シンガポールは子供連れにも人気の旅先ですが、ホテル代の相場がかなり高めの土地柄、家族で行くと宿泊費がかさんで困る…と悩む方も多いのでは。シンガポールステイにおすすめな超穴場のホテル、「YMCAアットワンオーチャード」をご紹介します。
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シンガポールのホテル事情とは
シンガポールは常夏の国(一年中プールに入れる!)で、清潔&治安が良いことからファミリー層に人気が高い海外旅行先です。しかし小学生以上の子供を複数連れて行くとなると、悩んでしまうのが宿泊料金の高さ。
シンガポールの宿泊先といえば、「マリーナベイ サンズ」やセントーサ島内のリゾートホテルなどが有名ですが、大人2人+子供2人の宿泊料金はオフシーズンでも1泊5~6万円は下らず、夏休みや年末年始は1泊10万円を超えてしまうことも!
もちろん市内には低価格のホテルもありますが、おしなべて交通の便が悪いことが多く、最寄り駅から10分以上歩くこともざら。炎天下のシンガポールで子供を連れて歩くのは数分が限界で、公共交通機関からのアクセスの良さは重視すべきポイントです。本記事でご紹介する「YMCAアットワンオーチャード」は、リーズナブルかつ好立地という2つの条件をクリアした、超穴場のホテルなんです!
MRT駅もバス停も至近!好立地なホテル「YMCAアットワンオーチャード」
最寄りのMRT「ドービーゴート駅」からはわずか240m
「YMCAアットワンオーチャード(YMCA @ One Orchard)」は、YMCAが運営する宿泊施設で、シンガポール有数のショッピング街である「オーチャードロード」の先の通りに位置しています。最寄り駅は地下鉄MRT「ドービーゴート(Dhoby Ghaut)駅」で、駅からホテルまではわずか240m・徒歩2~3分という便利さです。駅に着いてから忘れ物に気づいてもさっと取りに戻ることができ、子連れには特にストレスフリー♪
- 出典:www.flickr.comDhoby Ghaut MRT station, Singapore by Jnzl's Photos
MRT「ドービーゴート(Dhoby Ghaut)駅」は、MRT南北(NS)線、北東(NE)線、環状(CC)線の三路線が乗り入れるターミナル駅で、どこに行くにも便利。「マリーナ方面」へは南北線で、「クラーク・キー」や「チャイナタウン」「リトルインディア」へは北東線で、いずれも乗り換えなしで行くことができます。
駅からは緑地を通って道を一本渡ると、「オーチャードロード長老派教会(Presbyterian Church)」の印象的な白い建物があり、ホテルはその2~3軒先になります。とても分かりやすいので、シンガポールが初めてでも迷うことはないでしょう。
ホテルの目の前にはバス停「YMCA」
また「YMCAアットワンオーチャード」のホテルエントランス目の前にはバス停があり、停留所名はそのままずばり「YMCA」。降りる際に間違いようがなく、これまた便利に利用することができます。ちなみにシンガポールの玄関口・チャンギ空港から、こちらのバス停まで「36」のバスで1本で来ることができ、空港からのアクセスも抜群です。
シンガポール市内には路線バスが網の目のように走っており、時刻表はなし。乗りたい路線の数字がバス停に書いてあれば、待っていればそのうちやってきます(だいたい10~15分間隔で走行)。日本のように、「今何停留所前にバスがいるか」を電光表示するバス停もあり、スマホサイトで位置情報を検索することもできますので、慣れればバスはとても使い勝手がよい交通機関です。
「YMCAアットワンオーチャード」のお部屋・施設・食事・料金など
シンプルながら必要十分な室内設備
「YMCAアットワンオーチャード」の客室は全111室あり、筆者が宿泊したのは「ファミリールーム」と呼ばれるお部屋。ダブルベッド1台、シングルベッド2台が備わり、4人家族のステイには十分です。リッチな内装ではありませんがリネン類は清潔で、ホテルで過ごす時間が短くほぼ寝るだけという場合にはぴったりでしょう。
バスルームにはハンドシャワーが備わり、湯量もしっかり。バスタブはありませんが、シャンプーなどのアメニティやタオル、ドライヤーは一通りそろっています。シンガポールは「ナイトサファリ」や「ライトアップイベント」など夜のお出かけスポットが多く、必然的にホテルの滞在時間は短くなるため、これくらいのシンプルな設備でも十分に感じます。