ロシア・モスクワの「イズマイロフスキー市場(Izmailovsky Market)」では、伝統工芸品をはじめ、地元の食やお酒などさまざまな文化に触れられます!またお土産も安く購入できるなど、まさにおすすめのスポットです◎
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世界有数のメガシティ!ロシアの首都モスクワ
ロシアの首都モスクワは、ヨーロッパで最も人口の多い都市であり、世界有数のメガシティとして知られています。そんなメガシティ・モスクワでぜひ訪れてもらいたいのが、「イズマイロフスキー市場(Izmailovsky Market)」。こちらでは、マトリョーシカなどの伝統工芸品をはじめ、地元の食やお酒などさまざまな文化に触れられます!
ロシア・モスクワで訪れるべき「イズマイロフスキー市場」とは?
遊園地の廃墟跡に誕生した巨大マーケット
イズマイロフスキー市場は、遊園地の廃墟跡にできた巨大マーケットなので、まるでレトロな夢の国を訪れたかのような外観が特徴的です。世界中から訪れる観光客だけでなく、地元業者も買い付けに訪れるマーケットであり、モスクワ中心部のお店よりも種類が豊富に揃っているうえ、安く購入できるのが魅力です。また、マーケットならではの値切りを楽しめるのも嬉しいポイントです◎
最寄駅も必見!イズマイロフスキー市場へのアクセス方法
イズマイロフスキー市場は、地下鉄パルチザンスカヤ駅(Partizanskaya)から徒歩10分ほどのところにあります。モスクワの中心部からはタクシーで約40分と少し離れているものの、お土産を安く購入したい方やマーケットならではの雰囲気を楽しみたい方にとっては、少し足を伸ばしてでも行く価値のある場所です!
特にモスクワの地下鉄駅のなかには、大理石が使われていたりシャンデリアが飾られていたりと、まるで美術館や博物館を思わせるような駅も多いため、時間に余裕のある方は地下鉄で足を運ぶのがおすすめです◎
イズマイロフスキー市場の最寄駅である「地下鉄パルチザンスカヤ駅(Partizanskaya)」は、1994年の完成後2005年までは隣接する公園の名前から「イズマイロフスキー・パーク」と呼ばれていました。その後、ソ連戦勝60年を機にナチスに抵抗したロシアのパルチザンに捧げるといったテーマのもと、現在の名前に変更されています。
また、駅のなかには写真のような迫力のある戦勝モニュメントも飾られているため、イズマイロフスキー市場を訪れる際にはぜひ最寄駅である「地下鉄パルチザンスカヤ駅(Partizanskaya)」にも注目してみてくださいね!
奥へ進むにつれてディープになっていくイズマイロフスキー市場!
職人業が光る!マトリョーシカなども安く買えるお土産屋さん
イズマイロフスキー市場を入ってすぐの手前部分には、ロシアならではのさまざまなお土産を販売するお店が立ち並んでいます。朝9時から18時まで毎日営業していますが、特に卸日である水曜日には買い付け業者も訪れるなど1週間のうちで最も賑わっています。そのため、お土産の購入を目的に訪れる方で予定が合うのであれば、水曜日を狙って足を運ぶのも良いでしょう。
職人さんごとにマトリョーシカの表情やデザインも異なっているため、それぞれのお店ごとにユニークなマトリョーシカが所狭しと並んでいます。
数の多さゆえ選ぶのに時間がかかってしまいがちですが、せっかくモスクワを訪れたのであれば、お気に入りのデザインを探しながらじっくりと選んでみてはいかがでしょうか。お土産用の小さなマトリョーシカであれば、150ルーブル(約220円)程度から探せます。
またマトリョーシカだけでなく、職人業が光る数多くの作品にも出会えます。ショップのオーナーさん自身が職人であることも多く、世界にひとつだけのハンドメイド作品をアーティスト本人から購入できるのも、こちらのマーケットならではの魅力です。
イズマイロフスキー市場では、モスクワの中心地にあるお土産屋さんに比べて豊富な種類とリーズナブルな価格で販売されています。さらに、まとめ買いをする際には交渉次第で割引率が高くなるなど、市場ならではの楽しみ方も魅力のひとつです!そのため、店舗ごとに少しずつお土産を購入するよりも、お店を見定めたうえでひとつに絞り、お得にまとめ買いをするのが賢明です。
ウシャンカと呼ばれるロシア帽も幅広く揃っています。
まさにザ・ロシアといった光景にも出会えるのがマーケットであり、観光にも最適です!
掘り出し物に出会えるかも?!アンティークからガラクタまで揃うフリーマーケット
お土産屋さんを過ぎたところでは、土曜日と日曜日の朝9時から17時まで蚤の市が開かれています。軍服など時代を感じさせるようなヴィンテージ品からガラクタに見えてしまうものまで幅広く揃っていて、歩いているだけでも楽しめます。
また掘り出し物に出会えたときには、フリーマーケットならではの値段交渉を楽しむことで、納得の価格で購入することも可能です!そのため、アンティークやヴィンテージに関心のある方は、ぜひ蚤の市が開かれている週末に、イズマイロフスキー市場を訪れてみてくださいね。
自由に訪れられる美術館!100人以上の芸術家による作品が飾られている絵画公園
フリーマーケット同様、土曜日と日曜日の朝9時から17時まで開催されている絵画公園では、道の両側に100人以上の芸術家による絵画が飾られています。風景画や建築画などさまざまなジャンルの絵画があり、まるで自由に訪れられる美術館を歩いているかのような気分を味わえます!
その他、骨董市やミリタリーをテーマに軍事関連の道具や旗などが販売されているお店などもあり、土曜日と日曜日の朝9時から17時まで営業しています。このように、イズマイロフスキー市場にあるさまざまなお店をゆっくりと満喫したい方は、週末に訪れるのがベストです◎