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【静岡】三保松原も近く!東海大学海洋科学博物館・自然史博物館

取材・写真・文:

トラベルライター

2018年5月30日更新

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写真:トラベルライター

静岡市の東海大学海洋科学博物館・東海大学自然史博物館は、同じ敷地内で水族館も恐竜も見学できるお得なスポットです。イルカやアシカのショーはありませんが、大学の研究施設ということもあり、他の水族館とは一味違う、学ぶ楽しみもあります。世界遺産に含まれる三保の松原も近く、一緒に訪ねるのもおすすめです!

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さかなクンおすすめの水族館と恐竜の博物館が一度に見られる!

  • 写真:トラベルライター

東海大学海洋科学博物館と東海大学自然史博物館は、静岡市清水区三保にあり、同じ敷地内で隣接して建てられています。特に海洋科学博物館は、あの「さかなクン」がオススメの水族館とテレビで紹介されて話題になりました。大学の博物館といっても、子どもから大人まで、どなたでも見学できますよ。

東海大学海洋科学博物館

「津波実験水槽」で津波のメカニズムを知る

  • 写真:トラベルライター

博物館に入館する前に、プールのような水槽が目に入ります。こちらは津波実験水槽で、ミニチュアの津波を起こし、地形や波の条件の違いで津波の寄せ方がどう変化するかを見ることができます。

博物館内から入る見学場所から見たほうが全体を見やすいですが、実験が1時間毎と時間があいているので、外にいるときに実験が始まったら先に見ておくのもいいでしょう。

迫力の巨大水槽!いろんな角度から見られます

  • 写真:トラベルライター画像提供:東海大学海洋学部博物館

入り口を入るとすぐ目に入ってくるのは、サンゴ礁のキラキラした海の生物が見られる「きらきらラグーン」。さらに進むと、暗い中に汽車のように窓が並ぶ、昔ながらの水族館の展示が見られます。よく見ると、細かい所での見せ方の工夫や、管理が行き届いた生き物達の様子もわかりますよ。

  • 写真:トラベルライター

1階の見せ場は、10m×10m×6mもの大きな海洋水槽です。この1つの水槽の中に「サンゴ礁」「海藻」「砂底」「岩礁」の4つの海中景観が再現されていて、見る場所によって海中の様子が違っています。

  • 写真:トラベルライター

水槽のそばにある階段をおりると、この水槽を真下から見ることができます。水槽の上から、横から、下から、どんな場所にどんな生き物がいるか、泳いでいる魚はもちろん岩の影や底にいる生物も探してみてくださいね。

研究施設ならではの展示も

  • 写真:トラベルライター

静岡県の海である駿河湾は、日本で1番深い湾であることをご存知ですか?そんな駿河湾の深海に生きる生き物の標本も勢揃いしています。ちょっとグロテスクな形で色味も単調な深海魚の標本が、アートのように美しく見やすく展示されているのです。

  • 写真:トラベルライター

ながーーい「リュウグウノツカイ」の雌雄や、生きた化石と呼ばれる「ラブカ」の標本も。大学の研究成果と一緒に展示されています。

  • 写真:トラベルライター

カクレクマノミの繁殖や育成についての研究成果もあるそうで、その設備や育成方法を見ることができます。水族館のバックヤードが見られるのも、貴重な体験ですよね。

小さな子どもが楽しめるスペースも

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター

見られるバックヤードの表側には、この館で育成されたカクレクマノミがたくさん!真ん中にある円筒形の水槽は、中心部に入ることができるのです。水槽越しに、カクレクマノミと一緒に泳いでいるような写真が撮れますよ。

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター

海辺の生き物に触れることができる水槽や、折り紙などで遊べるキッズスペースもあります。

海の科学も楽しみながら学べる

  • 写真:トラベルライター

2階へ上がると、そこは海の科学博物館。体験をしながら、海を学べるスペースです。

  • 写真:トラベルライター

クジラの全身骨格は、写真におさめるのが難しいほどの大きさです!船や海で使う道具の実物もありますよ。

  • 写真:トラベルライター

子どもたちが夢中になっていたのは、この「メクアリウム」。魚など海の生物の動きを再現した機械「メカニマル」を自分で動かすことができるのです。プールでは定期的に実演も行われます。また、3Dハイビジョンシアターも、決まった時間に上映されます。

東海大学海洋科学博物館
静岡 / 水族館 / 博物館 / 穴場観光スポット / 遊び場
住所:静岡県静岡市清水区三保2389地図で見る
電話:054-334-2385
Web:http://www.umi.muse-tokai.jp/

東海大学自然史博物館

自然史博物館は2002年にリニューアルオープンした博物館です。恐竜をはじめとした古生物について展示・解説されています。

迫力!恐竜の世界

  • 写真:トラベルライター

最初に3階へあがり、約4億年前に生きた脊椎動物のコーナーを見終わると、大きな恐竜の全身骨格が現れます。小さいものから大きなものまで、いろんな恐竜の骨格が展示されているのです。

マンモスやアンモナイトの化石も!

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター

2階には、5億4,200万年前の海に生息していた生物の化石や、恐竜が絶滅した後に発展したマンモスなどの骨格標本が展示されています。触れることのできるアンモナイトの化石や、哺乳類として人類の骨格もありますよ。

もっと知りたい!子どもの調べ学習に

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター

1階には博物館のある静岡県の自然についての展示と、化石や標本を実際に触れたり本で調べることができる「ディスカバリールーム」があります。棚にある箱の中に、いろいろなものが入っていますよ。

【閉館】東海大学自然史博物館
静岡 / 博物館 / 子供が喜ぶ
住所:静岡県静岡市清水区三保2389地図で見る
電話:054-334-2385
Web:http://www.sizen.muse-tokai.jp/

周辺は富士山の絶景ポイント!三保松原と一緒に行ける

  • 写真:トラベルライター

世界文化遺産である富士山の構成資産に登録されている「三保松原」が近く、セットで訪ねることもできます。周辺には富士山と海の景色を見られる場所がたくさんあるので、散策も楽しめますよ。東海大学海洋科学博物館と自然史博物館、ぜひ訪ねてみてください!

三保松原
静岡 / 自然・景勝地 / 観光名所 / ハイキング / 富士山ビュースポット / 世界遺産
住所:静岡県静岡市清水区三保地図で見る
電話:054-221-1310

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