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瀬戸内海360度パノラマビュー!白滝山をおすすめする3つの理由

取材・写真・文:

茨城在住
訪問エリア:45都道府県

2019年11月22日更新

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写真:Sosyu Kikuchi

瀬戸内海にはたくさんの島々が浮かんでいます。なかでも、今回ご紹介するパワースポット白滝山(しろたきやま)は広島県にほど近い、因島(いんのしま)に位置しています。白滝山は、標高227メートルと小高い山で、山頂の展望台からは瀬戸内海の様子を360度パノラマで臨むことができ、貴重な展望スポットとなっています!また、山頂の五百羅漢も迫力満点で、約700体もの石仏が立ち並んでいます。ちょっとしたハイキング気分で登頂できるのもまたいいところ。今回は白滝山をおすすめする3つの理由をまとめました!

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白滝山とは?

白滝山は因島にある

白滝山は、愛媛県今治市と広島県尾道市を繋ぐ、しまなみ海道の途中にある、因島(いんのしま)に位置しています。

  • 写真:Sosyu Kikuchi

因島は、八朔発祥の地、ポルノグラフィティのふるさと、アニメ『ヒカルの碁』でお馴染み本因坊秀策の出生地などとして知られています。イチジク狩りなどの農体験も充実しています。

  • 写真:Sosyu Kikuchi

清浄世界を表現しようとした

白滝山は標高227メートルの岩山で、もともとは修験者の修行の場でありました。

1780年以降、柏原伝六という人物が、新道、儒教、仏教、基督教の四大宗教の共通理念を基礎に「一観教」を開き、現在の白滝山に清浄世界を表現しようと、五百羅漢を刻んだと言われています。

  • 写真:Sosyu Kikuchi
  • 写真:Sosyu Kikuchi

白滝山をおすすめする3つの理由

理由その1 山頂までは徒歩10分!軽いハイキング気分でOK

白滝山の八合目駐車場(フラワーライン駐車場)に車を停めると、そこから徒歩約10分で山頂までたどり着けます。軽いハイキング気分で訪問することができます。

  • 写真:Sosyu Kikuchi
  • 写真:Sosyu Kikuchi

最初は地道に階段を登りますが、途中からは景色が良くなり、途中途中でビュースポットが現れますので、視界が開けたら注目です。

  • 写真:Sosyu Kikuchi
  • 写真:Sosyu Kikuchi
  • 写真:Sosyu Kikuchi

山頂近くには、お手洗いの用意もありますので、心配な方も安心です。

  • 写真:Sosyu Kikuchi
  • 写真:Sosyu Kikuchi

途中で靴を脱いで休憩できる屋根のついたスペースもあります。山頂に向かうまで、ほっと一息されたい方におすすめです。

理由その2 約700体の石仏が並ぶ珍しい景色に出会える!

白滝山は、山頂に近づけば近づくほど、石仏の数が多くなっていきます。

  • 写真:Sosyu Kikuchi
  • 写真:Sosyu Kikuchi

に並べられているものや、円形に並べられているもの、

  • 写真:Sosyu Kikuchi
  • 写真:Sosyu Kikuchi

高い場所に置かれているもの、さりげない場所に据えられているもの、に直接掘られているものなど、実に様々です。

  • 写真:Sosyu Kikuchi
  • 写真:Sosyu Kikuchi
  • 写真:Sosyu Kikuchi

一つ一つ表情も異なるので、緻密な制作作業だったことがうかがえます。

理由その3 瀬戸内海を360度パノラマで見渡せる!

白滝山の山頂には、小さな展望台が用意されており、瀬戸内海が360度パノラマで臨めるようになっています!

  • 写真:Sosyu Kikuchi

どの方角に何があるか分かりやすいように、地図盤が用意されています。

  • 写真:Sosyu Kikuchi

筆者が訪れた際は少し曇り空でしたが、それでも遠くまでよく見渡せました。

アクセス

  • 本州方面より行かれる方 しまなみ海道「因島北IC」から車で10分
  • 四国方面より行かれる方 しまなみ海道「因島南IC」から車で15分
  • 八合目駐車場より山頂まで徒歩10分
※お車でご訪問の方へご注意
因島まで本州方面から行く場合と、四国方面から行く場合で、降りるインターが異なります。
案内表示にお気を付け下さい。
白滝山と五百羅漢
尾道 / 展望・景観 / 絶景 / パワースポット / 穴場観光スポット / 一人旅 / ハイキング
住所:尾道市 因島重井町地図で見る
電話:0845-26-6212
因島
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住所:広島県尾道市 因島地図で見る

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この記事を書いたトラベルライター

大自然に魅せられて
江ノ島出身、現在は霞ヶ浦湖畔で暮らしています。自然に触れる旅が好きで、これまで国内45県、海外13か国を訪問。地域に根付く食と文化を探るのも楽しみの一つです。

▶よくある執筆ネタ
・湧き水、ネイチャースポット
・焼き芋、食文化、町の飲食店

▶Awards
・H30.10 環境保全茨城県民会議主催「いばらき自然環境フォトコンテスト」部門賞
・H31.01 羽田空港主催「私の旅する日本語2018」大塚製薬賞
・R01.08 tripnote主催「トラベルライターアワード2019上半期」審査員特別賞
・R03.08 tripnote主催「トラベルライターアワード2021上半期」SNSシェアトップ賞

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