写真：SaoRi花咲か爺さんの「ちゅういっちゃん」こと、南澤忠一さんが約50年にも渡って一人で紫陽花を植え続けてきた「南沢あじさい山」。毎年6月下旬から7月上旬ににかけて見ごろを迎え、シーズン中にはあじさいまつりも開催され、多くの人々で賑わいます。今回は、花咲か爺さんが育てた1万本の紫陽花を楽しめる「南沢あじさい山」についてご紹介します！
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南沢あじさい山と花咲か爺さんについて
南沢あじさい山は、東京都あきる野市深沢にあります。
写真：SaoRi
最寄り駅はJR武蔵五日市駅ですが、駅から山までは徒歩で約40分、車でも10分ほどかかる距離にあり、都会の喧騒を忘れさせてくれる自然豊かな地です。
- 写真：SaoRi
南沢あじさい山では毎年6月下旬から7月上旬にかけて、たくさんの紫陽花が急峻な山間で木々の合間を覆うように咲き乱れます。
- 写真：SaoRi
その数、なんと1万株！シーズンになると毎年10,000人もの人々が訪れる紫陽花の名所ですが、もともとはこの山の所有者である南澤忠一さんが、林道に20本ほどのあじさいの苗を植えたことが始まりでした。
- 写真：SaoRi南沢あじさい山受付で配布されているパンフレットより
ご先祖様にお花をお供えしたいという想いから、お墓へと続く道に紫陽花を植え始めたことをきっかけに、半世紀に渡って一人で植え続け、今や1万株にも増えたのです！
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林道沿いや山の斜面一帯をブルーやピンクに染めるほどの紫陽花を一目見ようと、季節になると多くの観光客が訪れるようになり、2018年の4月に東京都の地域産業資源のうち、観光資源としても認定されています。
- 写真：SaoRi南沢あじさい山まつりに訪れている多くの人々
この素敵な物語は、「1万株のあじさいを育てた花咲かじいさん『ちゅういっちゃん』」として、南沢あじさい山のホームページで詳しく紹介されているので、ぜひ読んでみて下さいね！
6月下旬から7月上旬が見ごろ！南沢あじさい山まつりへ
では、さっそく紫陽花が咲き誇る「南沢あじさい山」についてご紹介していきます！
- 写真：SaoRi
美しく咲き誇る紫陽花はもちろんのこと、シーズン中に開催されている南沢あじさい山まつりの様子も合わせてご紹介していきます♪
①まずは受付を！
南沢あじさい山に到着したら、まずは登山口前にある受付へと向いましょう！
- 写真：SaoRi
あじさいの開花シーズン中はあじさいまつりが開催されていて入山料がかかり、大人500円・小人(小学生)300円で拝観できます。
- 写真：SaoRi
また、自家用車で訪れた方は周辺に臨時駐車場がいくつもあるのでそちらに駐車しましょう。普通車1台800円で、受付時に合わせてお支払いします。
受付を終えたら、赤いリボンをもらい、腕や鞄などの目立つところに付けて、いよいよ出発です♪
- 写真：SaoRi
②中間地点
登山口からすぐは細い登山道が続きますが、登り始めからすぐに両脇を紫陽花に囲まれた道を進んでいきます。
- 写真：SaoRi
色とりどりの紫陽花を間近で鑑賞しながら進んでいくと、ほどなくして中間地点が見えてきます。
- 写真：SaoRi
東屋やテーブル・椅子が設置されているほか、焼きだんごやドリンクが販売されているお店もあって、休憩にピッタリのスポットです。
- 写真：SaoRi
- 写真：SaoRi
登山口から山頂まではあじさいを鑑賞しながらでも20分ほどで到着できますが、暑い日などは休憩所を利用しながら水分補給をこまめにして下さいね♪
③折り返し地点
中間地点をこえて更に歩いていくと道幅が広くなり、斜面に咲く紫陽花の様子がより見えやすくなります。
- 写真：SaoRi
登山口付近に比べると、どんどん山深くなっていき、静けさも増して幻想的な雰囲気のなかで咲き乱れる紫陽花を鑑賞できます。
- 写真：SaoRi
また、途中にはいくつもフォトスペースが設けられていて、少し高い位置から辺り一帯を見渡せるようになっています。
- 写真：SaoRi
色とりどりの紫陽花を楽しみながら歩いていくと、中間地点から10分ほどで折り返し地点に到着です！
- 写真：SaoRi
帰路は最初は同じ道を下山していきますが、途中から案内に従って駐車場を抜けて車道に出ます。
- 写真：SaoRi
- 写真：SaoRi
車道に出るまでの間にも、登りでは観られなかったあじさい畑があるので、帰りも美しい紫陽花を楽しみながら下山できますよ♪
④ゴール
車道を下っていくと、すぐに元の受付前に出ます！
- 写真：SaoRi
南沢あじさい山のあじさい鑑賞はこれで終わりですが、受付周辺やJR武蔵五日市駅へと向かう道のりの間にもたくさんの紫陽花が咲いているので、ぜひ合わせて見てみて下さいね♪
- 写真：SaoRi受付周辺に咲く紫陽花
- 写真：SaoRiJR武蔵五日市駅に向かう途中に咲く紫陽花
また、あじさい以外にも受付の奥には、ちゅういっちゃんの家やドライフラワー工房などもあります。
- 写真：SaoRi
- 写真：SaoRi
家のすぐ横にはちゅういっちゃんの池もあり、たくさんの綺麗な鯉を見ることもできます。
- 写真：SaoRi
池の鯉と合わせてオススメなのが、ドライフラワー工房前にいるアライグマ！元気に動き回っていて、子供たちの人気者です。
- 写真：SaoRi
田舎のおばあちゃんの家に帰ってきたかのような、どこか懐かしくて心がほっこりとする時間をおくれるので、ぜひじっくりと楽しまれていってくださいね！
- 写真：SaoRi
おわりに
花咲か爺さんこと、南澤忠一さんが一人で約50年にも渡って植え続けてきた1万本の紫陽花を楽しめる「南沢あじさい山」のご紹介はいかがだったでしょうか？
- 写真：SaoRi
山の斜面を覆いつくすように咲く紫陽花はもちろんのこと、どこか懐かしく、心があたたかくなる里山のような雰囲気にも注目です！
- 写真：SaoRi
1万本のあじさいを咲かせた花咲か爺さんの素敵なストーリーと共に、ぜひ美しく咲き誇るたくさんの紫陽花を愛でに「南沢あじさい山」を訪れてみて下さいね♪
- 南沢あじさい山
- 西東京・福生・青梅 / あじさい名所
- 住所：東京都あきる野市深沢368地図で見る
- Web：https://ajisai-yama.com/
