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好きな具材をのせて食らう!青森魚菜センターの「のっけ丼」がうまい

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訪問エリア:43都道府県

2017年2月10日更新

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写真:やまざき にんふぇあ

北海道の釧路和商市場が始めて話題となった、ご飯に市場内の好きな具材を乗せて自分だけの海鮮丼を作れるサービス。その場所で獲れた新鮮な海鮮を安く食べられる点が魅力ですが、北海道以外でも同様の体験ができる場所があることをご存知でしょうか。今回紹介するのは、青森県の青森魚菜センター。ここでも、近海で獲れたばかりの食材を好きに組み合わせて、安くてうまい自分だけの海鮮丼を作ることができますよ。

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アクセス抜群の青森魚菜センター

  • 写真:やまざき にんふぇあ

青森魚菜センターは、通称「古川市場」と呼ばれる市場です。青森駅から徒歩5分強という好立地で、その日の朝に獲れた鮮魚やおかずを取り扱っており、1960年代から地元住民の台所として愛されてきました。

青森魚菜センターでは、ただ鮮魚やおかずを買えるだけでなく、自分好みの海鮮丼(ここでは「のっけ丼」と呼ばれています)を作って食べることができます。

のっけ丼が味わえるのは、朝の7時から16時まで。朝早く食事して青森観光したいという場合にも、青森駅に到着してお昼にさっそく新鮮な魚を食べたいという時にも、早めの晩ご飯にも便利です。

定休日は火曜日ですが、お盆やゴールデンウイークなどの繁忙期には休まず営業したり、1時間長く営業することもあるので、公式サイトで最新の情報を入手してから訪れましょう。

まずは食事券でどんぶり飯を入手!

  • 写真:やまざき にんふぇあ

のっけ丼を食べるには、まずは食事券の購入が必要です。市場内の案内所(市場のマップが公式サイトにあるので、事前にチェックしておきましょう)では、5枚つづり(540円)の食事券と、10枚つづり(1,080円)の食事券を販売しています。

この食事券と引き換えに、ご飯に乗せる具を購入することができます。お金の煩雑なやり取りがなくて便利ですね。ちなみに食事券の右の半券は、抽選会の応募券になっており、名前や住所を書いて応募すると、鮮魚つめ合わせをはじめとした豪華景品があたるチャンスがあります。

当然のことですが、のっけ丼を作るにはご飯がないといけません。市場内にはオレンジ色の旗をかかげている店が数店舗あり、そこでどんぶり飯と食事券を交換できます。普通盛りは食事券を1枚、大盛りは食事券を2枚使います。

自分だけの最高ののっけ丼を作ろう!

  • 写真:やまざき にんふぇあ

どんぶり飯を入手したら、いよいよ上に乗せるものを選びます。マグロ、甘えび、とろサーモン、イカ、タイなどの鮮魚はもちろん、塩辛、ナマコ、くじらベーコン、もずく、さらにはみそ田楽、イカメンチ、牛肉なども選ぶことができ、センス次第で無限に自分だけの、のっけ丼を作りだせます。

同じ食材でも店によってサイズや切り方、使う食事券の数が異なりますし、無計画に好きなものを乗せると偏ってしまうので、まずは市場内を1周して完成像をざっくりイメージすることが、最高ののっけ丼を作りだすコツです。

  • 写真:やまざき にんふぇあ

当然市場なので、普通の鮮魚やおかずも販売しています。のっけ丼を食べたあとは、お土産や夜のホテルでの晩酌用に買い物していくのもおすすめです。

完成例がこちら

  • 写真:やまざき にんふぇあ

筆者が挑戦した例がこちらです。1,080円で写真のような、ご飯が見えないボリューミーな海鮮丼を作ることができます。

バランスの良い海鮮丼を目指しましたが、おいしそうな鮮魚ばかりで目移りしてしまい、結果としてマグロ以外赤身のない、白身中心の海鮮丼になりました。ですが、タコ、イカ、ホッキ貝も乗せた結果、食感の変化も楽しい完成度の高い一杯になったと思います。

市場で扱う鮮魚は、朝に近海で獲れた新鮮なものばかりなので、バランスが偏っても十分おいしいですが、「絶対に完璧なのっけ丼を作りたい」という方は、公式サイトで紹介されている完成例も参考にしてみましょう。

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この記事を書いたトラベルライター

一人旅好きのブロガー
国内で一人旅ばかりしているブロガーです。メジャーではないけどマニアックすぎない、「もっと評価されるべき」スポットを中心に紹介します。個人ブログやツイッターで今までに訪れた場所について書いたり、ここではない某所でもトラベルライターとして活動したりしているので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
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