軽井沢にある「森の中のレストランこどう」は、その名の通り、豊かな自然に囲まれたイタリアンレストラン。隣接するジャム専門店「沢屋」のジャムをアクセントにしたメニューが揃い、パン&ジャム好きの方にはたまりません! 軽井沢でのリゾートランチにおすすめのレストランです♡
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「森の中のレストランこどう」とは?
「森の中のレストランこどう」は、軽井沢の森にたたずむイタリアンレストランです。お店のコンセプトは、
・自然の恵みの「鼓動」を、季節毎に提供するレストラン
・“大切な食材”を“美味”に仕立て、お客様の満足へ伝える「個同」
・沢屋の始まりは旧道(旧軽井沢)。この通りは“いにしえの道”「古道」。そしてこれからも・・・''
と表現されています。
コンセプトにある「沢屋」とは、軽井沢の老舗のジャム屋さんのこと。1952年に旧軽井沢の小さな青果店としてスタートした沢屋は、軽井沢に住まう外国人宣教師や外国大使から求められて、無添加・低糖度の手作りジャムを作り始めます。「森の中のレストランこどう」は、2004年に沢屋が始めた直営レストランで、当然メニューの中にも「沢屋」のジャムが大活躍しているんです!
いざレストランへ。森の散策が楽しめるアプローチ
「森の中のレストランこどう」は、JR軽井沢駅から車で7~8分ほどの場所に位置しています。駐車場からは小さな森の中を通って、レストランへアプローチ。最初に可愛らしい木製の橋を渡ることで、別世界を訪れるようなワクワク感が演出されています。筆者が訪れたのは3月上旬でしたが、道中に秋の名残のどんぐりがたくさん落ちていて、自然たっぷりの雰囲気が楽しめました。
夏にはテラス席で“森林浴ランチ”も!
エントランスの傍らには、夏には気持ちよく過ごせそうなテラス席が。マイナスイオンを全身に浴びながらの“森林浴ランチ”も実現できますよ。
リゾート感満載の、ログハウス風の店内
レストランに入ると、2Fの席に案内されます。ログハウス風のインテリアに彩られた店内は、いかにも軽井沢らしいリゾート感に溢れています。
「森の中のレストランこどう」の2Fフロアは仕切りがないオープンスペースで、広々とした開放感が味わえます。今回筆者は子連れだったこともあり、特別に個室へ案内していただきました。個室利用には加算料金もなく、家族やグループだけでリラックスして食事をすることができるので、予約時などにリクエストすることをおすすめします。
大きな窓から樹々が一望! ゆったりした個室で贅沢気分に
やはりログハウス風にデザインされた個室は、ゆったりとしたスペースで天井がとても高く、通された瞬間からテンションが上がります。頭上の窓から自然光が差し込むため、照明はあえて暗めにセッティングされており、慌ただしい日常を離れてのんびり過ごせるムードが漂います。
窓の外には樹々が茂り、疲れた目を休ませてくれます。さらに可愛らしい鳥のさえずりがBGMとなって、何ともいい気分に。飾られている絵も素朴な野花を描いたもので、決して華美ではなく、センスの良さを感じます。
旬の食材をふんだんに用いた絶品料理が、リーズナブルにいただける♡
「森の中のレストランこどう」のお料理は、どれも旬の食材をふんだんに用いた逸品ばかり。ランチでもディナーと同様の上質メニューを堪能でき、お昼から軽井沢ならではのグルメを存分に楽しむことができます。価格帯もリゾートにしてはリーズナブルで、コストパフォーマンスも◎。
ランチメニュー①「信州立科牛ステーキセット」
おすすめのランチメニュー1品目は、「信州立科牛ステーキセット(3,850円)」です。※価格はすべて税込み
季節のスープから始まるコースメニューは、自然豊かな信州で育ったブランド牛・信州立科牛のステーキに、パンと「沢屋」のジャム4種類が添えられ、デザートとコーヒーで締める贅沢なもの。肉汁あふれるステーキの美味しさはもちろんのこと、滋味深いスープやフレッシュジャム、デザートのコンポートに至るまで、どのお皿も見事な仕上がり。
軽井沢の旅の思い出を彩ってくれる「こどう」の信州立科牛ステーキセットを、ぜひ味わってみてください。
ランチメニュー②「クワトロフォルマッジ~4種の沢屋ジャムを添えて~」
次のおすすめランチメニューは、「クワトロフォルマッジ~4種の沢屋ジャムを添えて~(1,540円)」です。イタリア語で、クワトロは数字の「4」を、フォルマッジは「チーズ」の複数形を表す言葉。つまり、クワトロ・フォルマッジとは、4種のチーズをトッピングしたピッツァという意味になります。
クワトロフォルマッジ自体はよく知られた定番のイタリアンメニューですが、「こどう」のクワトロフォルマッジは、「沢屋」のジャムを添えていただけるという、唯一無二のユニークなもの。普通ははちみつを添えることが多いクワトロフォルマッジですが、旬のフルーツの甘さをそのまま閉じ込めたジャムは、濃厚なチーズの旨みを何倍にも引き立ててくれますよ。
ジャムの種類は季節ごとに替わり、取材時にはストロベリー、ブルーベリー、紅玉りんご、キウイの4種をいただきました。添えるジャムによってもチーズの味わいが複雑に変わりますので、“味変(あじへん)”を楽しみながら最後の1切れまで美味しくいただくことができます。
ランチメニュー③「各種パスタ」
「森の中のレストランこどう」は、実はパスタの名店でもあります。季節ごとの旬の食材をアレンジしたパスタは、少し太目でモチモチの麺と、選び抜かれたトッピングとのマリアージュが抜群です。
筆者は春限定の「ほたるいかと菜花、生ハムのアーリオオーリオ(1,650円)と、定番の「ボンゴレヴィラーチェ(1,430円)」をチョイス。どちらも一流のパスタ専門店でしか味わえないような一皿で、このパスタをいただくためにわざわざ軽井沢を訪れたくなるような逸品です。