蟹江町(海部郡)

250人が入れる源泉掛け流し大浴場が愛知に!尾張温泉東海センター

取材・写真・文:

愛知在住
訪問エリア:45都道府県

2021年2月11日更新

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温泉好きにはたまらない「源泉掛け流し」、しかも圧倒的な湯量を誇る温泉天国が愛知県蟹江市にあることをご存知でしょうか。山奥の秘湯ではなく名古屋市内から車で20分の場所にあるのです。今週末は、どこ行こう?なんていう日には、是非【尾張温泉東海センター】へお出かけしてみてください。疲れはスッキリ、お肌はつるスベ♡最高の休日になること間違いなしです!

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尾張温泉東海センターの魅力は??

  • 写真:mikish(石川美佳)温泉街ゲートで温泉気分が盛り上がります

泉質の良さと豊富な湯量

愛知県下で唯一の日本名湯百選にも選ばれた、治癒効果の高い尾張温泉。名湯百選とは、「温泉療法医がすすめる温泉」という観点から選ばれた温泉です。ちなみに東海三県で選出されているのは有名な下呂温泉と榊原温泉、そしてここ尾張温泉のみなのです。

日本名湯百選について詳しくはこちら

尾張温泉東海センターの源泉は全部で6つあり、総湧出量はなんと毎分1.2トン。一人が新鮮な湯舟に浸かるために必要な湯量は毎分1リットルと言われていますので、言い換えれば1,200人分のお湯ということ。

こちらではその豊富な湯量のため男女各250名収容の湯舟はもちろん、カランやシャワーのお湯までまじりっけなしの源泉そのもの!頭の先から温泉を味わえますよ。

写真は大浴槽のアップ。なみなみと注がれるお湯が湯船から贅沢に溢れ出しています。お湯の新鮮さが伝わってきますね。

  • 写真:mikish(石川美佳)温泉成分分析表も各源泉ごとに表示されている

分析表によると単純温泉ですが、とってもお肌つるつるになるお湯です。浸かった人だけが味わえる、さすが日本名湯百選!な泉質なのです。

温泉だけじゃない!昭和情緒にも浸れる施設

  • 写真:mikish(石川美佳)

昭和38年創業の尾張温泉東海センター。当時の面影を色濃く残すこちらの施設に一歩足を踏み入れると、そこはさながら昭和時代なのです。

  • 写真:mikish(石川美佳)

玄関から浴場までの途中の広間には、なんとも懐かしい雰囲気のブティックがあります。紳士スーツや婦人服、靴からタオルまで一通りの衣料が売られており、中には価格設定にまで平成を感じさせないものもあったりして面白いので是非ご覧ください。

  • 写真:mikish(石川美佳)

タオルを忘れても大丈夫!この品揃えです。ただし、温泉名の入ったタオルが欲しい方は浴場前にある自販機にて売られていますのでそちらでご購入くださいね。ちなみに浴場内にはシャンプー、ボディーソープが備え付けられていますのでタオルさえあれば大丈夫!

  • 写真:mikish(石川美佳)

ブティックエリアの隣には軽食コーナーがあり、生ビールはもちろん、カレーや焼きそばなどを食べることができます。付近にはふかふかのソファがいくつかありますので、ビールを飲んだ後もゆったり過ごすことができますよ。

  • 写真:mikish(石川美佳)

軽食コーナーの隣にお土産コーナーもあります。蟹江市のキャラクターかに丸くんのぬいぐるみ(レア!?)や愛知県らしく味噌やどて煮などが手に入ります。

いざ!浴場エリアへ入場

  • 写真:mikish(石川美佳)

券売機で入浴券(大人620円、4歳~小学生260円)を購入します。子供料金が特に安い設定になっているのが印象的ですね。受付のおじさんに入浴券を渡して入場です。なお、施設内に限っては再入場も可能ですのでご安心を。

小さなお子様連れの方は、入場口から進んだ先の左手におむつ替え台完備の綺麗なお手洗いがありますので、そちらをご利用くださいね。

  • 写真:mikish(石川美佳)

温泉名の入ったタオルはこちらでどうぞ。女湯入口の手前にこの自販機があります(赤ちゃん用おむつも販売されています)。

さあ、温泉に入りましょう!

