近畿地方屈指の人気観光地、兵庫県神戸市。本記事では、初めて神戸へ旅行をするという方に向けて、王道の観光スポットを時間付きのモデルコースでご紹介いたします。初めての神戸旅行もこれで安心です!
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【1】11:30 神戸ビーフ取扱指定店「あぶり肉工房 西村家 三宮店」でランチ!(1日目)
神戸に到着したらまずはランチにしましょう!今回ご紹介するのは、神戸ビーフ取扱指定店に指定されている「あぶり肉工房 西村家 三宮店」。三宮の中心にあり、地元の人から観光客まで訪れる人気のお店です。
ランチタイムでは、神戸牛のランチセットA~Cや神戸牛焼肉特選ランチなど様々なセットが用意されています。今回ご紹介するのは、神戸牛肉1種類・ご飯・お味噌汁・サラダ・小鉢・香の物がセットとなった、神戸牛焼肉Aランチです。
良質な神戸牛をリーズナブルな価格で堪能することができます♩
- あぶり肉工房 西村家 三宮店
- 神戸 / 肉料理 / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:兵庫県神戸市中央区中山手通1-4-25 ミユキビル2F地図で見る
- 電話:0783356767
- Web:https://www.kobe-nishimuraya.com/sannomiya/
【2】13:00 共通入館券で「北野異人館街」を巡る(1日目)
「北野異人館街」にある異人館の数はとても多く、一つ一つ料金を払って見学をするとかえって高くなってしまいます。ある程度巡りたい異人館が決まっているのであれば、それに合わせて共通入館券を購入することをおすすめします。
異国情緒あふれる異人館巡りは、神戸旅行に欠かせません。
- 北野異人館街
- 神戸 / 観光名所 / インスタ映え / 重要伝統的建造物群保存地区
- 住所:兵庫県神戸市中央区北野町3丁目地図で見る
- Web:http://www.kobeijinkan.com/
「異人館巡りプレミアムパス」で巡る異人館
まずご紹介するのは、7館の異人館を巡ることができる「異人館巡りプレミアムパス」です。対象の異人館は、
- 1.うろこの家&展望ギャラリー
- 2.山手八番館
- 3.北野外国人倶楽部
- 4.坂の上の異人館
- 5.英国館
- 6.洋館長屋
- 7.ベンの家
となります。
◎料金
大人:3,000円、小人:800円
◎営業時間(7館共通)
冬期(10月1日〜3月31日)9:30~17:00、夏期(4月1日~9月30日)が9:30~18:00
◎休館日(7館共通)
年中無休
◎その他
北野外国人倶楽部でドレス体験が無料
それでは以下で、それぞれの館の特徴をご紹介します。
1.うろこの家(旧ハリアー邸)&展望ギャラリー
国の登録有形文化財や兵庫県住宅百選に指定され、神戸で最初に公開された代表的な異人館が「うろこの家」です。外国人のための高級借家として、明治後期に居留地に建てられ、大正時代に入ってから現在の場所へ移築されたと伝えられています。最後の住人であるハリアー氏は、1953年〜1968年まで「うろこの家」で暮らしていました。
「うろこの家」という名前は愛称で、天然石のスレート(粘板岩と言われる堆積岩の一種)で覆われた建物の外壁が魚のうろこに似ていることからそう呼ばれています。
また、西隣には展望ギャラリーが併設されており、ヨーロッパの近・現代絵画の名作を幅広く収集・展示しています。
お庭にはガトリンのイノシシ像が展示されており、イノシシの鼻を撫でると幸運に恵まれると言われています。
是非、鼻を撫でて幸運を祈ってみてはいかがでしょうか。
- うろこの家・うろこ美術館
- 神戸 / 建造物 / 雨の日観光 / 観光名所 / 美術館 / パワースポット / 歴史的建造物
- 住所:兵庫県神戸市中央区北野町2-20-4地図で見る
- 電話:0120-888-581(うろこの家グループ)
- Web:http://kobe-ijinkan.net/uroko/
2.山手八番館(旧サンセン邸)
サンセン氏の自宅として、明治時代後期に建設された洋館が「山手八番館」です。台形の張り出し窓が連なる特徴的な外観を持つ建物です。
館内には「サターンの椅子」という不思議な椅子があります。
女性は向って右側に、男性は左側に座ると願いが叶うとされています。
- 山手八番館
- 神戸 / 建造物 / パワースポット / 歴史的建造物
- 住所:神戸市中央区北野町2-20-7地図で見る
- 電話:0120-888-581(うろこの家グループ)
- Web:http://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/yamate
3.北野外国人倶楽部(旧フリューガ邸)
入口にライオンの石像があることから「ライオンハウス3号館」と呼ばれていた「北野外国人倶楽部」では、開港当時の居留者の会員制倶楽部(社交場)を再現しています。
広い敷地に建てられた邸宅には、主人用と使用人用に区別されたと思われる2つの階段が設けられています。館内には、17世紀のフランスの荘園にあったと伝えられている、百合紋様のレリーフの有る巨大な木製暖炉などがあります。
また、異人館巡りプレミアムパスで訪問した際は、貴婦人気分が味わえるドレスサービスを無料で体験することができます。思い出に是非ドレスを着てみてはいかがでしょうか。
- 北野外国人倶楽部
- 神戸 / 建造物 / 女子旅 / 穴場観光スポット
- 住所:神戸市中央区北野町2-18-2地図で見る
- 電話:(078)242-6458
- Web:http://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/foreignclu...
