全国初のミニSL博物館である、やずミニSL博物館。展示室には、1/8.4スケールのミニSL蒸気機関車がズラりと並び、どの機関車も実際に石炭を燃やして走ることができ、土日や祝日にはミニSL乗車体験も開催されています。全て手作りでつくられた本格的なミニSLの数々は子供のワクワク心をくすぐるのはもちろんのこと、大人や鉄道ファンをも感動させる魅力にあふれています。今回は鳥取県八頭郡八頭町に建つ、やずミニSL博物館についてご紹介します。
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やずミニSL博物館とは?
やずミニSL博物館は、鳥取県八頭郡八頭町にある船岡竹林公園内に建つ、1/8.4スケールのミニSL蒸気機関車を常設展示し、実際に乗って楽しむことができる全国初のミニSL博物館です。
館内では、16~17車輌もの種類豊富なミニSLが常に展示されており、実際に石炭を燃やすと動き、人を乗せて走ることもできます。
蒸気機関車のしくみについて細かく知ることができたり、今では見かけることもほとんど無くなった石炭や工作ブースでの車輌の修理・点検を行う作業風景を見ることもできます。
施設の見どころ紹介
展示室
やずミニSL博物館の館内へと進むと、中央にズラリと何種類もの本格的なミニSL機関車が並んでいます。
1/8.4スケールで手作りされたミニSL蒸気機関車はどれも本格的で、小さいものでも約30万円以上の価値があり、大きなものになると約400~500万円にもなるそうです。
また、パッと見ただけの印象ですと、そこまで重たそうには見えませんが、大きいものは約150kgの重さがあり、移動させる際には館内や外に設置されている線路を使用して動かします。
車輌の展示以外にも、機関車のしくみについてや、それぞれの機関車についての説明も詳細に展示されており、鉄道ファンや大人も大満足の展示です。
ぜひ、細部までじっくりと楽しまれていって下さいね。
工作ブース
展示室の奥にある工作ブースでは、車輌の修理や点検が行われています。
ミニSL機関車が工作ブースに向かう際には設けられた転車台を用いて移動します。その様子や、普段はなかなか見ることができない作業風景にますます本格さが感じられます。
ミニSLやディーゼル車に実際に乗ってみよう!
展示室を出てすぐ目の前に広がるナチュラルガーデンでは、土・日・祝日に実際にミニSLに乗ることができる乗車体験が行われています。
週末ごとに運行する車両が変わり、その週によって異なったミニSLに乗ることができます。
本物の石炭を燃やして走るミニSLは子供にとってはもちろん、大人や鉄道ファンにもたまりません。
平日はミニSLは運行していませんが、ディーゼル車でしたらすぐに乗ることができます。
自分で操縦をするのですが、思いのほかスピードもあり、カーブなどは迫力もあります。
四季折々のナチュラルガーデンの中を本格的に走るミニSLやディーゼル車は絶対にオススメです!やずミニSL博物館にいらした際には、ぜひ乗車体験をされていって下さいね。
土・日・祝日(午前10時~午後3時)、雨天中止、1人1回100円
敷地内のそれ以外の見どころ
船岡竹林公園
やずミニSL博物館は船岡竹林公園内にあるため、すぐ目の前には国内外の珍しい竹や笹を楽しむことができる国内有数の本格的な竹林が広がります。
竹が放つ薄緑色の淡い光を思いっきり浴びて、竹林浴を楽しまれていって下さいね。
やずガーデンカフェ
敷地内にはこだわりのカレーを味わうことができる、やずガーデンカフェがあります。
カレーを中心にオムライスやスイーツ、淹れたてコーヒーも楽しむことができるので、ランチやティータイムなどの一休憩にぜひ立ち寄ってみて下さいね。
おわりに
1/8.4スケールのミニSL蒸気機関車がズラりと並び、また実際に乗ることもできるやずミニSL博物館はいかがだったでしょうか?
子供はもちろんのこと、大人や鉄道ファンも大いに楽しむことができます。
ここまで本格的なミニSLが種類豊富にそろっているのは国内でも珍しく、滅多にお目にかかれません!ぜひ、やずミニSL博物館に足を運ばれてみて下さいね!