シドニー
シドニー観光
シティもビーチも楽しめる南半球最大の都市

シドニーで食べたい!定番オーストラリアンフードとおすすめレストラン

取材・写真・文:

オーストラリア在住
訪問エリア:28ヶ国

2022年4月15日更新

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写真:Mayumi Iwasaki

オペラハウスなどの観光地やコアラやカンガルーなどの野生動物と違って、あまり馴染みのないオーストラリア料理ですが、実は美味しいものがたくさんあります。今回は在住者である筆者がおすすめする、シドニーに訪れた際に必ず食べておきたいオーストラリアンフードと、それが楽しめるレストラン&カフェをご紹介します。

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1. パブで「オージービーフのステーキ」

  • 写真:Mayumi Iwasaki

なかなかイメージしづらいオーストラリア料理の中でも、恐らく一番メジャーな存在の「オージービーフ」。広大な大地で育まれたオーストラリア産の牛肉は、脂身が少なめの赤身肉「アンガスビーフ」が主流でしたが、最近では柔らかい霜降りのWAGYUと呼ばれるオーストラリア産の和牛ブランドも人気です。

  • 写真:Mayumi Iwasakiバーベキューはオージーの中でも定番アクティビティの一つ

週末になると至る所でお肉の焼けるいい香りが漂うバーベキュー大国のオーストラリアに訪れたら、オージービーフは豪快にステーキで食べておきたいところ。高温で調理されジューシーな肉汁を閉じ込めたステーキは、ナイフを入れた瞬間肉汁がジュワーと流れ出し、お肉そのものの美味しさが楽しめます。

おすすめのレストラン「Bopp & Tone(ボップ&トーン)」 

  • 写真:Mayumi Iwasakiクラシックな雰囲気のBopp & Toneの店内

オーストラリアでは高級ステーキ店だけでなく、街中にあるパブやレストランなどでも、気軽にリーズナブルなお値段でボリュームタップリのステーキが食べられます。手軽にステーキを食べたい時に筆者がオススメするのは、シドニーCBD(中央ビジネス区域)のオフィス街にあるレストラン&バー「Bopp & Tone(ボップ&トーン)」です。

  • 写真:Mayumi Iwasakiテラス席でのランチは気持ちいいしリーズナブル

クラシックで重厚な雰囲気が漂う店内と、風通しがよく緑溢れる雰囲気のテラス席。二つの相反する雰囲気の中でランチからボリュームタップリのステーキが楽しめます。

  • 写真:Mayumi Iwasakiバー・メニュー限定のサーロインステーキ($35.00 / ¥3,280)

看板商品のTボーンステーキは、1kgと量が多くお値段も$200近くするので少々敷居が高め。そんな中でおすすめなのが、テラス・バーの席で食べるランチメニューのステーキです。ウッドグリルで調理されたボリュームたっぷりの柔らかいサーロインステーキが、リーズナブルなお値段で楽しめます。

  • 写真:Mayumi Iwasakiランチのハウスワインは一杯$6.00(¥560)でリーズナブル

ランチであればハウスワインが一杯$6.00(¥560)が飲めるので、是非ステーキと一緒に赤ワインを楽しみましょう。場所はWynyard(ウィンヤード)駅のバスターミナルのすぐ目の前とアクセス抜群なので、観光やショッピングの合間のランチスポットとしてもおすすめです。

ボップ&トーン
シドニー / オーストラリア料理 / ランチ / ステーキ
住所:60 Carrington St, Sydney NSW 2000地図で見る
電話:02-9299-9997
Web:https://boppandtone.com.au/

2. オイスターバーで「シドニー・ロックオイスター」

  • 写真:Mayumi Iwasakiオーストラリアでお馴染みのシドニーロックオイスター

周囲が海に囲まれ新鮮なシーフードが楽しめるオーストラリアで、間違いなく筆者がおすすめしたいのがオイスター(牡蠣)です。オーストラリアで牡蠣は熱調理するよりも生の状態でいただくのが主流で、レストランに入るとまず最初に生牡蠣をスターターとしてオーダーします。日本で言う「枝豆」のようなイメージでしょうか?

  • 写真:Mayumi Iwasaki

オイスターの種類は大きく分けて「シドニー・ロックオイスター」と「パシフィック・オイスター」の2種類あり、筆者のお気に入りは「シドニー・ロックオイスター」です。日本の牡蠣に比べて身は小振りながらも香りが濃厚で、凝縮された旨味がキリッと冷えた白ワインに合います。因みに「シドニー」とありますが、シドニー原産という訳ではありません。

おすすめのレストラン「The Morrison Bar(ザ・モリソン・バー)」 

  • 写真:Mayumi Iwasaki

シドニーでロックオイスターを食べるなら、絶対に外せないのがシドニーCBDにあるオイスター・バー「The Morrison Bar & Oyster Room(ザ・モリソン・バー & オイスター・ルーム)」。「シドニーでオイスター」と言えば必ず名前の挙がる名店です。

  • 写真:Mayumi Iwasaki是非1人1皿ダース(12個)でオーダーしましょう!

