ロンドン
ロンドン観光
古い建物が残る街並みが美しく交通機関が発達

ロンドン新名所!スカイ・ガーデンの予約と裏技2種

取材・写真・文:

福島在住
訪問エリア:18ヶ国

2018年9月7日更新

27,774view

お気に入り

写真:Olive

ロンドンの新名所として人気が高く、予約が取りづらいのが「スカイ・ガーデン」。地上約155mの高さからロンドンの街を一望できる場所です。天井までガラス張りで開放感あふれる空中庭園の予約方法と裏技、最新情報をご案内します。

この記事の目次表示

ロンドンの街を一望する方法

  • 写真:Olive窓の向こうに見えるのはロンドンの街並みとザ・シャード

現在ロンドンの街を上から眺める方法は、高さ135mの巨大観覧車「London Eye/ロンドン・アイ」、244mの高さから見るヨーロッパ一高いビル「The Shard/ザ・シャード」、新たに加わった64.5mの高さの「Tate Modern/テート・モダン」と、「Sky Garden/スカイ・ガーデン」の4か所です。

  • 写真:Olive中央手前にはセント・ポール大聖堂

今まで歴史的建造物が建つロンドンでは、セント・ポール大聖堂を越える高さの建造物を建ててはならないという暗黙の了解があったことから、高層ビル建設が許可にならない傾向がありました。そんな中、展望台付きの高層ビルとしては、ロンドン・アイやザ・シャードに次ぐ場所として2015年1月にオープン。正式名称は「20フェンチャーチ・ストリート/20 Fenchurch Street」です。

スカイ・ガーデンの魅力

  • 写真:Oliveグリーンがいっぱい!

ロンドン・アイもザ・シャードも、お値段が£20(¥2,909)以上と少々高めなのが難点。一方、テート・モダンは無料ですが、高さが64.5mとちょっと低めなので、いろいろ考慮すると、無料で地上155mからの眺めを堪能できるスカイ・ガーデンがお勧め。高層ビルが少なめのロンドンで360度のパノラマを楽しめるのは最高の気分です。

  • 写真:Olive左手がチーズグレーター(チーズ削り器)と中央がガーキン(ピクルス用のチビきゅうり)

ロンドンの一番高い場所にある庭園と言われる通り、フロアには緑があふれていて、リラックス効果も抜群。数少ない高層ビルを上空で間近に観察し、主要観光スポットを改めて上空から見学できるのも魅力です。

スカイ・ガーデンの場所は?

  • 写真:Olive曲線が美しい
  • 写真:Olive矢印がウォーキー・トーキー

その名の通り20 Fenchurch Streetにある高層ビルで、愛称が「ウォーキー・トーキー(Walkie Talkie)=トランシーバー」。ロンドンでは、建物に愛称がつくようで、この愛称もその形からです。

  • 写真:Olive

このビルの最上階の3フロアに、市民の憩いの場として作られたのがスカイ・ガーデン。3フロアには、レストランやカフェ、展望台があり、天井までガラス張りの開放的な空間に加え、緑でいっぱいの癒される空間でもあります。予約さえすれば無料で一般の方も入れます。

料金は?予約方法は?

スカイ・ガーデンの入場は無料ですが、英語の公式HPから予約が必要となります。以下に公式サイトでの手順をご案内します。

①公式HP右上にあるBOOK A FREE VISITを選択します。
②カレンダーから希望日を選択します。この時NO SLOTS~の文字が出てきたら予約不可ですので、日にちを選択しなおしましょう。
③選択出来た場合は、15分刻みになっているので、時間を選択します。月~金曜日までは、10時~18時まで。土、日曜日は、11時~21時まで予約可能。
④Adult(大人)、Child(子供)の人数をそれぞれ入れ、他の情報を入力して完了です。

予約完了後に送られてくるバウチャーを印刷して、当日は忘れず持参してください。

予約方法をご紹介しましたが、この入場チケットの入手がなかなか困難。予約できる日数が10日間ほどしか公開されておらず(2018年8月現在)、公開されるのが毎週月曜日なのですが、時間は未定。公開された途端に、予約が埋まってしまうという激しい競争率で、日本からだと時差もあり、なかなか難しいのが現状です。

