修善寺駅から車で約20分のところにある吉奈(よしな)温泉。その中で江戸時代から続く老舗温泉旅館が「東府や(とうふや)Resort&Spa」です。旅館に併設されている、足湯に入りながらパンが食べられるベーカリーカフェに立ち寄るだけでも楽しいスポットですが、泊まって温泉やスパで癒されるのもおすすめ♪1泊2日で楽しめる「東府やResort&Spa」の過ごし方をご紹介します。
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「大正館 芳泉」でウェルカムドリンクを飲もう!
「東府やResort&Spa」に到着後は、玄関棟でチェックインして客室へ移動します。落ち着いたら、宿泊棟から少し歩いたところにある「大正館 芳泉(ほうせん)」へウェルカムドリンクを飲みに行きましょう。
「大正館 芳泉」は明治時代当時、セレブの方々をもてなす社交場として利用されており、館内では1910年から30年代の欧米で流行っていた「アールデコ」をテーマにしたインテリアと「大正浪漫」の雰囲気を楽しめます。
宿泊者は無料で白ワインやピーチティー、伊豆で生産された梅を使ったジュースを飲むことができます。また、宿泊者以外の方も西伊豆の保存食「しおかつお」を使ったうどんなどランチやスイーツを食べられるので、立ち寄りの方もぜひ利用してみて。
「大正館 芳泉」基本情報
- 時間:[ランチ]11時30分~14時(ラストオーダーは13時30分)、[カフェ]11時30分~17時、[ラウンジ]11時30分~17時(宿泊者限定)
- 休日:[ランチ]火曜日・水曜日、[カフェ・ラウンジ]無休
- URL:http://www.tfyjapan.com/taishokan/
- 大正館 芳泉
- 修善寺・中伊豆 / カフェ・喫茶店
- 住所:静岡県伊豆市吉奈98地図で見る
- Web:http://www.tfyjapan.com/taishokan/
吉奈川に沿った庭園を散策しよう!
ウェルカムドリンクを堪能した後は、広大な庭園を散策するのもおすすめ。山と川に囲まれた「東府やガーデン」では季節を彩る花を見ることができます。春には桜が咲くほか、初夏には近くにある「お万の庭」でホタルが舞う様子を眺められます。
「東府やガーデン」内にある滝見テラスや「お万の庭」では滝を見ることができます。吉奈川のせせらぎとともに、滝の流れる音を聴きながら散策してみて。
江戸時代に活躍した女性たちと文豪ゆかりの資料をチェックしよう!
庭園内にある「東府や資料館」では、徳川家康の側室で水戸藩初代藩主や紀州藩初代藩主の母親・養珠院(ようじゅいん)お万の方に関わる資料や、幕末、伊豆下田で初代総領事ハリスの侍女として仕えた「唐人お吉」に関わる資料が展示されています。
また旅館内にある「東府や歴史館」では、『城の崎にて』を執筆した文豪・志賀直哉が「東府や」で麻雀をした時の麻雀牌(マージャンパイ)や記念写真も展示されています。歴史好きの方はぜひチェックして。
「懐石茶や水音」で創作懐石料理を堪能しよう!
食事は江戸時代の建物をリニューアルした「懐石茶や水音」にて、懐石料理を堪能できます。夕食は季節によって提供する料理が変わりますが、沼津の魚市場から直送の鰹や金目鯛の刺身、伊勢海老の煮物、桜海老の五目御飯などを味わえます。
また朝食は伊豆近海で獲れた金目鯛の焼き魚や湯葉、釜揚げしらすなどのおかずの盛り合わせを味わえます。かまどで炊いたご飯と一緒に堪能しましょう。
伊豆最古の温泉とスパで身も心も癒されよう!
奈良時代から続く伊豆最古の温泉「吉奈温泉」。奈良・東大寺の創建で活躍した行基(ぎょうき)上人によって発見された温泉を、「東府や」では4つの露天風呂と2つの内風呂で堪能できます。
泉質はアルカリ性単純泉。神経痛や筋肉痛、冷え性、疲労回復などに効果があるといわれています。ツルっとした温泉に入って、日頃の疲れを癒してみて。
また「mahora Spa(まほらスパ)」でマッサージやエステを受けてみるのもおすすめ。「ことだまリチュアル」と呼ばれる儀式で、心身ともに落ち着いてから施術を行います。
「mahora Spa」基本情報
- [トリートメント] 14時30分~23時(ご予約制) ※最終受付は平日21時30分、土日祝日・お盆期間・年末年始22時30分
- [ショップ] 14時30分~21時30分
- URL:http://www.tfyjapan.com/spa/
- まほらスパ
- 修善寺・中伊豆 / エステ・スパ / マッサージ
- 住所:静岡県伊豆市吉奈98地図で見る
- Web:http://www.tfyjapan.com/spa/