皆さんご存知、昭和を代表する漫画『サザエさん』。今でも日曜日の夕方になるとついつい見ちゃいますよね。その漫画サザエさんの発祥の地が福岡市だということはご存知ですか?今回は、そんな国民的漫画サザエさんを身近に感じられるスポット「サザエさん通り」を歩き、博多湾にある都会的なビーチまでを散策してみます。
この記事の目次表示
サザエさん発祥の地
みんなが大好きなサザエさんですが、その漫画が生み出された最初の一歩となったのが、福岡市の百道(ももち)という海岸です。
漫画家の長谷川町子さんが百道の海岸を散歩していたときに、サザエさんの登場人物であるサザエ、カツオ、ワカメなどのキャラクターの名前を思いついたのだそう。こうして生み出された漫画の連載が昭和21年(1946年)、夕刊「フクニチ」でスタートしました。
長谷川町子さんは平成4年(1992年)に、漫画家として初めて国民栄誉賞を受賞されました。サザエさんを通じて戦後の日本に安らぎを与えた、というのが授賞理由なのだそう。連載から70年以上経っても国民的漫画として愛されている理由が分かりますね。
サザエさん通り
長谷川さんは幼少期を福岡で過ごされたそうなのですが、実は漫画の主人公サザエさんも福岡で生まれ育っているんですよ。そういった由縁から、2012年この地にサザエさん通りが誕生しました。
最寄り駅となる地下鉄西新駅を出てすぐ、出発点である脇山口交差点からシーサイドももち海浜公園入口までの全長約1.6kmのサザエさん通りには、沢山のサザエさんスポットや見どころがあります。では、早速スタートしてみましょう。
西新駅構内の道しるべ
サザエさん通りへ最寄り駅は、地下鉄西新駅。駅の構内には柱にサザエさんのポスターが張ってあったり、こんな可愛らしい道しるべがあったり。地元の方にも愛されている証拠ですね。
- 西新駅(福岡市地下鉄空港線)
- 福岡市 / 駅
- 住所:福岡県福岡市早良区2−1地図で見る
可愛い案内看板のある脇山口交差点
地上へ出て西へ少し進むと交差点があり、ここにも案内板が。こうやって要所要所に道しるべがあるので迷うことなく進んで行けます。