スカイ・ガーデン入場の裏技 その1

  • 写真:Olive

そこでお勧めなのが「walk-in hours」という時間帯に入場する方法です。これなら、面倒な予約も不要です。ロンドンのお天気は変わりやすいので、その日のお天気で判断し、思い立ったその日に入場することができます。

  • 写真:Oliveビル正門の裏側、写真の左手がエントランス

時間帯は平日が7:00~10:00、18:15~。土曜日が8:00~11:00、21:15~。日曜日が、8:00~11:00、21:15~22:30となります。休日や夏休みなどの長期休暇中は人気だと思いますが、早朝はねらい目です。この日は8時前到着で閑散としていました。

次のページを読む

ロンドンの旅行予約はこちら


ロンドンのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

ロンドンのホテルを探す

ロンドンの航空券を探す

ロンドンの現地アクティビティを探す

ロンドンのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【2024】ヨーロッパの人気観光スポットTOP56!旅行好きが行っている観光地ランキング

ローマのコロッセオやトレビの泉、パリのエッフェル塔などヨーロッパの観光名所を、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実...


【2024】イギリスの人気観光スポットTOP35!旅行好きが行っている観光地ランキング

バッキンガム宮殿やビッグ・ベンなどをはじめとするイギリスの観光スポットを、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に...

【2024】ヨーロッパの人気のお城・宮殿TOP33!旅行好きが行っているお城&宮殿ランキング

バッキンガム宮殿やノイシュバンシュタイン城などをはじめとするヨーロッパの城・宮殿を、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在...

【イギリス】『ハリー・ポッター』ロケ地巡り!ファン必見のロンドン近郊完全版!

本場イギリスの『ハリー・ポッター』のロケ地。フォトジェニックなファン必見の名所を、ロンドン、そしてロンドンからアクセス可能なオックスフォード、コッツウォルズから...

バッキンガム宮殿予約方法徹底解説【ロンドン】

一般庶民にとっては、遠い世界。あのロイヤルファミリーの宮殿へ潜入できるのが、女王陛下不在の夏のひと時。豪華絢爛な世界へ、足を踏み入れてみませんか?チケットの入手...

この記事を書いたトラベルライター

お出かけ、食べることが大好き!
日帰りドライブから、国内、海外を問わずお出かけするのが大好きです。ずっとタウン重視でお買い物に夢中の旅でしたが、10年ほど前にアメリカ・サンフランシスコに在住。国立公園めぐりをしたことをきっかけに、自然も大好きになりました。少し歴史を知ってから出かけると楽しいこと、美味しい食べ物や綺麗な風景に出会えると幸せなこと。小さな情報が、誰かの楽しい!や嬉しい!につながったらいいなと思っています。これからも、いろんなところへ出かけて、たくさんの情報を発信してゆきたいと思っています。少しでも参考になれますように!

これで完璧!奄美土産31選はここで買う!

島特有の文化が残る奄美大島では、古くから島に伝わる調味料や、加工品が多くあり、お土産としても喜ばれそうな品が豊富です。特産品を使ったお菓子や、珍しい雑貨などと共...


半日で周れる!奈良のいいとこ取り観光スポット・ベスト3

日本の国宝の5分の1は、奈良県にあると言われるほど、見どころの多い奈良ですが、町中から離れている場所もあり、1度に見て周るのは大変です。そこであまり時間はないけ...


旨いものだらけ!山形で買いたいお勧めお土産33選

美味しいものに事欠かない山形。今回は、充実の品ぞろえを誇る、お勧めのスーパーや物産会館、道の駅のご紹介と共に、山形土産の定番品から、可愛いお土産、変わり種までご...

きっと一番心に残る旅!ベルギー・ブルージュの観光スポット14選

天井のない美術館やベルギーの水の都と呼ばれ、ベルギーで最も人気の街ブルージュ。街を流れる運河に羽を休める白鳥、歴史的な建造物と昔ながらの石畳、中世とほとんど変わ...

【長野】湯田中温泉周辺の観光スポット10選&お土産

長野でも潤沢な湯量を誇る湯田中温泉周辺はとても魅力的な場所。車で1時間圏内には、人気の観光スポットが目白押しです。素朴な温泉街、美味しいものに溢れた町歩き、地獄...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります