃せない絶好のスポットをチェックしましょう。
この記事の目次表示
Little Creatures Brewingとは
- 出典:www.flickr.comPhoto by:Travis, 作品名:Little Creatures Brewery Fremantle_11
Little Creatures Brewing(リトル・クリエイチャーズ・ブリューイング)は1999年に始まったオーストラリアのクラフトビール会社で、西オーストラリア・パース近郊の港町Fremantle(フリーマントル)に工場を構えています。創業は比較的最近ですが、その高い醸造技術によりオーストラリア全域で大人気のパース発祥のビールブランドです。
天使のロゴがトレードマークで2012年にオーストラリアの大手ライオン・ネイサン社が買収しました。ライオン・ネイサン社はキリン・ホールディングス社の傘下で今後日本で取り扱う可能性もあると示唆しているので今後の動向も目が離せません!
ビール工場へ行こう!
工場への行き方
- 出典:www.flickr.comphoto by:Travis, 作品名:Little Creatures Brewery Fremantle_14 外観
近郊の都市パースからはバスやフェリーでも行けますが、電車でのアクセスがオススメです。パース中心部にあるパース駅からFremantle Line(フリーマントル線)に乗車、乗り換えなし約30分ほどで最寄りのフリーマントル駅に到着します。駅からは徒歩で15分ほどで到着です。
一見、大きな倉庫のような建物ですが、中には工場と併設のレストランの2つが入っています。
楽しみ方1:魅惑のBrew House
人気の工場見学ツアー
毎日開催されている見学ツアーは$15(約1,320円)で参加可能です。時間は12時、1時、2時、3時の4回行われており、事前予約は不要で当日その場でサインアップすればOKです。
工場の醸造設備を間近で見学でき、深い知識を身に付けられます。
フリーテイスティング
ここの魅力はなんと言ってもテイスティングです!Brew Houseでは製造している全10種類のビールをなんと全て無料でテイスティングできるのです!
こちらでテイスティングできる種類は以下です。
- PILSNER(ピルスナー)
- BRIGHT ALE(ブライトエール)
- ROGER'S AMBER ALE(ロジャーズ・アンバーエール)
- PALE ALE(ペールエール)
- INDIAN PALE ALE(インディアン・ペールエール[IPA])
- WHITE RABBIT WHITE ALE(ホワイトエール)
- WHITE RABBIT BELGIAN PALE ALE(ベルギー・ペールエール)
- WHITE RABBIT DARK ALE(ダークエール)
- CHUPACABRA(チュパカブラ)
- PIPSQUEAK APPLE CIDER(アップルサイダー)
中でもチュパカブラはメキシカンスタイルのラガーで、この工場でしか飲めないビールなので是非試してもらいたいビールです。
ビールが苦手な方でも大丈夫!アップルサイダーがあるのでこちらを試してみてください。
日本ではあまりなじみがありませんが、サイダー(シードル)はビールと同じ工法で醸造された果実のお酒です。こちらではリンゴですが、洋ナシやピーチなど様々な果実のサイダーが各ビールメーカーから出されており、オーストラリアをはじめ多くの国で親しまれているお酒です。
- 出典:www.flickr.comPhoto by:Adam Selwood, 作品名:Little Creatures Lounge カフェのようなオシャレすぎるテイスティングスペース
全てを飲み比べればそれだけでもお腹いっぱいになるくらいの量に驚かされます。なんとも太っ腹なビール工場です。試飲でお気に入りの一杯を見つけたら、$6(約530円)から購入も可能です。もちろん試飲だけして工場の椅子でまったりしていてもOKです。
楽しみ方2:レストランで食事
シーンに合わせて使い分けられる席
- 出典:www.flickr.comPhoto by:GreenP, 作品名:Little Creatures, Freo
併設したレストランではお気に入りのビールに合う料理をリーズナブルに楽しむことができます。また、様々なパターンの部屋があり、気分に合わせて場所を選ぶことが出来るのもポイントです。
家族での利用にはキッチンと一続きになったthe Great Hallがオススメ。高い天井の大きな部屋でキッチンの音も人々の話し声もいろんなところから聞こえてきて、活気があります。
しっぽりと飲みたい人にはCreatures NextDoorはいかがでしょうか。他にも海に面したThe Deckやポップな色合いのThe Red Room、外のテラス席なんかもあるのでシーンに合わせて使い分けできます。
ビールがすすむレストランメニュー
レストランメニューは大きく分けて4つに分類されています。
- WOODFIRED PIZZA(ピザ)
- SHARE(シェア)
- SOLO(ソロ)
- DESSERT(デザート)
SHAREはフライドポテトやチョリソーなどのおつまみ系、SOLOはサンドウィッチなどのメニューを展開していて、ランチでもディナーでも、ちょい飲みでも利用できる工夫がされています。他にも朝食メニューやコーヒーなどカフェメニューも充実しています。