三宮駅から歩いて5分ほど、歴史を感じる洋館が多く建ち並ぶ旧居留地は、神戸観光には欠かせないエリアです。それらの洋館は博物館として利用されたり、カフェや高級ブランド、雑貨店などショップがはいる施設として利用され、街歩きが楽しいお洒落なスポットとして注目を集めています。そんな神戸の旧居留地には、一体どんな建物があるのか?街歩きをするなら見ておきたい建物をご紹介していきます。
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1. シップ神戸海岸ビル
4階までが旧ビル、5階以上が新ビルと全く趣の異なるビルが合体した不思議な建物です。もともとは大正7年(1918年)に旧三井物産神戸支店として竣工されたもので、震災で全壊したあと、4階までは旧外壁を利用し再建されました。この外壁は国の有形文化財に登録。現在はショップやレストランがはいっています。
2. 神戸朝日ビルディング
昭和9年(1934年)に建てられた旧神戸証券取引所の外観部分を低層部に再生利用し、平成6年(1994年)に竣工されました。アーチ型のファサードが印象的で、クリスマスシーズンには毎年可愛らしいクリスマスツリーが飾られることでも有名。映画館や、朝日ホールがはいっています。
- 神戸朝日ビルディング
- 神戸 / 建造物 / 穴場観光スポット / 歴史的建造物
- 住所:兵庫県神戸市中央区浪花町59地図で見る
3. 旧居留地十五番館
明治13年(1880年)に竣工され、アメリカ合衆国領事館として使用されていました。震災で全壊しましたが、部材を利用し復元。神戸で最も古い異人館として、国の重要文化財に指定されています。コロニアルスタイルの美しい洋館は、一見の価値あり。現在はカフェレストランがはいっており、洋館カフェとして人気を集めています。
4. チャータードビル
昭和13年(1938年)に、かつて世界第2位の規模を誇っていたチャータード銀行の神戸支店として竣工されました。旧居留地海岸通を代表する近代建築のひとつで、大理石をふんだんに使った広大な吹き抜けなど、イギリスの銀行らしい贅沢な造りが特徴です。