人気カフェチェーンの「タリーズコーヒー」ですが、カフェを楽しむだけでなく、専門のバリスタからコーヒーのことを学べる「コーヒースクール」があるのをご存知ですか?この記事では、タリーズコーヒーのコーヒースクールについて紹介します。
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タリーズコーヒーの「コーヒースクール」とは?
コーヒー・カフェ好きなら誰でも知っているであろう「タリーズコーヒー」。実はタリーズコーヒーでは、コーヒーのことを深く学べる「コーヒースクール」を開催しているのです。
コーヒースクールでは、コーヒーの知識から美味しいコーヒーの淹れ方まで学ぶことができます。コーヒースクールのコースは複数あり、基礎編3コースを始め、プレミアムビーンズコースや限定店だけのオプショナルコースもあります。
今回筆者夫婦は、基礎コース②「コーヒーのテイスティングと豆知識(参加費1,850円)」を、大阪のタリーズコーヒー KAIYODO 大丸心斎橋店で受講してきました!基礎コースは①~③までありますが、好きなコースから受講が可能です。
日程や開催店舗も決まっているため、自分の都合があうコースや興味のあるコースからぜひ受けてみてください。詳しくは、タリーズコーヒー公式サイトをご確認ください。
コース②「コーヒーのテイスティングと豆知識」を紹介!
それでは、タリーズコーヒーのコーヒースクール②の体験をご紹介していきます!予約は事前にタリーズコーヒー公式サイトから行います。
支払いは、当日にタリーズコーヒーのレジで行います。クレジットカードも使用可能です。
1.コーヒーの基礎知識を勉強!
まずは、簡単に自己紹介を行ったのち、コーヒーの基礎知識を勉強していきます。コース②では「コーヒーの産地によるコーヒーの味の違い」を学びます。写真のようにタブレットを使用しながら、バリスタの方が分かりやすく説明してくれるので、しっかりメモをしていきましょう。
なお、写真手前に映っているのは、コーヒースクールを受講すると貰える「コーヒーノートブック」です。スクールで教えてもらうことが書いてあるため、お家で復習することもできますよ。ノートにはテイスティングした情報を記載できるページもあります。
2.フレンチプレスで抽出!
基礎知識を勉強したら、実際に3つの産地のコーヒーを抽出していきます!
今回使うのは「フレンチプレス(コーヒープレス)」です。フレンチプレスはカフェでは飲んだことがあっても、実際に使うのは初めての方が多いのではないでしょうか。
今回はバリスタの方から直々に教わった美味しい淹れ方を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
また、今回抽出するのは写真の3種類。
- 右:ケニア(アフリカ)
- 中央:グァテマラ カッピングコンテスト セレクト(中南米)
- 左:エスプレッソクラシコ(中南米)
今回は、東南アジアのコーヒー豆が無かったのですが、3番目のエスプレッソクラシコの味がフルボディで東南アジアに近いため、この3種類で飲み比べとなりました。
計量と蒸らし
フレンチプレスにお湯を少し入れ器具を温めたのち、コーヒー豆を計量していきます。今回はコーヒー豆20gに対し、お湯300mlの割合で抽出しました。
最初に器具を温めることでコーヒーの温度が下がるのを防ぎ、適切な計量によって丁度良い濃さでの抽出が可能になります。
コーヒー豆を入れたら、コーヒー豆がひたひたになるくらいまでお湯を入れます。この状態で30秒蒸らしましょう。この蒸らしによって、より香りのよいコーヒーが抽出できるようです!
お湯を注ぐ
続いて、お湯を入れていきます。お湯を入れたのち、上澄みにあるコーヒー豆をスプーンで下に沈めていきましょう。
沈め終わったら、蓋をして4分ほど待ちます。このとき、プレスはまだ行わないため注意してください。
取り分け・試飲
4分経ったらプレスしていきます。このプレスする瞬間こそ、フレンチプレスで淹れる醍醐味とも言えるでしょう!
フレンチプレスで複数のカップに分ける際は、濃さのバランスを取るため、少量ずつ順番に入れていくのがコツです。
そして、いざコーヒーの試飲です!フレンチプレスで淹れるコーヒーは、コーヒーの油分もしっかり抽出できるため、香りがより際立ちます。コーヒーを飲み比べてみると、酸味の違いや苦味・コクの違いがよく分かり、コーヒーの奥深さを改めて感じました。
また、個人的には「ケニア」のフルーティー感ある酸味にはまってしまいました!酸味のあるコーヒーは元々あまり得意ではなかったので、自分でも驚きです。