写真：粒あんこ神秘に満ちた場所、岩戸神社のある先山は、標高が448mの山で、日本神話の中でイザナギとイザナミが最初に創った場所とも言われています。岩戸神社には天照大御神が祀られていて、ご神体である巨石の中央付近には割れ目が。地元では、この巨石は天照大御神がお隠れになった天岩戸だと伝わっているそうですよ。この岩戸神社までの道のりがなかなかのもので、けもの道に近いものが。でもその道を抜ければ、清々しい緑と光に満ちた神社へとたどり着くのです。さあ、スニーカーを履いて出かけましょう！
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岩戸神社について
写真：粒あんこ岩戸神社の祠
岩戸神社は、兵庫県淡路島の先山と呼ばれる、山の頂上付近にあります。淡路島には、他にも岩戸神社のような巨石をご神体とする、神社やスポットが沢山ありますよ。日本では昔から、このような磐座（読み：いわくら／意味：神の鎮座するところ、神の御座）を信仰の対象とすることも多かったそうです。
日本神話に出てくる天岩戸のお話は、1度は聞いたことがあるかと思います。天照大神が岩に隠れたことで世界は光を失いますが、その天照大神が隠れた岩が、この岩戸神社の岩ではないかと言われています。
この伝説は、日本全国に候補地があり、淡路島の他に、沖縄、三重、京都、宮崎、奈良など、沢山あるそうです。どこが本当なのか分かりませんが、この岩戸神社も候補地に相応しい場所だと感じるはずです。
千光寺の脇にある茶屋が目印
まずは、駐車場から茶屋を目指しましょう
- 写真：粒あんこ駐車場からの道
まずは車で、先山の頂上付近にある千光寺を目指します。この千光寺まで行く道も、長い山道となっていて、この道で本当に合っているか不安になるほど。山道の途中にある、「千光寺」と書かれた看板だけが、目印であり安心材料となります。
駐車場に着いたら、とりあえず、千光寺へ向かいましょう！
- 写真：粒あんこ茶屋の横を通り抜けて
進むと、右脇に茶屋が見えてきますので、その茶屋へ向かって進みます。奥に見える階段は登らず、さらにその右脇の細道を進んで行きます。
山道を突き当りまでドンドン進みます
- 写真：粒あんこ下りの道が現れる
少し、整えられた山道が現れます。それをドンドン下って行きます。まだまだ、遠いですよ！
- 写真：粒あんこ突き当りに
すると分かれ道が・・・。
- 写真：粒あんこ道案内
突き当りの木に、小さな道案内が現れます。左は「スモト」右は「フクラ」と書かれています。筆者はここで、「もしかして間違った！？」と思ったのですが、良く見ると、フクラと書かれた左下に小さな鳥居のマークがあるではないですか！
- 写真：粒あんこ奥に鳥居が見えました
そして右を見ると、遠くに鳥居が見えます！そう、ここでは、右に進んで下さいね。
鳥居を抜けると、さらにここからが・・・
足場が悪いけもの道が・・・
- 写真：粒あんこ岩戸神社の鳥居
鳥居は神聖な場所への入口であり、俗世との境界線です。鳥居の前で一礼し、進んで行きましょう！先に見える道はさらに、険しく細い道に・・・
- 写真：粒あんこけもの道が続きます
かなり足場が悪く、下りのため滑ります。スニーカーで行かれるようお勧めします。
- 写真：粒あんこ足場の悪い山道
このけもの道のような、険しい道を進んでいくのですが、所々に標語と言えばいいのでしょうか、木に「善い事、悪い事、いつも見ているのは自分」など書かれたプレートが付けられています。場所のせいでしょうか、素直に心に染み入りますよ。
あともう少しです！
- 写真：粒あんこ神社の近くに来ました
険しい道もあと少し、先に石場が見えてきます。
- 写真：粒あんこ神社まであと少し！
右手側に、丁寧に積み上げられた石があります。
- 写真：粒あんこ後はこの石段を登るだけ
そして、最後の石段、この先ですよ！
清々しい緑と光に包まれたご神体の大きな石
現れた8メートルもある巨石のご神体
- 写真：粒あんこ巨石に祀られた祠
そこに着くと、大きな大きな石のご神体が一気に目に入ります。高さは約8mあり、中央付近に天照大神が隠れたとされる割れ目があります。祠の横に鎮座する狛犬も、小さく愛らしいですよ。
駐車場から祠まで約15分ほどでしょうか、舗装されていない山道なので、もっと時間がかかった様な気がするかと思います。巨石の反対側は、すぐに切り立った山肌になっていますので、十分気を付けて見学して下さいね。
- 写真：粒あんこ約8メートルもある石は圧巻
下から見上げると、その大きさに圧倒されます。
- 写真：粒あんこ光が巨石に！神秘的
ちょうど、緑に茂った木々と、その合間から降り注ぐ光で、何とも幻想的な光景が。筆者には霊感や不思議なパワーなど、まったくありませんが、この場所はとても清々しく、心地良い感じがします。
お参りとエネルギーチャージをしっかりしたら、さあ、帰路につきましょう！
