週末に絶対行きたい！イスタンブール・オルタキョイの楽しみかた

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• Ortaköy(オルタキョイ)って？
• オルタキョイでの楽しみ方
•    モスクに入ってみよう！
•    アクセサリー探しに夢中！
•    オルタキョイといえばクンピル！
• オルタキョイへのアクセス
• おわりに

Ortaköy(オルタキョイ)って？

Ortaköy(オルタキョイ)とは、トルコ・イスタンブールのヨーロッパ側、ボスポラス海峡沿いにあるエリアです。オスマン帝国時代はトルコ人、アルメニア、ギリシア人、ユダヤ人などが暮らしていた、コスモポリタンなエリアでした。

• 写真：ZonOrtaköy モスクとボスポラス大橋

美しいモスクと、ヨーロッパとアジアを結ぶボスポラス大橋の絶妙なコンビネーションが絵になるエリアで、イスタンブールの主要観光スポットからも簡単にアクセスできます。観光、ショッピング、食べ歩きが全部叶う、オルタキョイでの楽しみかたをご紹介します！

オルタキョイでの楽しみ方

モスクに入ってみよう！

モスクの外観とボスポラス大橋を写真におさめて満足して、意外と忘れがちなことがモスクの中に入るということ。入場は無料なので(寄付歓迎)、時間があるかたは是非中に入ってみましょう。

• 写真：ZonOrtaköy モスクの外観

このモスクの正式名称は、Ortaköy Mecidiye Camii(オルタキョイ・メジディエ・ジャーミィ)といい、ボスポラス海峡に面して建つネオ・バロック様式のモスクです。アルメニア人の建築家による設計で、アブデュルメジド1世の時代、1855年に完成しました。ほかのモスクではなかなか見ることができない、淡いピンクの壁が印象的です。

• 写真：ZonOrtaköy モスク内部
• 写真：ZonOrtaköy モスク内部

ひとつのドームに覆われたモスク内部はそれほど広くはないものの、高い天井から吊るされた豪華なシャンデリアがボスポラス海峡から差し込む日光に反射して、キラキラ眩しい空間です。まるでヨーロッパの宮殿の中のような雰囲気です。

• 写真：ZonOrtaköy モスク内部の豪華絢爛なシャンデリア
• 写真：ZonOrtaköy モスク内部のミンベルと呼ばれる説教壇

右の写真はミンベルと呼ばれる説教壇です。段の最も高い所はムハンマドの場所とされているため、説教をする人は段の中ほどまでしか上がりません。ボスポラスの青とモスク内部のピンクのコントラストの美しさにうっとりしてしまう、そんなモスクです。

アクセサリー探しに夢中！

オルタキョイ名物と言えば屋台の多さ。モスク周辺はカフェやレストランのほか、平日でもたくさんの屋台で賑わっています。とりわけアクセサリーがたくさん並んでいるのがオルタキョイの特徴です。

• 写真：ZonOrtaköy アクセサリー以外にもいろいろあります

• 写真：ZonOrtaköy 屋台のアクセサリー

指輪、ブレスレット、ネックレスなど種類が本当にたくさんあります。自分用にもお土産にも是非ゲットしましょう！

オルタキョイのスターバックスすぐ横のRAKSOTEKという屋台の店員さんによれば、アクセサリーの他にも、イスタンブールがモチーフのマグカップやメモ帳、魔除けのお守りとして有名な目のような形の青いナザールボンジュウなども人気だそうです。

• 写真：ZonOrtaköy スターバックス付近は特に屋台が賑わう

• 写真：ZonOrtaköy イスタンブールモチーフはどれもお土産にピッタリ

• 写真：ZonOrtaköy マグカップや魔除けのナザールボンジュウ

繊細で上品なシルバーアクセサリーはどれだけ見ていても飽きません。

• 写真：ZonOrtaköy キラキラのアクセサリー

日本では考えられないような安さに、思わずアレもコレも！とテンションが上がってしまいます。シルバーアクセサリーはものにもよりますが、10TL(約310円)くらいから買うことができます。客引きも激しくないので、海沿いでゆっくりとお買い物を楽しみたいかたにはおすすめのスポットです。

オルタキョイといえばクンピル！

お祭りのような雰囲気漂う、海風が心地よいオルタキョイで、みんながおいしそうに頬張っているのは、Kumpir(クンピル)！アクセサリーなどの雑貨を扱う屋台以外にも、クンピルの屋台がたくさん並んでいます。

• 写真：ZonOrtaköy 名物クンピルの屋台がたくさん

値段はどこの屋台もほぼ同じで、だいたい10TL(約310円)くらいが相場です。クンピルとは、ふかした大きなジャガイモの中にチーズを入れて、コーンやオリーブ、たくさんの具材を選んでトッピングしてもらう食べ物です。盛りすぎると一人で食べきれなくなるボリュームになってしまうので要注意！

• 写真：Zon巨大なクンピル！

ホクホクのジャガイモに具材を混ぜ混ぜしながらいただきます。このボリュームでこのお値段、しかもおいしいと三拍子揃ったクンピルは、訪れたら絶対に食べるべきです！お土産探しの休憩がてらに、気軽に買ってみましょう！

オルタキョイへのアクセス

トラムヴァイとフェニキュレルのKabataş(カバタシュ)という駅からバスに乗るのが便利です。カバタシュからは、22、22RE、25Eのバスで行くことができます。そのほかTaksim(タクシム)からは、40、40T、42T、Eminönü(エミノニュ)からは、30Dのバスが出ています。最寄りのバス停はOrtaköyではなく、ひとつ手前のKabataş Lisesi(カバタシュ・リセシ)です。

おわりに

ボスポラス海峡を間近に感じながら、モスクに入ったりショッピングを楽しんだりおいしいポテトを頬張ったりできるオルタキョイは、一度訪れるとやみつきになること間違いなしのエリアです。中東最大規模ともいわれるグランドバザールが日曜日がお休みなので、週末のショッピングは是非オルタキョイへ！

※記事内のトルコリラから日本円への換算は2017年11月現在のレートを利用しています(1TL=約31円)。また価格も2017年11月現在のものです。