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フランス観光
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【保存版】フランスのお土産・厳選10選!

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東京在住
訪問エリア:35ヶ国

2020年6月10日更新

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5. ブルターニュの塩キャラメル

フランス北部のブルターニュ地方では、古くから塩職人によって天然の塩田で作られた自然海塩が有名で、ゲランドの塩もその一つです。ブルターニュの菓子職人が有塩バターを使用してキャラメルをつくったところ、キャラメルに塩がほどよいアクセントを加えていると、2つの組み合わせが人気を呼びました。

ブルターニュ地方の名産ガレットやクレープなどには塩キャラメルのペーストが使用されることもあり、その口どけの柔らかさは人気のお土産となっています。塩キャラメルペーストは、€5(220g/約600円)前後でスーパーなどでも販売されており、アイスクリームやパン、ヨーグルトに添えたり、お菓子づくりをするときなどにも重宝します。また、箱に入った手作りキャラメルも同様の値段で購入することができます。濃厚なコクがたまりません。

6. Mariage Freres(マリアージュ・フレール)の紅茶

  • 写真:aka-region店内の様子。

フランスのサロン・ド・テ文化で欠かすことのできないのが、紅茶です。ヨーロッパ各国をはじめ、紅茶が有名な国はたくさんありますが、フランスの紅茶の特徴は、気品高い豊かなフレーバーです。

Mariage Freres(マリアージュ・フレール)、Dammann Freres(ダマン・フレール)、Kusumi Tea(クスミティー)など、フランス発の高級紅茶ブランドも豊富に揃っています。中でも1854年創業のMariage Freres(マリアージュ・フレール)は、フランスの紅茶文化を牽引する存在で、香り高い様々なフレーバーティーが人気です。

ダージリンやホワイトティー、緑茶、ブラックティー、ウーロン茶、ジャスミン茶、ルイボスティーなどをベースとした紅茶の総数は500種類以上にも及びます。中には、日本の香りにインスピレーションを得たフレーバーティーもあり、桜やスモーキーな屋久杉、ヒノキなどを組み合わせた紅茶もあります(紅茶は種類によって値段の幅がありますが€10程度/100g(約1,216円)から購入できます)。その他にも紅茶を美味しく飲むための鉄瓶や保存缶、ギフトセットなども取り扱っています。

また、パリのエッフェル塔店など、サロン・ド・テも備えている店舗もあるので、お店の人のオススメを聞きながら、まずは現地での一服を楽しみたいですね。

  • 写真:aka-regionMariage Freresの紅茶
  • 写真:aka-region色とりどりの鉄瓶もある。

7. スミレの砂糖漬け

  • 写真:aka-region春になると出回るスミレの砂糖漬け。

フランス南西部の中心都市トゥールーズでは、古くからスミレの群生地があったことから、スミレのスイーツが名産品となりました。春になるとフランス各地の製菓店では、スミレの砂糖漬けを見つけることができます。鮮やかなバイオレット色のスミレの花びらを砂糖でコーティングし、ささやかな香りも一緒に閉じ込めた、フランスの春を感じるお土産です。

一般的に日本で見られるようなスミレより一回り大きな花付きのスミレを一つ一つ手摘みし、じっくりと砂糖をまぶして手間暇かけて作られるため、値段も€17.5/90g(約2,000円)と安くはありませんが、日本ではなかなか見つけることができないフランスらしい逸品なのでぜひ春に旅行する方々はぜひ、購入してみてください(地域によっては季節に限らず販売されていることもあります)。

トゥールーズ
フランス / 町・ストリート
住所:Toulouse,France地図で見る

8. マカロン

  • 写真:aka-region色とりどりのラデュレのマカロン

フランスのお菓子の代名詞的存在と言えば、マカロンです。一般的となっているパリ風マカロン(マカロン・パリジャン)は、卵白、砂糖、アーモンドから作られるお菓子で、2つのサクサクのマカロンの間にはガナッシュが挟まれています。

日本でも購入できるようになった1862年創業のラデュレでは、季節に応じて様々な商品展開があり、フランス名産のカシスとスミレを使用したカシス・ヴァイオレット、定番のキャラメル、ショコラ、フランボワーズ、ピスタッシュ(ピスタチオ)の他に、近年人気上昇中の柚子、バラが薫るローズなどがあります。

  • 写真:aka-regionフランスの街を歩いているとマカロン屋さんが多くある。
  • 写真:aka-region日本にはない種類のマカロンにも出会えるかも!?

