
学校で一度は手にしたことのある理科実験器具。ビーカー、試験管、丸底フラスコ、三脚、石綿金網!そんな本物の実験器具をインテリアとして販売しているお店があるんです!それが、東京・清澄白河にある「リカシツ」。ポイントは、実験機器のイミテーションではなく、理化学ガラスの老舗卸問屋「関谷理化」がアンテナショップとして、本物を販売していること。インテリアのワンポイントアクセントとして、「リカシツ」製品を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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「リカシツ」はどんな場所?
場所は東京メトロ半蔵門線清澄白河駅から、歩いて5分ほど。築50年のアパートをリノベーションした、レトロな佇まいの複合施設「fukadaso」の一角に「リカシツ」はあります。パッと見工場のようなので、よく見ないと行き過ぎてしまいそう。
レトロな建物の中には、アルコールの匂いがしそうな理科室空間が広がっています。店内には理科実験器具としておなじみの試験管やビーカーなどのガラス製品だけでなく、リトマス試験紙や三脚、石綿金網など、きゅんとしてしまう製品がみっちりと並べられています。商品はどれも実際に使われている製品と同じものだそうです。
「リカシツ」が生まれた理由!
今でももちろん、大学や研究機関などでこれらの製品は使われていますが、実はこれらガラスの実験機器を作る職人さんたちが減ってきているのだそうです。
でも、通常のガラスよりも熱に強く、急激な温度変化にも耐えられて、匂い移りなどもしにくい理化学ガラス製品を、一般の人にもインテリアや実用品として使ってもらって、素材の良さを実感してもらいたい。それによって、職人のみなさんを元気にしたいと考え始めたのが、この「リカシツ」なのだそうです。
「リカシツ」製品の使い方。
店内には、インテリアとしてのさまざまな使い方が提案されています。
おもしろかったのは、カフェの街清澄白河らしく、コーヒードリップを理科の実験のように入れられるセット。これはぜひともお店に行って目で見て確かめてほしいです。
壁の芸術的な装置も必見!
店内奥の壁には、「リカシツ」製品で作られたオブジェがあります。でも、これはただのオブジェではなく、れっきとした装置。
説明書きもありますが、本格的過ぎて何が書いてあるかわかりませんでした・・・。ちゃんとした実験装置なのにもかかわらず、オブジェとして成り立つ芸術性に驚きます。
「リカシツ」中毒へのご案内
2017年4月にオープンしたばかりですが、リピーターや、一度訪れた人の口コミで来店する人が多いそうです。一度足を運んだらたちまち中毒になってしまうのかも。
「ああ、君知っているよ!」と、思わずなつかしい友だちと再会をしたような気分になってしまう「リカシツ」。同じ種類の製品でも豆粒のように小さなものから、初めて目にするほど大きなものまで、さまざまなサイズのものが用意されています。購入の際は、ぜひ実際に足を運んで手に取って吟味してほしいです。
ただし、遠方の方もご安心ください!ちゃんとオンラインショップも用意されています。
思わず“大人買い”する方が続出しているという「リカシツ」。あなたも「リカシツ」中毒の道へようこそ。
アクセス:都営大江戸線または東京メトロ半蔵門線 清澄白河駅より徒歩3分
営業時間:月・木・金曜日(13:30~18:00)/土曜、日曜、祝日(13:00~18:00)

- リカシツ
- 錦糸町・両国・清澄白河 / 雑貨・インテリア
- 住所:東京都江東区平野1-9-7 深田荘202地図で見る
- 電話:03-3641-889
- Web:https://www.rikashitsu.jp/index.html