アリゾナ記念館

真珠湾襲撃によって沈没した戦艦アリゾナと、共に沈んだ乗組員を慰霊する施設

「アリゾナ記念館」は、1941年に日本海軍の真珠湾（パールハーバー）襲撃によって沈没した戦艦アリゾナと、戦艦と共に沈んだ乗組員1,102人を慰霊する施設です。1962年にオープンし、その4年後の1966年にアメリカの国家歴史登録財として登録されています。アリゾナ記念館は水没した戦艦アリゾナの上に建っているため、記念館の上からは沈んだ戦艦アリゾナの姿を確認することもできます。この戦艦アリゾナからは、戦後70年以上経ってもなおオイルが漏れ続けており、悲しみを象徴するかのように「アリゾナの涙」と呼ばれています。アリゾナ記念館には連日多くの観光客が訪れていますが、海に浮かぶこちらの記念館へのアクセス方法は、アメリカ海軍が運行するボートのみ。そのため、ボートの数にあわせて入場者数も制限されており、アリゾナ記念館へ入場できるのは毎日4,500人までとなっています。