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タイ観光
多彩な魅力をもつタイには世界中から多くの旅行者が訪れる

タイに行ったら、これ食べよ!おすすめスイーツ

取材・写真・文:

オーストラリア在住
訪問エリア:36ヶ国

2018年8月13日更新

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タイではレストラン、スーパー、屋台、どこに行っても気軽に甘いものが食べられます。素朴な味がうれしいスイーツや、食べるのが惜しいほど美しいスイーツなど、種類も豊富です。せっかくのタイ旅行、いろいろなスイーツをお試しあれ。

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アイスクリーム

常夏の国タイ、やっぱりアイスクリームは欠かせません。「Swensen’s」「ハーゲンダッツ」などの高級アイスクリームもいいですが、タイに行ったら、やっぱりタイらしいアイスクリームが食べたいという方には、屋台、自転車やバイクで移動販売しているアイスクリームがおすすめです。

下の写真はウィークエンドマーケットのアイスクリーム屋台です。ここのアイスクリームは1840年から続く昔ながらの秘伝のレシピで作られたものだとか、、、。ウィークエンドマーケットにはアイスクリームのほか、いろいろなスイーツを売っていますから、買い物ついでにいろいろ試してみるのもいいですね。

  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

タイらしいフレーバーはココナッツやマンゴー、味がやたらに濃いタイのアイスミルクティー味、紫色のタロイモ味など。ナッツ、チョコチップなどのトッピングもあります。注文は簡単!アイスの味、コーンやカップなど何に入れるか、トッピングを指差せばOK。

チャトゥチャック・ウイークエンドマーケット
チャトゥチャック / 市場・朝市 / おみやげ屋
住所:Kampaengphet 3 Rd., Ladyao , Chatuchak district , Bangkok地図で見る
電話:02-272-4440
Web:http://www.chatuchakmarket.org/

カノムパン・アイスクリーム

もっとタイらしさを追求したければ、「カノムパン・アイスクリーム」を試してみてください。「カノム」はタイ語でお菓子全般を指しますが、「カノムパン」はそのまま「パン」のことです。

屋台や移動販売のアイスクリーム屋さんにはコーンやカップの他に必ずと言っていいほどパンが置いてありますから、コーンやカップでなく、パンを選び、そのパンにアイスクリームを挟んでもらいましょう。さらにタイらしくするためにトッピングには「カオニャオ(もち米)」をどうぞ。もち米とアイスという微妙な組み合わせですが、けっこうハマる味です。

日本から来たメロンパンアイスクリーム

カノムパン・アイスクリームはタイでは昔からある食べ方なのですが、最近タイ人の間で話題になっているのが「メロンパンアイスクリーム」です。なんと、日本の金沢が発祥の地なんだそうですが、バンコクではセントラルワールドの3階に店舗があります。

  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

このメロンパンアイスクリーム、筆者が訪れた際は開店記念価格で119バーツ(400円)が89バーツ(300円)になっていました。アイスのフレーバーはバニラ、チョコと抹茶。ソースはストロベリー、抹茶、バニラ、キャラメルの4種類。トッピングは別料金で一種類20バーツ(67円)です。オーブンから出てきたばかりの熱々のメロンパンにアイスクリームを挟んだというのが人気の秘密かもしれません。

この他にもミルクシェイクや、バブルポップ入りアイスティーなどの飲み物も売っています。

  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

このイチゴミルクシェイク(110バーツ=370円)は、ちょっと「看板に偽りが、、、」と言いたくなるような見た目ですが、昔お風呂屋さんにあった「イチゴ牛乳」を彷彿とさせる懐かしい味でした。

セントラル・ワールド
サイアム / ショッピングモール・デパート
住所:4,4 / 1-2,4 / 4, Ratchadamri Road, Pathumwan, Bangkok 10330地図で見る
電話:+62 264 07000
Web:http://www.centralworld.co.th/th/

タプティムクロープ

細く砕いた氷か、かき氷にココナッツミルクとタプティムクロープを加えた冷たーいスイーツです。フードコートには、必ずと言っていいほどタプティムクロープを売るブースがあります。店先には下の写真のようにボールに入ったカラフルな具が並べられていますから、見つけやすいはずです。

タプティムクロープというのはタイ語で、タプティム(=ザクロ)+クロープ(=コリコリの食感)という意味で、食紅でピンクにしたクワイの小片にタピオカ粉(片栗粉のようなスターチ)をまぶしてゆでたものです。ザクロのような可愛い外観で、スターチのグニュグニュ感、クワイのシャキシャキ感が病みつきになる美味しさです。

  • 写真:Booboo56具とシロップは先入れでした。
  • 写真:Booboo56ピンク色のがタプティムクロープ。他に注文した具は茹でクワイ、グラスジェリー(仙草ゼリー)。

タプティムクロープと氷だけでも注文できますが、カウンターに並んだいろいろな具をいくつか加えてもらうことができます。置いてある具は店によって違いますが、定番は黒豆、コーン、サツマイモやかぼちゃの甘煮、タロイモ、ココナッツの果肉、ジャックフルーツ(これはけっこう個性的な味と食感です)、サーリムと呼ばれるスターチで作ったピンクやグリーンのグニュグニュしたヌードル状のものなどで、ジャックフルーツ以外は素朴な優しい味なので安心して食べられますよ。

値段は加える具の数によって違いますが、タプティムクロープに2〜3種類の具を加えてもらって30〜40バーツ(100〜134円)です。

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この記事を書いたトラベルライター

頭の中は食べることばかり、元バックパッカー 
観光というより、暮らすように旅できるオーストラリア・クイーンズランド州にあるサンシャインコーストの魅力をお伝えしたくて、トラベルライターになりましたが、なかなか思うような記事ができず奮闘中。
旅行の目的は「食べること!」、旅行先で出会った美味しいものもご紹介していきたいと思っています。

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