バレーアイランド(渓谷の島)の愛称で親しまれているマウイ島は、3,055mのハレアカラ山を有する自然あふれる島です。オアフ島からの日帰りツアーに参加すれば、効率よくマウイ島の魅力を堪能できますよ!
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マウイ島の日帰りツアーについて
今回筆者が利用したツアーは、JTBが主催する「マウイ島日帰り観光」。朝5:00頃にワイキキ周辺のホテルを出発し、20:00頃にホテル着の行程です。
マウイ島ではハレアカラ山頂へのドライブからイアオ渓谷散策、マウイ・オーシャン・センターでのランチ後、ラハイナの街を散策するというプランが組まれています。
ツアーの料金は大人1人395ドル(約44,240円)前後。オアフ島-マウイ島間の航空券、公園入場料、ランチ代、空港-ホテル間送迎すべて含まれています。ツアーバスに乗るだけで余計な不安もなく思う存分楽しむことができます!
それではツアーで訪れる見どころを、回る順番にご紹介していきます。
ハレアカラ国立公園
朝、マウイ島の玄関口であるカフルイ空港に到着すると、ツアーバスが迎えに来ており、そのままハレアカラ山のあるハレアカラ国立公園に向かいます。約1時間ほどでハレアカラ国立公園の入り口に着きます。道中の窓から眺める景色はオアフ島のそれとは異なり、のんびりとした景色を楽しむことができます。
ハレアカラ国立公園はマウイ島で最も有名で人気のある観光スポットです。ハレアカラはハワイ語で「太陽の家」の意味であり、サンライズは特に人気があります。2017年2月1日からはサンライズの時間帯には入場規制があり、個人で行く場合はウェブサイトからの事前予約が必要となっています。
ツアーでは3,055mの山頂まで車で行けますが、空気が薄くなるので山頂手前のビジターセンターで必ず休憩を取りましょう。山頂にはトイレがないのでトイレ休憩にも便利です。ビジターセンターの裏手にあるクレーターがサンライズの絶景ポイントでもあります。広大な景色に誰もが息をのみます。
山頂には駐車場と小さな小屋があるのみです。風が強い日や、寒さが厳しい時間帯にはありがたい風よけとなります。暑いイメージのハワイですが、標高3,055mの山頂は空気が薄く、寒いです。日射しも強いので、日焼け止めと防寒着は必ず用意していきましょう。
天気がいい日は山頂からハワイ島のマウナケアとマウナロアを見ることができます。雲を下に眺めるという貴重な体験もできます。生活音がしないため、風がない時間帯には静寂を感じることができます。遠くにいる人たちの会話も聞き取れるという、普段感じることができない感覚を体感してみてください。
ハレアカラ国立公園にはハワイの固有種であるシルバーソード(銀剣草)が生えています。ハワイでもハワイ島とマウイ島の高山地帯にのみ見ることができます。生涯を通じて一度しか花を咲かせないため、シルバーソードの花はめったに見られません。見ることができたらラッキーですね!
入園料 個人で行く場合車一台につき25ドル(約2,800円)3日間有効
ビジターセンター営業時間 日の出-0:00
- ハレアカラ国立公園
- マウイ島 / 自然・景勝地
- 住所:Haleakalā National Park PO Box 369 Makawao, HI 96768地図で見る
- Web:https://www.nps.gov/hale/index.htm
イアオ渓谷
イアオ渓谷州立公園はハレアカラ国立公園入り口から車で空港方面に約1時間強の距離に位置する、マウイ島の有名な観光スポットの一つです。カフルイ空港からは車で西へ20分ほどで着きます。作家マーク・トゥエインが「太平洋のヨセミテ」と絶賛した美しい景観としても知られます。
ハワイの神話や歴史にも登場するイアオ渓谷はハワイで2番目に雨の多い地域で、雲や霧がかかっていることがよくあります。天に向かって針のように細く伸びる岩、通称イアオニードル(イアオの針)は、天候によっては全景を見られないこともあるので、晴れた日に見ることができるのは貴重かもしれません。
入園料 個人で行く場合車一台につき5ドル(約560円)
- イアオ渓谷州立公園
- マウイ島 / 自然・景勝地
- 住所:Iao Valley State Park 54 S High St Wailuku, HI 96793地図で見る
- Web:http://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/maui/iao-valley-s...