こちらが200名以上も入れるという大きな大きなメイン浴槽、その名も【大庭園風呂】です!室内とは思えないほどの広い空間に巨岩の配された浴槽、そこに大量にお湯が流れ落ちる音が響き渡っています。温泉好きの方ならハッと息を飲むことでしょう。

浴槽には複数の箇所から温泉が注ぎ込まれており、《あつめ》《ぬるめ》のエリアに分かれています。《ぬるめ》のエリアといっても決して加水をしているわけではなく、1号~6号まである温度の異なる源泉を使い分けているのだそうです。

広い浴槽を移動しながらお好みの温度のエリアを探して、大きな岩にもたれてゆっくりと癒しの時間を過ごしましょう。

ジャグジー風呂もあります。ぶくぶくの気泡が日ごろの疲れも揉みほぐしてくれそうですね。この浴槽でのおすすめは、温泉の香りを楽しむこと。深い森林のような、なんとも爽やかな香りがしますよ。

その他にも露天風呂や打たせ湯、サウナもありますので温泉三昧を満喫できます。なお、お手洗いは露天風呂入口前にあります(脱衣所にはありませんのでご注意ください)。

  • 脱衣所情報:ベビーベッド、ドライヤー5台(女子)、100円リターン式ロッカー、ウォータークーラー

温泉で汗を流したあとはのんびりタイム♪

  • 写真:mikish(石川美佳)ここでゴロリと寝転んで休憩できます

こちらが湯上り休憩所です。かなり広いので横になってリラックスしましょう。

  • 写真:mikish(石川美佳)

漫画もたくさん用意されています。ここでゆっくりと休んだら、再度入浴して…という過ごし方も乙ですね。

子連れファミリーにもおすすめできる理由

大満足のキッズコーナー完備

  • 写真:mikish(石川美佳)

なんと、ブティックエリアの真ん中に畳敷きの広々としたキッズコーナーがあり、おもちゃもおままごとセットからミニカー、ブロックなどが幅広く用意されていますので、飽きることなく遊ばせられます。

キッズコーナーは、パパとママが交代で入浴する場合にも重宝しますね。再入場制度を上手く利用すればママだってゆったりとリラックスタイムを作れます!

とっても清潔な館内

人気施設では脱衣所の床が汚れていたりすることも少なくないのですが、こちらではその心配はいりません。脱衣所内のスタッフさんが常に掃除してくださっていますので本当にいつも清潔です。

また、浴場内だけではなくブティックエリアなど館内全体が隈なく掃除されていますので、小さな赤ちゃん連れでも安心できますよ。

子供でも入れる温度の浴槽

温泉は子供にとっては熱すぎることもありますが、こちらでは《ぬるめ》エリアがありますので大丈夫。ただし、温泉の泉質上すごく温まるので、長湯は控えることと水分補給には注意してくださいね(脱衣所のウォータークーラーもご利用ください)。

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この記事を書いたトラベルライター

[国内97温泉地滞在]温泉旅をこよなく愛する子連れトラベラー
私にとって、未知なる場所へ行くことは最高の楽しみです。
目的地へ向かう道中も含めて、旅行が大好き。
そこで出会う人、景色、そして食べ物、すべてに心ときめきます。

大学卒業後は温泉に夢中になり、一日でも休みがあれば温泉旅行へ。
仕事帰りに夜行バスに乗って日本国内を周りました。

現在は1児の母として育児に奮闘しながら、のんびり家族旅行を楽しんでいます。

育児に頑張るママさんパパさん方へも
疲れた心と体を癒す旅行の情報をお伝えできれば幸いです。

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