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【オーストラリア】サーフクラブへ行こう!サンシャインコーストおすすめサーフクラブ

取材・写真・文:

オーストラリア在住
訪問エリア:36ヶ国

2018年9月17日更新

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写真:Booboo56

オーストラリアに行ったら絶対行きたいサーフクラブ。ライフセーバーを支援する団体が運営するクラブで、レストラン、バーなどを備えた施設です。サーフクラブで、オーストラリアのビーチカルチャーを体感しませんか?

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サーフクラブとは?

オーストラリアの各地にはSLSC(サーフ・ライフ・セービング・クラブ)というクラブがあり、ライフセーバーたちはそれぞれのクラブに所属して、水難事故の防止、人命救助を行うなどの奉仕活動を行います。

その活動の拠点となるクラブハウスが「サーフクラブ」です。普通1階は救命道具などの倉庫として使い、2階をレストランやバーなどにして一般に開放し、そこで得た収益をクラブの運用資金の一部にしています。

もちろん、ほとんどのサーフクラブはビーチの目の前の一等地にあり、食事や飲み物の値段も普通のレストランと変わらないので、地元民にも観光客にも人気のスポットとなっています。

サーフ・ライフ・セービングとは

「サーフ・ライフ・セービング(Surf Life Saving)」はオーストラリアで発展した奉仕活動のことで、水難事故の防止、人命救助などの活動を行います。ウィークデーにはプロの監視員であるライフガードが、週末はボランティアで働くライフセーバーが、それぞれ所属するクラブ(SLSC)が管理するビーチをパトロールしています。

  • 写真:Booboo56

オーストラリアではライフセービングの技術を競うスポーツも盛んで、オーストラリアの国技とも言われています。

サーフクラブとパブの違い

サーフクラブが街中にあるパブと大きく違うのは、会員制だということです。そのためサーフクラブの入り口には受付があり、会員ならそこで会員証を提示します。もちろん一般にも開放されているので、会員以外の人は、ビジターとして受付にある台帳に名前、住所などを書き込めばOKです。入場料などはありませんが、食事や飲み物の値段がメンバーとノンメンバーで多少違うことが多く、メンバーの方が少し安いです。

サーフクラブの中は?

今回は、「クーラム・サーフクラブ(Coolum Beach Surf Club)」を例にして、サーフクラブの中の様子を見てみましょう。受付で「I am a visitor」と言って、台帳に自分の名前や住所などを記入してください。観光客が多いところだと、それだけでも通してもらえますが、本来は身分証の提示が必要だとのこと。念のためパスポートを持参しましょう。

  • 写真:Booboo56

こちらの1階が受付、カウンターの上に置かれているのが台帳です。受付が済んだら2階に上がりましょう。

  • 写真:Booboo56

手前がビストロで、奥がバーとなっています。ここはものすごく人気があり、ビストロはいつも予約でいっぱいなので、ビストロの入り口には「Please wait to be seated(席に案内されるまでお待ちください)」というサインがあります。このサインがあったら、勝手に席には座らず、ウェイターやウェイトレスに席まで案内してもらってください。

飲み物は自分でバーに行って直接注文してお金を支払い、自分のテーブルに持って行くスタイルです。

食べ物の注文方法はクラブによっていろいろです。レストランのようにテーブルまで注文を取りにきてくれるところもありますが、普通は入り口にある注文カウンター(「Order Here」と書いてあるところが多いです)に行きます。料理も前払いです。

注文してお金を払うと、ブザーを渡されて、ブザーが鳴ったら自分で取りに行く場合と、番号札を渡されて、それをテーブルに置いておくと、料理をテーブルまで持ってきてもらえる場合があります。またもしも、自分が席に着いたテーブルに番号がついていたら、番号札を渡されるのではなく、テーブル番号を聞かれますから、自分のテーブル番号を確認した上で注文にいきましょう。

  • 写真:Booboo56値段の前に「M」「NM」とありますが、メンバー、ノンメンバーの意味です。

テーブルの上にメニューがなかったら、入り口の注文カウンター付近にメニューがありますので、それを自分のテーブルに持って帰り、とりあえず何を注文するか決めてからカウンターに戻って注文します。黒板のおすすめメニューも忘れずにチェックしましょう。

  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

筆者が訪れた日に注文したPrawn and Chorizo Pizza(エビとチョリソーのピザ:メンバー$26.9=約2,155円、ノンメンバー$28.9=約2,355円)は、日本人だったら二人でシェアーしてちょうどいい大きさです(オージーは平気でこれを一人で平らげますが、、、)。

ビストロの横には競馬が楽しめるTABやスロットマシンが並ぶギャンブルルームがあります。こんなのを見ると、日本とは競馬やギャンブルの位置付けがちょっと違うと感じるかもしれません。

バーで飲み物を買って、バルコニーで飲み物だけを楽しむこともできます。通常バルコニーは予約ができないので、席が空いていたら勝手に座っても大丈夫です。この時は残念ながら雨が降っていたので誰も座っていませんが、晴れた日の景色は最高です。冬はここからクジラの姿が見られることもあります。

  • 写真:Booboo56
クーラムサーフクラブ
オーストラリア / その他レストラン
住所:1775-1779 David Low Way Coolum Beach QLD 4573 Australia地図で見る
電話:(07) 5446 1148
Web:http://www.coolumsurfclub.com

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この記事を書いたトラベルライター

頭の中は食べることばかり、元バックパッカー 
観光というより、暮らすように旅できるオーストラリア・クイーンズランド州にあるサンシャインコーストの魅力をお伝えしたくて、トラベルライターになりましたが、なかなか思うような記事ができず奮闘中。
旅行の目的は「食べること!」、旅行先で出会った美味しいものもご紹介していきたいと思っています。

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