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【イギリス・コンウィ】北ウェールズの人気観光スポット「The smallest house in Great Britain(グレート・ブリテン島の小さい家)」の見どころガイド!

取材・写真・文:

千葉在住

2019年5月3日更新

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「The smallest house in Great Britain (グレート・ブリテン島の小さい家)」の見どころガイド!

  • 写真:Noz「小さい家」の外観。赤く塗られて可愛い外観は、まるで小人の家のよう!

人が暮らしていたとは言え、外から見た「小さい家」は本当に小さく見えます。しかし、リビング、ダイニング、キッチン、寝室、壁炉など、一般的な住宅では当たり前に見かけるスペースがすべて「小さい家」に揃っているというから、驚きです。

一体、家の中はどうなっているのか・・?それでは、「小さい家」の中の様子を、見どころと共にご紹介します!

見どころガイド1:玄関、リビング・ダイニング、キッチン(1階)

「小さい家」の正面にある入り口から中へ入ります。1階には、小さな調理場、収納付きのベンチ、小さな丸テーブル、階段裏に備え付けられた給水栓、壁炉(open fire)があります。

収納付きのベンチは壁炉と向かい合うように配置されていて、収納部分には壁炉にくべる石炭を入れていたようです。木製のベンチにクッションを敷き、壁炉の火に当たってくつろぐ様子が目に浮かびます。

壁炉の上は台になっていて、扉付きの小さな棚があります。壁には写真や絵が掛けられ、リビングルームの雰囲気を感じます。

  • 写真:Noz室内の壁にかかる肖像画。扉付きの棚には食器が収納されています。
  • 写真:Noz写真左下にあるのは収納付きベンチ。右下には、丸テーブルと花瓶があり、花瓶の後ろが壁炉です。
  • 写真:Noz上下にわかれている、入り口のドア。上部分だけ開放すると、室内から海を眺められる窓に変身!

見どころガイド2:寝室(2階)

2階には、ベッドと机が置かれています。壁には、埋め込まれた棚、フック付きの衣服掛け、小さな壁炉があります。小さな窓があるので窮屈さもなく、意外と快適そうな寝室です。

2階には入る事ができませんが、1階にある踏み台に登り、入り口から部屋の様子を見渡す事ができるようになっています。

  • 写真:Nozベッドに棚に衣服掛け・・生活に必要なものは、全て揃っています。

見どころガイド3:トイレは?

「小さい家」の室内に、トイレが無い事に気がついた方もいらっしゃると思います。

実は「小さい家」の裏に空いたスペースがあるのですが、昔はこの場所にトイレの小屋がありました。人が暮らしていた頃は、このトイレを使用する他に、当時はまだ一般的に使用されていた寝室用便器(尿瓶やおまる、chamber pot)を使用していたそうです。

  • 写真:Noz写真右のテーブルの上にあるのが、寝室用便器。

見どころガイド4:お土産も販売しています!

「小さい家」では、観光はがきや文房具、マグネット、スレート(粘板岩)で作られたコースター、「小さい家」を紹介する冊子(英語)などのお土産を販売しています。伺った際には、是非お立ち寄りください!

  • 写真:Nozコースター 2.50ポンド(375円)、ペン 1.00ポンド(150円)、パンフレット(未確認)2ポンド(300円)くらい。

おまけ:なぜか、街中に日本の国旗が・・その理由とは?

  • 写真:Noz同じ時期に、姫路市の市長がコンウィを訪れていたとはビックリ!

「The smallest house in Great Britain(グレート・ブリテン島の小さい家)」のあるコンウィには、街の象徴とも言える有名なお城「コンウィ城」があります。13世紀後半にイングランド王エドワード1世によって築城され、世界遺産に登録されているこのお城。大きな8つの円筒や街を囲む城壁がそのまま残っている、見ごたえのあるお城です。

実はこのコンウィ城、2019年秋に日本の国宝である姫路城と「姉妹城」という関係を結ぶ調印式を控えているとのこと。私が訪れて写真を取った2018年9月に、ちょうど提携の協議を行うために姫路市の市長がコンウィを訪れていたそうです。そのために、コンウィでは街をあげて日本からくるゲストをお迎えしていたところでした!

  • 写真:Noz街中にある観光ガイドに、日本語を発見!コンウィとの交流が増える今後が楽しみです!
グレート・ブリテン島の小さい家
イギリス / 建造物
住所:c/o 11 Lower Gate Street Conwy地図で見る
電話:01492 573965
Web:http://www.thesmallesthouse.co.uk/

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この記事を書いたトラベルライター

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東京生まれ、東京育ち、なのにイギリスと縁がある、関東在住のトラベルライターです。動物好きが高じて英語を習得し、イギリスを訪れるようになりました。今では旅行人と地元人の両方の視点で情報を集めています。一方で、下町情緒あふれる門前仲町、新旧の文化が入り混じる麻布など、近場を日帰りで散策するのも好きです。最近になり運転免許を取得してからは、六甲山や那須塩原など散策の範囲が大きく広がりました。^ ^ 新しいこと、美味しいもの、楽しいこと、、何でも知りたい、そして伝えたい!旅の計画から週末の予定まで、役立つ情報を発信していきます。

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