ラグーンの上に栄えた「ベネチア」、湖の真ん中にポツンと浮かぶ教会が見られる「ブレッド湖」。イタリアとスロベニアは隣り合っており、個人旅行でも簡単に周遊することができますので、周辺都市と合わせてご紹介します。
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モデルコース
- 0日目(夜):深夜に羽田空港を出発
- 1日目(朝):パリ(フランス)で乗り換え、ベネチア国際空港(イタリア)到着
- 1〜3日目:ベネチア・ブラーノ島・ムラーノ島観光
- 4日目(午前):トリエステ(イタリア)へ電車で移動
- 4日目(午後):リュブリャナ(スロベニア)へバスで移動
- 5〜7日目:リュブリャナ・ブレッド観光
- 8日目(昼):リュブリャナ空港を出発し、パリで乗り換え
- 9日目(昼):羽田空港に到着
【0〜1日目】
0日目?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、23:50発のフライトを想定して書いており、これは1日とカウントするまでもないので、0日目と表現しています。
23:50羽田空港発のエールフランス便に乗ります。飛行時間約13時間、4:50にパリのシャルル・ド・ゴール空港に到着。7:25発のエールフランス便に乗り、9:05にベニス マルコ・ポーロ国際空港へ到着。ベニス マルコ・ポーロ国際空港からベネチア本島のローマ広場までバスで約30分です。
※飛行機の発着時間は変更になる場合もありますので、ご確認ください
【1〜3日目】ベネチア・ブラーノ島・ムラーノ島観光
ベネチアの見所
ベネチアは「ベネチアとその潟」という登録名で世界遺産に登録されており、ブラーノ島・ムラーノ島もその一部に含まれています。地図を見ただけでもわかると思いますが、細い道や運河が迷路のように張り巡らされており、実は400以上の橋が100以上の島を繋いでいます。あえて迷子になりたくなる、そんな街です。
サン・マルコ広場
世界一美しい広場と称されており、サン・マルコ寺院、世界最古のカフェ等、見どころが集まっています。
鐘楼の上からの景色は、息をのむ美しさです。
リアルト橋
商業施設が集まるエリアにあるリアルト橋は、橋の上にも店が並ぶ賑やかなスポットです。橋そのものも立派で見応えがありますが、橋からの景色はベネチアらしさが凝縮された美しい景色です。
ブラーノ島の見所
カラフルな街並みが有名なブラーノ島。霧が濃くても、漁に出た船が自宅を見つけられるようにと彩色されたそうです。レース編みも有名で、お土産にもぴったりです。
ムラーノ島の見所
ベネチアングラス発祥の地・ムラーノ島。アクセサリーから食器まで幅広く販売されています。思い出にのこる一品が見つかるかもしれません。
【4日目】:トリエステ経由でリュブリャナへ移動
イタリアのベネチアからスロベニアのリュブリャナまで、バスで約4時間です。ですが、ちょうど真ん中にトリエステという街があり、とても美しいところなので、ぜひ立ち寄ってみてください。
ベネチアからトリエステまでのルートについて
ベネチアからトリエステまで、電車の場合は約2時間、€14〜25(約1,700〜3,000円)、バスの場合は約2時間半、€5〜20(約600〜2,000円)です。シーズンや時間帯によっては電車の方が安い場合もあります。バスに関しては早めに予約した方が安い傾向にあります。ご予約の際は両方を比較されると良いと思います。
トリエステの見所
スロベニアとの国境近くにあるイタリアの港町、トリエステ。あまり観光地化されておらず、上品で小ぎれいな街並みと美しいアドリア海を楽しむことができます。
特に、Castello di San Giusto(サン・ジュスト城)から見渡す街の景色は圧巻ですので、必見です。
トリエステからリュブリャナへのルート
イタリアのトリエステからリュブリャナへはバスでのアクセスがオススメです。約1時間半、€7〜25(850〜3,000円)、4時間に1本程度の運行頻度です。