房総半島

千葉・房総半島でイセエビ・養老渓谷ハイキング・温泉を満喫!【東京・首都圏日帰り】

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:30都道府県

2021年9月15日更新

1,340view

お気に入り

写真:WAKI

首都圏からの日帰り旅行先なら、千葉県の房総半島が穴場!美味しいイセエビ、緑あふれる中でのハイキング、ゆったりとした温泉を楽しめ、房総の魅力を再発見できます。午前中に東京を車で出発した前提で、訪れる順に各所の詳細情報をお伝えします。

この記事の目次表示

【ランチ】房総グルメ!新鮮なイセエビを食べよう

実は千葉県は、全国でイセエビの水揚げ量が1位だということをご存知でしたか?千葉は首都圏から日帰りが可能な上、美味しく新鮮なイセエビが食べられる穴場スポットなのです。イセエビが食べられるのは外房エリア。中心となるのは、大原市やいすみ市です。

禁漁期間が終わった直後の9月・10月は「イセエビ祭り」としてイセエビの直売やつかみ取りなどのイベントが行われています。(お祭りは初物がでる9・10月のみですが、イセエビは6・7月以外は漁が行われており、この時期以外は食べることができます)

街道沿いに「イセエビ祭り」ののぼりがはためき、街はイセエビ一色!どこのお店もにぎわっており、目移りしてしまいます。

  • 写真:WAKI

おすすめのお店:かねなか

今回ご紹介するのは、いすみ市にある「かねなか」です。地元の人も太鼓判を押す、リーズナブルに新鮮なイセエビと魚介が食べられるお店。

店内には大きないけすが有り、中にはたくさんのイセエビがわさわさ!テンションが上がります。

  • 写真:WAKI

イセエビのお造り・イセエビのお寿司・イセエビのバター焼き・イセエビの塩焼き・イセエビの釜めし・イセエビのお味噌汁などなど全てイセエビづくりのランチをいただくことができます。

  • 写真:WAKI
  • 写真:WAKI
  • 写真:WAKI

「イセエビ定食」は定価(4,000円~4,500円)です。また、それぞれ単品で頼むと、好きなイセエビの大きさを指定することができます。値段は大きさによって変わりますが、都度予算を確認してくださるので安心です。

かねなか
いすみ市 / 魚介・海鮮料理 / ランチ / 海鮮丼
住所:千葉県いすみ市大原1530−1地図で見る
Web:http://www.kanetomi.biz/

【午後】養老渓谷ハイキングでマイナスイオンチャージ!

房総半島の内陸、「奥房総」と呼ばれるエリアにある養老渓谷。東京の隣の県だとは信じられないほどの緑豊かな自然が広がっています。

ハイキングコースは全部で

  • 滝めぐりコース(4km,所要時間1.5時間)
  • バンガロー村・弘文洞窟コース(7.4km,約2時間)
  • 大福山・梅が瀬コース(9.6km,約3.5時間)

の3種類があります。

おすすめコース:滝めぐりコース

一番のおススメは5つの滝をめぐる「滝めぐりコース」。全行程が石畳で舗装され子供でも十分歩きやすく、高低差もありません。

上流側の入り口から入ってすぐ近くにあるのが、「粟又の滝」。迫力があり多くの人で賑わっています。

  • 写真:WAKI

筆者が訪れた9月の残暑の時期では、写真の様に水遊びを楽しめ、虫かごを持参してアメンボ取をしている子供連れもいました。全コースを歩かず水遊びするだけでも、小さいお子さんは十分楽しむことができます。

粟又の滝
大多喜町(夷隅郡) / 自然・景勝地 / 滝 / 川遊び
住所:千葉県夷隅郡大多喜町粟又地図で見る
電話:0470-82-2176
Web:http://www.town.otaki.chiba.jp/index.cfm/10,388,60...

奥に進んでいくと、自分のペースでハイキングを楽しむことができます。

  • 写真:WAKI

横を流れるせせらぎの音、目の前に広がる美しい緑、とマイナスイオンがあふれています。

  • 写真:WAKI

こちらは清涼感たっぷりの「千代の滝」。

千代の滝
大多喜町(夷隅郡) / 自然・景勝地 / 滝
住所:千葉県夷隅郡大多喜町粟又地図で見る

なお養老渓谷周辺は、秋には美しい紅葉のスポットとしても有名です。

お役立ち情報

  • 1.平坦な舗装路で歩きやすいですが、ハイヒールはお勧めしません。歩きなれたスニーカーで行きましょう。
  • 2.コース内に売店はありません。お水やお菓子は持参しましょう。
養老渓谷
大多喜町(夷隅郡) / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / ハイキング / ツーリング
住所:千葉県夷隅郡大多喜町地図で見る
Web:http://www.youroukeikoku.com/

【夕方】さっぱり!養老渓谷温泉!