こちらでは産地ごとに毎日様々な種類のオイスターを用意していますが、特におすすめなのが毎週水曜日18:00から行われている「オイスター・アワー」。新鮮なシドニーロックオイスターが1個$1.50(¥140)で食べられます。ビールやワインが一杯$6.00(¥560)で楽しめるハッピーアワーと合わせると、さらにリーズナブルに楽しめますよ。

ザ・モリソン・バー & オイスター・ルーム
シドニー / 魚介・海鮮料理 / ランチ / バー
住所:225 George Street Corner of, Grosvenor St, Sydney NSW 2000地図で見る
電話:02-9247-6744
Web:https://www.themorrison.com.au/

3. 波打ち際で「フィッシュ&チップス」

  • 写真:Mayumi Iwasaki

白身魚のフライにフライドポテトを添えた「フィッシュ&チップス」は、英国の文化を色濃く残すオーストラリアでも定番のソウルフード。パブやレストランでもド定番と言われるメニューで、お店ごとに魚の種類や調理法の違いが楽しめます。

  • 写真:Mayumi Iwasaki

シドニーで美味しいフィッシュ&チップスを食べたい時は、シティの東10kmの位置するWatsons Bay(ワトソンズ・ベイ)に訪れましょう。ワトソンズ・ベイは、シドニー湾の入口にあたる半島(サウスヘッド)一体の漁師の街として栄えていたエリア。フェリー乗り場もあるので、日帰り観光のスポットとしても人気の場所です。

  • 写真:Mayumi Iwasakiオーストラリア最古のフィッシュ&チップス「Doyles(ドイルズ)」の本店

ワトソンズベイのランドマーク的な存在であるシーフード・レストラン「Doyles(ドイルズ)」は、シドニー最古のフィッシュ&チップス店です。本店の「Doyles on the Beach(ドイルズ・オン・ザ・ビーチ)」はMarine Parade(マリーン・パレード)のビーチ沿いにあります。

ドイルズ・オン・ザ・ビーチ
シドニー / 魚介・海鮮料理 / ランチ
住所:11 Marine Parade, Watsons Bay, NSW地図で見る
Web:http://www.doyles.com.au/

おすすめのレストラン「Doyles on the Wharf(ドイルズ・オン・ザ・ワーフ)」

ファンシーな本店でフィッシュ&チップスもいいですが、筆者のおすすめはカジュアルなテイクアウェイ(持ち帰り)専門の姉妹店「Doyles on the Wharf(ドイルズ・オン・ザ・ワーフ)」。本店よりもリーズナブルなお値段で、手軽に美味しいフィッシュ&チップスが楽しめます。

  • 写真:Mayumi Iwasaki定番のフィッシュ&チップス($16.90/¥1,580)は外せません。

ここに訪れたら、まずはフィッシュ&チップスをオーダー。衣にビールを混ぜることでサクッと揚がる「ビア・バタード」で調理されたフィッシュ&チップスは、外側はカリカリ、中は熱々ホクホク。ベースの白身魚は、追加料金でオーストラリアお馴染みのバラマンディをはじめ、鱚(きす)などにも変更できます。

  • 写真:Mayumi Iwasakiワトソンズベイのフェリー乗り場桟橋の上にある「ドイルズ・オン・ザ・ワーフ」

お店があるのはフェリー乗り場の桟橋の上。持ち帰り専門店ながらもテーブルと椅子が並ぶイートイン席もあり、そこからはフェリーの発着する様子やシドニー湾が望めます。アルコールもオーダーも可能なので、ビールや白ワインと一緒にフィッシュ&チップスが楽しめますよ。

  • 写真:Mayumi Iwasakiワトソンズベイ越しにシドニーシティを望むロバートソン・パーク

お店のすぐ目の前には大きな公園の「Robertson Park(ロバートソン・パーク)」やビーチもあるので、芝生やベンチに座りながら揚げたて熱々のフィッシュ&チップスを頬張るのもいいですね。波打ち際で食べるフィッシュ&チップスは、より味わい深い気がします。

ドイルズ・オン・ザ・ワーフ
シドニー / 魚介・海鮮料理
住所:Watsons Bay Wharf, Watsons Bay, NSW地図で見る
Web:http://www.doyles.com.au/

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この記事を書いたトラベルライター

シドニー在住 / 建築好きフォトグラファー&ライター
東京生まれ、子供時代をメキシコやイギリスで過ごした後、現在は都市と自然が隣接するマルチカルチュラルな街、オーストラリア・シドニー在住。
元「建築士&インテリアデザイナー」で、現在は「フォトグラファー&ライター」のmayumiです。

旅が大好きで、訪れた国は北米やアジア、ヨーロッパなど合わせて28ヶ国60都市以上。

専門のインテリアや建築、アートなど、デザインインスピレーションを刺激するものを始め、在住者だからこそお伝えできるシドニーのライフスタイル、美味しいもの、素敵なお店やフォトジェニックな風景などをご紹介します。
https://sydneytales.com/

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