4.坂の上の異人館(旧チン邸)
東洋の趣きを感じることができるレトロな洋館が「坂の上の異人館」です。
一時期、中国領事館として使われていたことから、館内のインテリアは明朝(1368年~1615年)から清朝(1616年~1911年)に至るまで、中国の貴重な家具や美術品で統一されています。公開中の異人館の中で、唯一オリエンタル・テイストの異色の異人館です。
また、中庭に設置されている狛犬(獅子像)の間を歩けば「愛情に恵まれる」と言われています。
- 坂の上の異人館
- 神戸 / 建造物 / パワースポット / 歴史的建造物
- 住所:神戸市中央区北野町2-18-2地図で見る
- 電話:(078)271-9278
- Web:http://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/china
5.英国館(旧フデセック邸)
1909年の建築当時のまま保存されている異人館が「英国館」です。異国情緒あふれるコロニアル様式のバルコニーが特徴的です。
館内は、モダンデザインの父と呼ばれるウィリアム・モリスのファブリックで装飾され、17世紀のバロック朝から、19世紀のヴィクトリア朝時代の格式高いアンティーク家具や調度品が飾られています。
2007年、建築100周年を記念して「日本シャーロック・ホームズ・クラブ」の助言を得て、1893年に発表されたシリーズ20作品目『マスグイレブ家の儀式書』の描写に基づき、名探偵シャーロック・ホームズの部屋を館内に忠実に再現しています。
異人館が閉館した後はなんと素敵なバー「KING of KINGS」がオープン。お酒好きの人は、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
- 英国館
- 神戸 / 建造物 / 雨の日観光 / 歴史的建造物
- 住所:神戸市中央区北野町2-3-16地図で見る
- 電話:(078)241-2338
- Web:http://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/england
6.洋館長屋(旧ボシー邸)
1908年に建築された「洋館長屋」は、2つの家が左右対称に配置された風変わりな異人館です。白いオイルペンキ塗りの外観は、当時の代表的な洋館様式です。
元々は、2世帯が暮らせる外国人向けのアパートでした。この長屋を仮の住まいとした外国人の中には、ロシアの亡命貴族もいたと伝えられています。現在の邸内は、フランス美術品や豪華な調度品を中心に展示されています。
- 洋館長屋
- 神戸 / 建造物 / 穴場観光スポット / 歴史的建造物
- 住所:兵庫県神戸市中央区北野町2-3-18地図で見る
- 電話:(078)221-2177
- Web:http://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/france
7.ベンの家(旧フェレ邸)
北野のアドベンチャーワールドと呼ばれる異人館が「ベンの家」です。赤レンガの塀は、当時ドイツから取り寄せたレンガをそのまま使用していることから、神戸市より文化財として指定されています。
「ベンの家」は、イギリスの狩猟家ベン・アリソの日本の自邸だったことから、ベンが射止めた、動物の剥製が所狭しと展示されています。これらの動物は、現在では間近で見ることが殆どできない、大変貴重な剥製となっています。
- ベンの家
- 神戸 / 建造物 / 穴場観光スポット / 歴史的建造物
- 住所:兵庫県神戸市中央区北野町2-3-21地図で見る
- 電話:(078)222-0430
- Web:http://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/ben