小松市

【石川】自家源泉に自信あり!粟津温泉・源泉かけ流しの宿かめたに

取材・写真・文:

富山在住
訪問エリア:18都道府県

2020年12月25日更新

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写真:まなもんさん

北陸新幹線が開通され、金沢へ旅をした方、または旅がしたい方が多いかと思われます。そんな金沢からほど近い距離にある粟津温泉(あわづおんせん)。静かな温泉街で都会の喧騒から離れるのにピッタリです。今回は、粟津温泉街の宿のうちの一軒「源泉かけ流しの宿かめたに」について紹介していきます。湯に浸かるもよし、飲んでもよし、食べてもよし!?の自家源泉を味わいつくしてみませんか?

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「源泉かけ流しの宿かめたに」はこんな宿

  • 写真:まなもんさん

「源泉かけ流しの宿かめたに」は、石川県小松市にある粟津温泉の宿です。建物は新しくないですが、清潔感のある古き良き宿です。

  • 写真:まなもんさん
  • 写真:まなもんさん

そして、これだけは他の宿に劣らないのが温泉の泉質!客室にある冊子にも温泉・飲泉のそれぞれの説明が書かれています。源泉を飲めるほど新鮮で体に良い温泉が、料理にも使われています。

客室に入ると、かめ・カメ・亀!

  • 写真:まなもんさん
  • 写真:まなもんさん

客室は和室で古き良き雰囲気が漂うお部屋です。客室にお風呂は付いていませんが、ウォシュレット付きのトイレは完備されています。お部屋からは、「黄門杉」や向かい側の宿「法師」の木々を眺められます。

  • 写真:まなもんさん「源泉入り手造りもなか」と湯のみ

客室に用意されているお茶菓子は、なんと、温泉の源泉が入った餡子を女将さんが手詰めした最中なのです!「かめたに源泉入り手造り最中」は「かめたに」という宿名だけに、最中がカメの形をしており可愛らしい見た目になっています。味も源泉が入ったことによって餡子の本来の甘さが引き立ちます。

お土産として購入することも可能で、その際は、客室に用意されている注文用紙に必要事項を書き、チェックイン日に仲居さんに手渡しします。チェックアウトする日に渡される仕組みになっています。

また、湯のみの底にもカメが潜んでおり、遊び心がいっぱいです。

  • 写真:まなもんさん浴衣の柄
  • 写真:まなもんさん欄間

最中や湯のみ以外に、浴衣や欄間もカメモチーフなので注目してみてくださいね。

一度入れば効果を実感♪源泉かけ流しの美人の湯

  • 写真:まなもんさん内湯
  • 写真:まなもんさん資生堂のクレンジング、ボディソープ、コンデショナー、シャンプー

「源泉かけ流しの宿かめたに」という宿名からも分かるように、源泉にこだわっている宿で、地下15mから湧き出した新鮮な自家源泉が直接湯船にかけ流されています。源泉かけ流し100%なので、温泉の成分をそのままダイレクトに受けられます。24時間入れる点も嬉しいですね。

泉質はナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)体が温まり、肌の汚れや古い角質を落とし、肌の組成効果が高く、保湿力があります。女性には嬉しい美人の湯です。1回入浴しただけでお肌がとてもツルツルになります。

洗い場には資生堂のシャンプー・コンディショナー・ボディソープ、クレンジングオイルが置いてあり、風呂桶や椅子もオシャレな柄で女子受けします。脱衣場には、櫛をはじめ、化粧水、乳液、コットン、綿棒、ドライヤー等があるので、手ぶらで行っても安心です。

温かい温泉と冷たい温泉を飲み比べ♪

  • 写真:まなもんさん飲泉(温かい)
  • 写真:まなもんさん飲泉(冷たい)

湯に浸かるだけでなく、他の宿ではあまり見かけない飲泉(温泉を飲むこと)が可能な点もこちらの宿の自慢です。更に珍しいのが、源泉そのままの温かい温泉と源泉を冷蔵庫で冷やした冷たい温泉の2種類を飲泉できることです。

温かい温泉は大浴場で飲泉します。個人差がありますが、卵を茹でた後のお湯に鉄っぽい味が混ざったような味です。

冷たい温泉は1階の売店横にあります。温かい温泉とは違い、鉄のような味はなく卵を茹でた後のお湯の味がします。冷えているので、お風呂上りにオススメですが、飲み過ぎには注意が必要です。

飲泉することによる適応症のうちの一つに「慢性便秘」が挙げられているので、特に便秘でお悩みの方にオススメです。

地元食材や源泉を使った料理に舌鼓♪

地元食材や源泉を使った料理は、ボリューム満点でお腹いっぱいになります。夕食・朝食に別けてそれぞれ説明していきます。

夕食

  • 写真:まなもんさん花華会席(2018年3月撮影)
  • 写真:まなもんさん左から「牛バラ煮込み野菜餡掛け」、「柳鰆蕗味噌焼」、「茶わん蒸し」(2018年3月撮影)
  • 写真:まなもんさんお吸い物と香の物「三種盛」(2018年3月撮影)

夕食は客室でいただきます。飲み物は、基本的に部屋に備え付けの冷蔵庫に入っているものから好きなものを選びます。種類はビールをはじめ、日本酒やその他お酒類、ウーロン茶やオレンジジュース等です。

写真は「花華会席」で、1ヵ月毎に料理の内容が変わります。2018年3月は、可愛らしい「雛寿司」や「小松うどん」、蟹鍋など約12品。毎月異なる料理を楽しみに宿へ足を伸ばすのも良いですね。

朝食

  • 写真:まなもんさん朝食
  • 写真:まなもんさん「源泉豆腐」

朝食も夕食と同じく部屋食です。温泉を使った源泉粥源泉湯豆腐は、それぞれの食材の旨味を引き出しています。飲泉できる宿だからこそいただける料理。温泉好きには堪らない朝食です。

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この記事を書いたトラベルライター

温泉好き女子
国内旅行(特に温泉)が好きです。

某専門学校 旅行学科・ツアープランナーコース卒業。その為、旅行関係や温泉関連の資格はそこそこ取っていますが、特に温泉では20代であれば詳しいほうかなと思います。

温泉が好きで、女子の特権を活かし「オシャレでかわいく、快適に温泉を楽しみたい」と常に考えています。

実際に考えた温泉コーデや、自分なりにこだわりのある温泉グッズを持って、実際に温泉に足を運んで楽しんでいます。

これからも、どんどん日本各地の観光地や温泉を巡り、その良さを伝えていきます♪
https://ameblo.jp/sea7423

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