なお、マカロンは壊れやすいので、空港などで購入し、できる限り手荷物で持ち帰ることをおすすめします。賞味期限も短いので、おいしいうちに早めに食べましょう。

ラデュレ
パリ / スイーツ / カフェ・喫茶店
住所:75 Av.des Champs-Élysées,75008 Paris地図で見る
電話:140750875
Web:http://laduree.fr

9. フランス・バスク織のテキスタイル

  • 写真:aka-regionフランスバスク織の布とバッグ

ARTIGA(アルティガ)は1999年に創業し、フレンチバスク地方の伝統に現代のアレンジを加えた商品を展開するテキスタイルメーカーです。フランス南西部のスペインとの国境沿いあたりに位置するフレンチバスク地方を起源とし、フレンチバスク織としてその地方に伝わる赤や緑のビビッドな配色に、現代らしいデザインを融合させ、現代の日常生活にマッチするオリジナル商品を手がけています。

自然豊かなアキテーヌ島の山々や海、森のほか多様な風景にインスピレーションを得て商品が生まれています。ポーチ(€30/約3,650円〜)やバッグ(€60/約7,300円〜)、布など様々な商品展開があり、コットンを100%使用しつつ、防水加工も施されているため耐久性もあります。ストライプ柄がかわいい普段使い用のバッグは、身につけるだけで気分の上がるラッキーアイテムとなるでしょう。

アルティガの商品を扱う店舗はフランス各地に正規店・再販小売店が点在しており、世界遺産の街として観光客に人気のシャルトルにもお店(FLAVORS SIXTY-FOUR - EURE-ET-LOIR)があります。観光でシャルトルを訪れる際には、ついでに足を運んでみてください。

  • アルティガの正規店舗一覧はこちら
  • シャルトル店を含むフランス国内の小売店舗一覧はこちら
FLAVORS SIXTY-FOUR - EURE-ET-LOIR
フランス / その他ショッピング
住所:8 rue des Changes 28000 CHARTRES, France地図で見る

10. 香水

  • 出典:www.flickr.comフランスで花開いた香水文化(Photo by Spixey)

香水は、日本語では「香水」という一つの呼び名しかありませんが、実際は賦香率によって「パルファム」や「オードトワレ」、「オーデコロン」などと呼び分けられています。

フランス、特に南仏は温暖な気候に恵まれており、ジャスミン、ミモザ、ラベンダー、ローズマリー、オレンジフラワーなど、多くの香料植物が古くから自生していました。 賦香率が高く、香りの持続時間も長めのパルファム(いわゆる「香水」)には、フランス発のブランドが非常に多くあります。例えば、皇室御用達の香水ブランドとしても有名なGUERLAIN(ゲラン)、老舗ブランドのFragonard(フラゴナール)、Christian Dior(クリスチャン・ディオール)、CHANEL(シャネル)などです。

また、フランスの香水の魅力は、香水が入っている瓶にあるという人がいるほどの、個性的な表現を見せる香水瓶にも注目です。気高いフランスの香りに身を包んで、ワンランク上のおしゃれを楽しんでみませんか?

まとめ

いかがでしたか?

フランスで買いたい、フランスの味と生活雑貨の厳選10選。旅をしたら、ぜひその土地のライフスタイルや文化を旅の後の自分の生活に取り入れてみたいですよね。またお土産を通じて、その土地での体験を家族や友人にもお裾分けしてみてはいかがでしょうか?

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計4年間、ヨーロッパ(フィンランド、アイルランド)で住んでいる間に見聞きしたこと、経験したことを紹介します。旅のテーマは、「暮らすように旅をする」。旅のある暮らし方、ライフスタイル、文化に関する情報を発信していきます!

♬Countries & Areas: Europe (アイルランド、フィンランド他),日本(島根、山陰地方、東京他)
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