海外旅行に行きたいけれど、なかなか機会がない・・・そんなあなたにぴったりなのが、各国のグルメを通じて海外旅行をした気分を味わうことです。今回は、東京都内で楽しめる、本格的な各国料理店を10選ご紹介します。
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1. 新感覚の韓国料理:HASUO/広尾
古き良き佇まいを残す渋谷区広尾の街ですが、外国人居住者も多く、各国料理店も多いのが特徴的です。そんな広尾の街の路地にあり、女性を中心に話題となっているのが韓国料理店HASUOです。真鍮(しんちゅう)の器に色とりどりのお料理が並べられ、とても写真映えする美しくおいしい料理を楽しむことができます。
ランチともなると平日であっても開店前から行列ができ、開店間も無く満席となることが多いほどの人気ぶり。メニューは、チーズタッカルビやビビンパといった定番料理に、HASUOらしい上品な小皿料理が10種類程度ついてきます。
夜はコースのみで、ランチでも出ているメイン料理の他に、ディナーだけの限定メニューも登場します。韓国の宮廷料理にも似ていながら、定番メニューも同時に楽しめる、新感覚の韓国料理を味わってみませんか?
- HASUO
- 恵比寿・代官山・中目黒 / 韓国料理 / ランチ / インスタ映え
- 住所:東京都渋谷区広尾5丁目10−3地図で見る
- Web:https://www.newkoreanhasuo.com/
2. 今話題の南インド料理:Nandhini(ナンディニ)/虎ノ門、清澄白河
カレー好きサラリーマンの胃袋を掴んでやまないのが、南インド料理レストランNandhini(ナンディニ)です。南インド出身の8人のシェフたちが本場の味を提供するレストランとして、虎ノ門と清澄白河の都内2店舗で展開しています。
南インド料理といえばカレーですが、肉、海鮮や野菜ベースのカレーなど、メニューも豊富に揃っています。いくつものスパイスを配合し、奥行きのあるカレーはお見事。インド出身のお客さんも太鼓判を押すほどの本格派カレーです。辛いものが苦手な人や子供にも優しい味付けのものもあるので、家族連れで行ってもよいですね。
カレーの付け合わせには、ライスやナンを思い浮かべる人が多いかと思いますが、このお店では現地と同様に付け合わせにも様々な種類があります。例えばライスでは、レモンライスやココナッツライス、各種ビリヤニ(インド版チャーハン)、クミンのスパイスが効いたジーラライスがあります。
またナンの他にも、インド式のピザである「クルチャ」やクレープのような「ドーサ」、パイのようなさくさく食感の「ポロッタ」、カリカリ薄揚げパン風の「プリ」など、他のインド料理店ではあまり馴染みのない主食パンを選ぶことができます。
普段聞き慣れない名前の料理を試したり、様々な種類のカレーを味わったりすることで、南インドへグルメ旅をお楽しみください。
- ナンディニ 虎ノ門店
- 新橋・汐留 / インド料理 / カレー
- 住所:東京都港区西新橋2丁目22−1地図で見る
- Web:https://twitter.com/nandhini_tiger
- ナンディニ 清澄白河
- 錦糸町・両国・清澄白河 / インド料理 / カレー
- 住所:東京都江東区三好3丁目11−8地図で見る
- Web:http://nandhini.jp/
3. 地方から進出した街の中華屋さん:桃仙閣(とうせんかく)/六本木
桃仙閣は、島根県松江市に1967年に創業された中華料理店で、創業者の2代目が六本木に東京店をオープンしています。松江店は、一品でも二品でも立ち寄りやすく、友人や家族と行ってもいつでも心地よい街の中華屋さん。そんな精神を受け継ぎながら東京店では、六本木の街向けにアップデートしていて、「普通の中華屋さん」を目指しつつ、洗練された雰囲気と落ち着いた店内が印象的です。
ディナーのみの営業ですが、リーズナブルな価格のアラカルトからコース料理に至るまで、お腹の具合に合わせて注文が可能です。中でも、アラカルトは少人数でも行きやすいように、メニューには記載がありませんがハーフサイズにも対応してくれます。いろいろな種類のお料理を堪能したい人や、二次会で少しつまみたいときにもおすすめ。
中華といえば、という定番のエビチリ(4尾 1,680円)、水餃子・焼き餃子・小籠包(各400円)のほかシンプルな玉子炒飯(1,380円)もおすすめです。桃仙閣では、注文した料理は人数分小分けにされて提供されるので、少しずついろんなお料理を楽しみたいですね。
4. 素朴な手作りポルトガル菓子:Doce Espiga(ドース・イスピーガ)/神田
カステラや金平糖などはポルトガルから日本に持ち込まれたお菓子として有名ですが、そんなポルトガル菓子は素朴な味わいが魅力です。神田にあるポルトガル菓子の専門店Doce Espiga(ドース・イスピーガ)では、毎日手作りした本場さながらのお菓子が並びます。
パイナップルのお菓子(320円)、トーレスノーヴァスのいちぢく(350円)、ごあいさつボール(ココナッツ味)(160円)のほか、コーヒーケーキ(420円)、ハチミツとクルミのケーキ(400円)などが人気で、どれも甘さ控えめで罪悪感のないやさしい味のお菓子です。
また、店内ではカフェを注文することができ、カウンターでそのまま立ち飲み・食べすることができます。カフェメニューは、コーヒー(ホット390円、アイス410円)のほか、ポルトガルワイン(赤・白・緑各510円)、さくらんぼ酒(610円)などがあります。
こぢんまりとした店内は、実際にポルトガルのお店にお邪魔したかのような落ち着いた雰囲気。ポルトガルの田舎町の街角にあるお菓子屋さんへの旅気分を、存分に味わってみてください。
5. 北欧:Lilla Dalarna(リラ・ダーラナ)/六本木
北欧料理の専門店というのは、東京広しと言えどもなかなかありません。その中でも、六本木に店を構えるLilla Dalarnaでは、本格的な北欧料理を提供。北欧の中でもスウェーデンの文化、料理の影響を強く受け、スウェーデン人にとって心のふるさとと言われる美しい田舎の地域、ダーラナ(Dalarna)が店名の由来となっています。1979年に西荻窪で開店後、六本木に移転しました。
店内は、北欧の田舎にある建物の中にでも迷い込んだかのような雰囲気で、六本木にいることを忘れるほど。食器を含む装飾や木製の棚が、温かみのある空間にしています。
北欧料理は、新鮮な魚や肉、野菜をオーブンで焼いたり、シンプルに調理し、ディルやカルダモンなどハーブを用いながら仕上げているのが特徴です。リラ・ダーラナの名物は、北欧の家庭料理であるミートボールのクリームソースがけやアンチョビグラタン。季節ごとに異なるデザートも提供されていて、北欧さながらの食文化に触れることができます。