養老エリアは温泉地としても有名。宿泊できる温泉宿も、日帰り温泉もたくさんそろっています。ハイキングの後はぜひ温泉で汗を流してさっぱりしましょう。

おすすめ:ごりやくの湯

先にご紹介した滝めぐりコースから車で5分ほどのところにある「ごりやくの湯」。

この辺りには他にも日帰り入浴が可能な温泉施設がありますが、19時最終受付と、夜まで日帰り入浴を受け付けている点でこちらは嬉しい温泉です。(宿泊がメインの温泉ですと、昼過ぎに日帰り一般客向けの営業は終わってしまいます)

露天風呂からは養老渓谷の美しい自然を望むことができ眺望抜群!きっとどの季節に来ても満足いく訪問になるはずです。

また木のぬくもりがあふれる内風呂も広々とし、窓も大きく開放的に過ごせます。レストランやBBQエリアも併設されており大人も子どもも楽しく過ごせます。

ごりやくの湯
入館料:大人1,000円、小学生650円、3歳以上500円
レンタルタオル:200円
駐車場有(無料)
滝見苑けんこう村 ごりやくの湯
大多喜町(夷隅郡) / 日帰り温泉 / 川遊び
住所:千葉県夷隅郡大多喜町粟又176地図で見る
電話:0470-85-0056
Web:http://www.goriyakunoyu.jp/

房総半島日帰り満喫モデルプラン

グルメ・ハイキング・温泉とこんなに満喫して、なんと首都圏日帰りが可能です。渋滞状況にもよりますが、参考までに筆者が訪問した9月の週末では以下のようなスケジュールで訪れました。

例)
9時:東京を出発
11時:外房総に到着し、イセエビランチを楽しむ
13時:ランチ場所を出発
14時:養老渓谷に到着し、ハイキングスタート
16時:養老温泉でさっぱり
18時:養老温泉を出発
19時:木更津アウトレットで夕食
20時:東京に到着

無理なく、けれど欲張りに房総半島を満喫できますよ。週末のお出かけにぜひご検討ください。

次のページを読む

房総半島の旅行予約はこちら


この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【関東】年末年始も混まない!穴場のお出かけスポット12選

隠れた日の出スポットである「城ヶ島」や、趣ある雪見露天風呂が楽しめる秘湯「湯西川温泉」、一年中美しい花が鑑賞できる穴場「日光花いちもんめ」など、年末年始も混まな...


【2024最新】全国の人気水族館TOP37!旅行好きが行っている水族館ランキング

沖縄美ら海水族館や海遊館、八景島シーパラダイスをはじめとする全国の人気水族館を、トリップノートの9万2千人の旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に...

12月の国内おすすめ旅行先25選!冬・年末の旅行にぴったりな観光地特集

12月はイルミネーションに雪景色など、全国各地で冬ならではの絶景に出会えるシーズン。雪見温泉も格別な時期です。12月の週末や年末旅行におすすめの国内旅行先をご紹...

1月の国内おすすめ旅行先33選!お正月旅行にもぴったりな観光地特集

寒さ厳しい1月は、雪や氷の絶景が全国各地で見られるシーズン。冬の夜に映えるイルミネーションイベントもまだまだ楽しめます。1月のお正月旅行や週末旅行におすすめの国...

関東のデートスポット32選!カップルのお出かけにおすすめ

スクランブル交差点を一望できるルーフトップラウンジや、台湾旅行気分を味わえる法水寺、カップルでのドレス体験も人気のロックハート城など、カップルで行きたいデートに...

この記事を書いたトラベルライター

美味しいご飯と自然を求めて旅行中
学生時代はでゆるっと一人旅、働き始めてからはグルメ旅と大自然アドベンチャー旅をしています。

予定はきっちり・下調べはばっちりする派です。
最近は「(教会・美術館など)観る旅」から「(食べる・登る・泊まるetc..なんでもやってみる)体験する旅」にシフト中。

これが知りたかった!という細かいけれど大事な情報や、知らなくても良いけれど知っていると旅がワクワク!するような面白いトピックをお伝えできればと思います。
tripnote他、料理・グルメWEBサイトにてコラム執筆中。

【南イタリア】ナポリ&アマルフィ海岸の定番・こだわり・おもしろ土産7選

旅の思い出を持ち帰る、お土産。今回は、ナポリやアマルフィ海岸を中心に、南イタリアらしい「定番土産」、センスあふれる「こだわり土産」、街で見つけた「おもしろ土産」...


【イタリア・カプリ島】陸路で行く青の洞窟!待ち時間なしで楽々!

一度は行ってみたい、カプリ島の青の洞窟。小舟の上での長い待ち時間が有名ですが、陸路で青の洞窟を目指せば、海路よりも短い待ち時間で入れます。陸路で攻める青の洞窟へ...


【イタリア】愛らしい陶器の街、ヴィエトリ・スル・マーレをお散歩してみよう

アマルフィ旅行を計画中のあなた!王道ルートから、ちょっと足を延ばしてみませんか?南イタリアのレストランで食事をすると、ポップでカラフル、ワクワクする絵柄の食器を...

【フィレンツェ】絶対食べておきたい郷土料理5選とおすすめレストラン

「イタリア料理」と一口に言っても、地域それぞれに大きな特色の料理があるイタリア。ルネサンスの中心の人気観光都市フィレンツェでも、絶対食べておきたい郷土料理があり...

【イギリス・スコットランド】定番・こだわり・おもしろ土産7選

イギリス北部に位置するスコットランド。グレードブリテン構成国の一つですが、ロンドン含む「イングランド」とは歴史や文化が異なります。ということで、せっかくスコット...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります