小田原市

ういろう 本店

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カフェも併設!小田原土産に「ういろう」がおすすめ

ういろう 本店出典:tripnote.jp

小田原城の一部かと間違えてしまいそうな立派な店構えの「ういろう」は、和菓子と薬の2つを販売しています。というのも、元々ういろうは薬であり、室町時代の頃に接待で出していたお菓子の方も知られるようになったといわれているのです。

さらに、薬の製法は一族の限られた人にしか伝えられていませんが、菓子は職人を雇って製造していたため、そこから各地へ広がっていったとも考えられているそうです。

ういろう当主の家は京都にありましたが、北条早雲に招かれて移り住んだといわれています。実際に小田原でういろうを継ぐ宇野氏は戦国時代の古文書にも登場し、北条氏の家臣としても名を連ねていた家です。

そんなういろうの歴史がわかる展示室「外郎(ういろう)博物館」もあり、店員さんに声をかければ奥の展示室へ案内されます。明治18年建築という蔵の中に、代々受け継がれてきた調度品、京の祇園祭や歌舞伎との関わりや、敷地内から発掘された戦国時代の遺物など、ういろうの歴史を語る資料を見ることができるのです。

店内にはういろう以外の和菓子も販売されており、カフェもあります。

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2017年9月11日|7,659 view|トラベルライター

ういろう 本店の写真

  • ういろう 本店
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ういろう 本店の基本情報

※このスポット情報は2017年9月9日に登録(2021年10月11日に一部変更)した時点の情報です。
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