写真：旅田サトシかつて江戸幕府の直轄地であり、輸送物資の集積地として栄えた町、岡山県・倉敷。日本初の私立近代西洋美術館をはじめ、町家や白壁の蔵をリノベーションしたお店まで、十分楽しめるスポットが満載！倉敷川の風情とともにレトロな町並みを楽しめる町・倉敷美観地区周辺の、おすすめスポットやグルメ、立ち寄りたいお店を厳選してご紹介します。
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倉敷美観地区ってどんなところ？
写真：旅田サトシ倉敷・白壁の街並み
倉敷美観地区は江戸時代に建てられたなまこ壁の米蔵と西洋の建物が立ち並ぶ「倉敷川沿い」と、リノベーションした町家がある「本町通り」の2つの“通り”からなるエリア。
町家や白壁の蔵を中心とする町並みなど、エリアの大部分が重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。気軽にみて回れる広さなので、1日で観光やグルメを楽しめます。
倉敷までどうやって行くの？
- 写真：旅田サトシJR山陽本線の車両
倉敷駅までは岡山駅からJR山陽線で約17分でアクセスすることができ、電車は1時間に5分から20分ごとに運転しています。なお、倉敷駅から美観地区まではメインストリートである「倉敷中央通り」もしくは「倉敷えびす通り」を歩いて10分程で行けます。
倉敷観光を楽しむ前に「倉敷物語館」で情報収集しよう！
- 写真：旅田サトシ倉敷物語館
美観地区に到着したら、まずは休憩スポット「倉敷物語館」で情報収集をしましょう。情報コーナーや展示室、多目的トイレなどが整備され、観光マップをもらえるほか、観光と文化の交流の場として自由に利用できます。
また以下で紹介する倉敷考古館の近くにあり、観光案内所として使われている「倉敷館」は2018年1月15日から約2年間、改修工事のため閉館中。倉敷物語館内に移動しているので、気になるスポットやお店の情報を知りたい方はぜひ立ち寄ってみて。
- 倉敷物語館
- 倉敷 / 観光案内所・ビジターセンター
- 住所：倉敷市阿知2丁目23-18地図で見る
- 電話：086-435-1277
- Web：http://kmc.jp.net/
【1】美観地区を代表する美しい蔵造りの考古博物館「倉敷考古館」
- 写真：旅田サトシ倉敷考古館
最初にご紹介するのは、倉敷川にかかる中橋を渡ったところにある「倉敷考古館」。江戸時代の米蔵を改装した考古博物館で、岡山県内で出土された土器や銅鐸など約300点にのぼる考古学資料が展示されています。
また美観地区を象徴する建物としても知られており、記念写真を撮りたい方にはうってつけですよ！
- 倉敷考古館
- 倉敷 / 博物館 / 女子旅
- 住所：倉敷市中央1-3-13地図で見る
- 電話：(086)422-1542
- Web：http://www.kurashikikoukokan.com/
【2】舟上から美観地区の街並みを楽しもう！「くらしき川舟下り」
- 写真：旅田サトシくらしき川舟流し
白壁の町並みを舟上から眺めたい方には「くらしき川舟下り」に乗って風情を楽しむのがおすすめ。倉敷川に架かる中橋の近くにある乗り場から出発して、船頭さんによる町の歴史解説などを聞きながら、デニムストリートの近くにある高砂橋、大原美術館の近くにある今橋間を約20分かけて巡ります。
なお、チケットは当日のみの販売で週末や大型連休を中心に満席になることが多いので、乗りたい方は美観地区に到着したらまずチケットを購入しておきましょう。
- くらしき川舟流し
- 倉敷 / クルーズ / 女子旅
- 住所：岡山県倉敷市倉敷川・中橋たもとから出航地図で見る
- 電話：086-422-0542（倉敷物語館臨時観光案内所）
- Web：https://www.kurashiki-tabi.jp/see/3598/
【3】彩り豊かな御膳が味わえる老舗旅館「旅館くらしき」
- 写真：旅田サトシ旅館くらしき
倉敷川沿いのエリアでランチを堪能したい方は、老舗旅館「旅館くらしき」にあるレストランで味わうのがおすすめ。江戸時代後期、砂糖問屋だった商家を改装した旅館で、日本庭園を眺めながら食事を楽しめるます。旅館なのでもちろん宿泊も可能です。
