イスタンブールのボスポラス海峡沿いに位置するベベッキは、高級住宅地として知られるエリアです。地元の人々のほか、観光客にも好まれるこの地域では、美しい海岸線や洗練されたカフェ、そして歴史的な建築物など、さまざまな魅力を発見することができます。そんなベベッキですべきことを5つご紹介します。
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1.エジプト領事館の美しさを堪能
ベベッキを象徴する歴史的建造物といえば、エジプト領事館です。ボスポラス海峡沿いに建つ、壮麗な建築と歴史的な雰囲気が魅力的なスポットです。1900年代初頭に建てられたこの建物は、ボスポラス海峡を望む美しい景観を誇り、オスマン建築とエジプト文化が融合した独特のデザインが目を引きます。関係者以外の入場は禁止されていますが、外観からその歴史と美しさを楽しむことができ、周辺の散策とともに一見の価値がある名所です。
- エジプト・アラブ共和国総領事館
- イスタンブール / 建造物
- 住所:Bebek Cevdet Paşa Cd. No:12 34342 Beşiktaş/İstanbul地図で見る
2.ベベッキ公園でリラックス
ボスポラス海峡沿いの美しいベベッキ公園で旅の疲れを癒してみませんか?この公園は、地元の人々にとっても人気のスポットで、特に週末には家族連れやカップルで賑わいます。広々とした芝生や海を見渡せるベンチに座り、目の前に広がるボスポラス海峡やアジア大陸の景色を眺めるのは、心身ともにリフレッシュできる瞬間です。また、ピクニックを楽しむのにも最適な場所で、カフェでコーヒーや軽食をテイクアウトしてゆっくりと過ごすのも良いでしょう。
3.ベベッキのカフェ文化を堪能
ベベッキはイスタンブールの中でもおしゃれで洗練されたカフェが集まるエリアとして有名です。特に人気なのはボスポラス海峡沿いに並ぶカフェで、店内から海峡や対岸のアジア側を見渡せることが魅力です。海沿いに並ぶカフェでは、コーヒーやトルコ風の朝食を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。スターバックスのような誰もが知っているチェーン店のほか、トルコ発のコーヒーショップである「カフヴェ・ドゥンヤス」や「エスプレッソラブ」、個人経営のユニークなカフェなど、様々な種類のカフェが軒を連ねています。ベベッキでのカフェ巡りは外せない体験となるでしょう。
- カフヴェ・ドゥンヤス ベベッキ店
- イスタンブール / カフェ・喫茶店
- 住所:Bebek Cevdet Paşa Cd. No:20 34342 Beşiktaş/İstanbul地図で見る
4.ワッフルとクンピルを食べる
ベベッキは、ワッフル好きにはたまらないスポットです。ベベッキは、イスタンブールに初めてワッフル屋さんオープンした場所なので、「ワッフルといえばベベッキ!」というイメージが地元の人々に定着しています。海沿いのカフェやワッフル専門店で提供されるワッフルは、外はサクサク、中はふわっとした食感が特徴。フルーツやチョコレート、ナッツなど好みのトッピングを選べるカスタマイズ式です。ボスポラス海峡の絶景を眺めながら楽しむワッフルは、散策の合間の甘いひとときを提供してくれます。ベベッキに来たら、ぜひこの特別なデザート体験を味わってみてください。
- アッバス ワッフル(ベベッキ店)
- イスタンブール / スイーツ
- 住所:Cevdet Paşa Caddesi 46地図で見る
また、ワッフルと並んで有名なストリートフードがクンピルです。クンピルとは、大きななジャガイモを焼き、中にバターやチーズを混ぜ込み、さらにさまざまな具材をトッピングするボリューム満点の食べ物です。ワッフルと同じ要領で、自分だけのクンピルを作れます。
美しいボスポラス海峡を背景に、カジュアルな食事として楽しむクンピルを楽しんでみてください。
5.ルメリ・ヒサルまで海峡沿いを散策
ボスポラス海峡沿いに位置するベベッキで欠かせないアクティビティといえば、海峡沿いを散歩したりサイクリングすることです。ベンチに腰掛けて景色を眺めるのもいいですが、歩いたり自転車に乗りながら、ボスポラス海峡沿いに架かる2つ目の橋(ファーティフ・スルタン・メフメト大橋)のほうまで散策してみましょう。体力が余っていればルメリ・ヒサルに入場して、より高い場所から景色を眺めてみるのもおすすめです。
ルメリ・ヒサルに関してはこちらの記事でも紹介しています。
おわりに
ベベッキは、ボスポラス海峡と二つの大陸がつくりだす豊かな自然美と文化が融合したエリアです。リラックスできる公園や海沿いのカフェ、食べ歩き、歴史的建築物の散策など、さまざまな楽しみ方ができます。イスタンブールを訪れる際には、ぜひベベッキに足を運び、独特の雰囲気と魅力を感じてみてください。