美食の街サンフランシスコに滞在するなら、レストランだけでなくバー巡りにも挑戦したいもの。趣向を凝らした内装、こだわりのカクテル、絶好のロケーションなど魅力的な要素を兼ね備えたバーがたくさんある中で、今回は「お酒が飲めない人でも楽しめる」6店を紹介します。サンフランシスコらしさが感じられるお店で素敵な旅の思い出を作ってください。
この記事の目次表示
【1】「Urban Putt」で飲みながらパターゴルフ
レストランやカフェが集まるミッション地区の繁華街から2ブロックほど離れた一角に、外観は普通のアパートなのに中は手作り感満載のミニゴルフコースが広がる異空間的なお店「Urban Putt」があります。
サーカスや遊園地を連想させる内装がどこか怪しげで、生ビールから各種カクテルまで揃ったバーも併設。昼間は家族連れも多く健全な雰囲気なのに、21歳以上のみ入場可能の午後8時以降は大人の社交場に変身します。
最低限の説明書きしか見当たらないコースは謎解きの要素もあって、会話の糸口として効果的。ドリンク片手にプレーしてもよし、飲むだけでもプレーするだけでもよし。そんな自由な空間が楽しい夜を演出してくれるはずです。
- プレー代は13歳以上12ドル/約1270円、6〜12歳8ドル/約850円
- アーバン・パット
- サンフランシスコ / 居酒屋・バー
- 住所:1096 South Van Ness Avenue, San Francisco, CA 94110地図で見る
- 電話:415-341-1080
- Web:http://www.urbanputt.com/
【2】ゲームセンターとバーが合体「Emporium SF」
ミッション地区と同様にヒップな20〜30代に人気のノース・オブ・パンハンドル(NOPA)地区では、ゲームセンターとバーが合体した「Emporium SF」が2017年12月にオープンし、話題になっています。
1920年代に建てられた劇場の内部には50台を超えるアーケードゲーム機のほか、エアホッケーやビリヤード台がずらりと並び、なかなかの眺め。入場できるのは21歳以上のみで、ゲームはトークンを購入してプレーごとに投入する仕組みです。
重要なスポーツイベントがある時は大型スクリーンでの観戦を目的に集まるお客さんも多く、吹き抜けの場内に歓声やため息が響きます。食べ物は持ち込み自由なので、近所のレストランからピザやバーベキューを買ってきてパーティー感覚で集まるのもおすすめです。
- エンポリアム・サンフランシスコ
- サンフランシスコ / 居酒屋・バー
- 住所:616 Divisadero St. San Francisco地図で見る
- Web:http://emporiumsf.com/
【3】「The Interval」でアカデミックな時間を
イベント会場として知られるフォートメイソンセンターの敷地内にある「The Interval at Long Now」は、図書館と研究室を融合させたようなアカデミックな内装がフォトジェニック。丁寧に作られたカクテルに定評がありますが、コーヒーやお茶も注文できるのでお酒が飲めない人も安心です。
バーの天井を飾るのは、バーボンやウイスキーの入った丸底フラスコの列。実はこれ、お店を運営するロングナウ協会への寄付者に贈呈される「ボトルキープ」なのです。
ロングナウ協会は「より早く、より安く」という現代の流れに逆らい、「長期的な思考」を軸に文化の継承や創造を目指す民間組織。お店で定期的に開かれている講演やセミナーに参加すれば、賑やかなバーとはひと味違ったナイトライフが体験できるかもしれません。
- インターバル・アット・ロングナウ
- サンフランシスコ / 居酒屋・バー
- 住所:Landmark Building A, 2 Marina Blvd, San Francisco, CA地図で見る
- Web:https://theinterval.org/