世界中から多くの人が集まるアジアの中心地、シンガポール。中華にイタリアン、インド料理に日本食と、お金を出せばな〜んでも食べられる美食大国です。その中でも知られざる隠れB級グルメといえば「クレイポットライス」。一度食べたら忘れられなくなるその味は、一体どんなものなんでしょう?今回は、絶品のクレイポットライスを探しに人気店へ潜入してみました!
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クレイポットライスってどんなもの?
日本のガイドブックでも必ず紹介されているシンガポールのローカルフード、クレイポットライス。実はこれ、ご飯と鶏肉を入れた土鍋をアツアツに加熱して炊いた「土鍋ご飯」なんです。
中身は鶏肉(豚肉、牛肉のバリエーションがあるお店も)、中華ソーセージ、野菜といったシンプルなもの。大きさもお店によって様々で、1人前サイズから、4〜5人でシェアする大きな土鍋に入っているものまであります!
本格的なお店の場合は生米からご飯を炊くので、出来上がりまで約30〜40分。それだけ本格的なので、お味もまた格別です。出来上がるまでの時間は、サクッとつまめる前菜やお酒を買って待つのがオススメですよ。
その食べ方、伝授します!
注文したクレイポットライスが運ばれてきたら、まずは熱いうちにすばやく混ぜるのが鉄則!お店によってちょっとずつ違いますが、上にたらしてある醤油(またはソース)と具、お米をまんべんなく色がつくまで混ぜるのがおいしく食べるコツです。
専門店では、やり方が分からなくても、お店の人が来て手早く混ぜてくれますよ。よく混ぜ合わせたら、熱々のうちに召し上がれ♪
味が染み込んだ具とお米がマッチして、それはもう絶品。最後には、土鍋にはりついたご飯のお焦げが現れて、カリカリ具合が香ばしくてたまりません。焼きおにぎりに親しんでいる日本人なら、このお焦げはやみつきになること間違いなしです!
人気店はこの3選
【1】クレイポットライス発祥のお店、Lian He Ben Ji Claypot Rice(リアン・ヘ・ベン・ジ・クレイポット・ライス)
チャイナタウンの庶民派ホーカーズ「ChinaTown Complex」の2階にあるこのお店。建物の見かけは、まさにザ・ローカル。女性だとちょっと入るのに躊躇しますが・・・入ってみると、地元民で溢れていてかなりの活気があります!
実はこのお店、シンガポールのグルメ本「マカンスートラ」で最高得点をつけられたこともある名店。1979年に開業し、30年以上の歴史がある老舗店なのです。16時オープンですが、16時すぎには既に注文済みのお客さんや並んでいる人もチラホラ。
注文するなら定番のミックス(チキンやソーセージの具)がいちおし。サイズによってお値段が変わります(1人前は$5。それ以外には$8/10/12/15/20があり。)数人で行くなら少し大きめを買って、みんなでシェアしましょう。チキンがゴロゴロ入っていて、醤油の香り&スモーキーな風味が食欲をそそります!
近くにはアルコールやジュースが買える店や、ローカルフードを売っている店もたくさん。クレイポットライスとおつまみを買い、地元民に混ざってシンガポールの食文化を体験するのも旅の醍醐味です♪
中華雑貨が手に入るパゴタ・ストリートもすぐそこなので、食べ終わった後はお手頃価格のお土産を探してみては♪
- リアン・ヘ・ベン・ジ・クレイポット・ライス
- チャイナタウン / アジア料理
- 住所:Chanatown Complex Food Centre #02-198/199, Block 335 Sumith Street, Singapore地図で見る
- 電話:6227-2470