- 写真：旅田サトシ四季の散歩道御膳（税込1998円）
50食限定の「四季の散歩道御膳」は海と山、旬の食材を使ったお造りや焼き物、煮物など12種類の小鉢料理が箱御膳に並んだ一品。彩り豊かな食材を使った料理を白米や味噌汁とともに堪能できます。
また、岡山でよく食べられる「ままかり」や鰆、海老などが入った「花咲きちらし寿司」（税込1,836円）も食べられます。
- 旅館くらしき
- 倉敷 / ホテル / 旅館
- 料金(目安)：-円〜96,897円
- 住所：岡山県倉敷市本町4-1地図で見る
- 電話：086-422-0730
- Web：http://www.ryokan-kurashiki.jp/
【4】「くらしき桃子」でフルーツスイーツを堪能しよう！
- 写真：旅田サトシくらしき桃子 倉敷本店
岡山県は白桃やマスカット、ピオーネなどといったフルーツの生産地。その中で季節のフルーツを使ったスイーツを堪能できるお店が「くらしき桃子」です。岡山の青果会社が営むお店で、1階ではフルーツを使ったお土産を販売し、2階はカフェになっています。青果店ならではの上質な果物を使ったパフェやアイスクリームなどを味わえるお店です。
- 写真：旅田サトシジェラートダブル（税込540円）
通年で味わえる「ジェラート」は岡山を代表する桃の品種・清水白桃やニューピオーネ、マスカットなど、定番の5種類のフルーツと季節の食材のフレーバーが揃っています。果肉が溶け込んだ口溶けなめらかな食感を味わってみて。
また、季節のフルーツを使ったパフェの種類も豊富で、毎年12月上旬から5月上旬頃まで味わえる「白いちごパフェ」（税込2,376円）や7月中旬～9月中旬頃まで味わえる「桃パフェ」（税込1,350円）などのメニューがあります。
- 写真：旅田サトシ「おかやま桃子・金桃ぷりん」と「ｍｔ×くらしき桃子 清水白桃ぷりん」（各税込118円）
さらに岡山産のフルーツを使ったお菓子のお土産も買うことができ、清水白桃や金桃、さらに紫ぶどうを使ったプリンやフルーツのジュレ（税込648円～）などを販売しています。濃厚な甘さと、とろけるような食感を楽しめるスイーツをぜひ買ってみましょう。
- くらしき桃子 倉敷本店
- 倉敷 / カフェ・喫茶店 / パフェ
- 住所：岡山県倉敷市本町4-1地図で見る
- 電話：086-427-0007
- Web：http://kurashikimomoko.jp/
【5】カフェも併設するご当地ビスケットのお店「café BISCUIT」
- 写真：旅田サトシcafé BISCUIT
築100年以上の古民家を改装した複合商業施設「クラシキ庭苑（ていえん）」内にある「café BISCUIT（カフェ ビスキュイ）」。地元で人気の菓子メーカー・梶谷食品が手掛けるカフェ&ショップです。ご当地ビスケットを販売しているほか、岡山の老舗パン屋・岡山木村屋とコラボしたメニューを味わえます。
- 写真：旅田サトシビスケットとディップ（税込340円）※ドリンクは別料金
カフェではロングセラー商品「シガーフライ」や「バタークラッカー」など、梶谷食品で人気のビスケットに清水白桃やオレンジクリーム、ジャムなどのディップで食べられるセットを提供。倉敷美観地区の散策でひと休みする際、少し嗜みたい方はぜひ味わってみて。
- 写真：旅田サトシ（写真左から）バタークラッカー、コンガリサクサク、シガーフライ
お土産としても人気の「シガーフライ」（税込300円～）は、サクッとした食感とともに、小麦本来のおいしさと香ばしさを楽しむことができ、「食べだしたらやめられない」ほどはまってしまいます。
カフェでも提供している清水白桃の果肉が入った「プレミアム清水白桃クリーム」（税込500円）や「バナナクリーム」（税込500円）を一緒に購入するのもおすすめです。
- café BISCUIT
- 倉敷 / カフェ・喫茶店
- 住所：岡山県倉敷市本町5-27 クラシキ庭苑内地図で見る
- 電話：086-427-5515
- Web：http://www.cafe-biscuit.jp/
