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オクラホマ州タルサ(Tulsa, Oklahoma)

オクラホマ州第二の都市タルサの市内中心部、アート・ディストリクトにある3階建てのBob Dylan Center(ボブ・ディラン・センター)にて。

シンガー・ソングライターのボブ・ディランの生涯とその作品を称える博物館として2022年にオープン。

自身のキャリアのほぼ全期間にわたって網羅した10万点以上のアイテムで構成され、本人の承認を得て建設された唯一の公式博物館として、音楽ファンだけでなく、歴史や文化に興味がある人にも楽しめる施設になっている。

ミネソタ州で生まれ育ち、ニューヨークでミュージシャンとして成功を収め現在はカリフォルニア州に住んでいるディランの記念館がタルサに建てられたのは、ディランが崇拝するフォークソングの祖と呼ばれるウディ・ガスリーの記念館がここタルサに元々あり、それを運営する財団にディランが自身のアーカイブを売却したからだそう。

「確かに、沿岸部はもっと活気があるけど、私はミネソタ州出身で内陸の落ち着いた雰囲気の方が好きなんだ。」ともディランは話している。

写真1-2
ボブ・ディラン・センターの外観
写真3
「The Freewheelin’ Bob Dylan(フリーホィーリン・ボブ・ディラン)」
ディランを一躍有名にした「Blowin’ in the Wind(風に吹かれて)」から始まる、オリジナルモノラルのプロモ盤のスタジオ・アルバム。(1963年)ジャケット写真に一緒に写っている女性は、当時の恋人のスーズ・ロトロ。
写真4
館内1階から2階へと続く階段
写真5
「Highway 61 Revisited(追憶のハイウェイ61)」の収録中に手書きの歌詞を精査するボブ・ディラン(1965年)
写真6
1965年7月25日、ニューポート・フォーク・フェスティバルで、ディランがアコースティックギターをエレキに持ち替えて演奏したステージで着用していたレザージャケット。
写真7
武道館ライブの2枚組LPと来日時の写真(1978年)
写真8
LAのメタルワークのアトリエにて。90年代から溶接を始め、2013年にはロンドンで鉄鋼造形アートの個展も開いている。

スポット情報:ボブ・ディラン・センター

10月1日

このトラベラーの人気の旅フォト

サンタバーバラ(カリフォルニア)

ダウンタウンのスタバ(Starbucks Coffee Company)にて。

優しい味わいのベランダ・ブレンドに、一口甘いものが食べたい時にちょうどいいケーキポップ(Cake pops)を。

スポンジケーキを細かくほぐして、フロスティング(アイシング)を少量加えてしっとりするまで混ぜ、丸めてチョコレートでコーティングしたもの。

#santabarbara #california #starbucks #cakepops
モロベイ(カリフォルニア)

海沿いのジョヴァンニ・フィッシュ・マーケット(Giovanni’s Fish Market)の店先で買える、牡蠣の炭焼き。

いろいろな調味料が並べてあるので好きなものをかけて、出来立てをスナック感覚でその場で頂けるのが人気。牡蠣はいつでも別腹。

#morrobay #california #oyster #giovannisfishmarket
モロベイ(カリフォルニア)

穏やかな内海沿いをお散歩。碧い海にヨットやクルーザーが行き交い、マリン・スポーツを楽しむ人たちも。

#morrobay #california
オクスナード(カリフォルニア)

市街のモールにあるホール・フーズ・マーケット(Whole Foods Market)の一角で、オレンジ&マンゴーのスムージーをオーダー。

野菜と果物の組み合わせはもちろん、ショットで飲む少量で濃い目の葉物野菜ジュースなども通には人気のよう。

スープ、サラダ、ベーカリー、デザートなどデリのテイクアウトも充実している、意識高い系食材の宝庫。

#oxnard #california #wholefoodsmarket #smoothie
モロベイ(カリフォルニア)

カラッと揚がったフィッシュ・アンド・チップスに、たっぷりのモルト・ビネガーをかけて。一緒に付いて来るタルタルソースも、コクがあって良い味変に。

ウォーターフロントのダイニング、ベイサイド・カフェ(Bayside Cafe)にて。

#morrobay #california #fishandchips #baysidecafe
ヤーモ(カリフォルニア)

1881年頃から操業していた古い西部の銀の採鉱地跡、カリコ・ゴーストタウン(Calico Ghost Town Regional Park)。

鉱山の中腹から見下ろした俯瞰風景。バーストウからラスベガス方面へ向かう途中のI-15沿い、カリフォルニア州の内陸寄りに位置する。

銀の価値の暴落と共に1890年代の半ばに閉山。かつて多くの鉱夫たちの生活を潤した街は喧騒を失い、“ゴーストタウン”になった。

ナッツベリー・ファーム(スヌーピーの公式テーマパーク)の創始者、ウォルター・ナット氏が1950年代にカリコを買収。敷地内を全て修復した際、以前の風景に見えるよう主要な建物を1880年代風に仕上げた。

アメリカ合衆国国定歴史建造物で、2005年には当時のカリフォルニア州知事アーノルド・シュワルツネッガー氏によって、州のシルバー・ラッシュ・ゴーストタウンに公式認定されている。

歴史を偲びながらの散策や汽車で巡ることができる他、雑貨店やレストランが併設されている。キャンプやハイキング、オフロード走行などもできるよう。

#calicoghosttown #yermo #california
テキサス州ダラス(Dallas, TX)

ビルの谷間に鎮座する巨大な目玉のモニュメント「The Eye」。シカゴを拠点とするアーティスト、トニー・タセット氏の作品で高さ9mほどのグラスファイバー製の彫像。多くの人々に語りかけるものを作りたかったと言うその作品は、彼自身の眼球をモデルにしているのだとか。

ファラオの目、フリーメーソンの目、ビッグブラザー(スラングとして「独裁者」とか「組織や国家において独裁権力を持つ人」と言う意味。語源はジョージ・オーウェルの小説『1984』に登場する独裁者の名前「Big Brother」に拠るそう)の目に照らして、観る人次第で何にでもなる象徴的なオブジェのよう。

パイオニア・プラザ(Pioneer Plaza)に建つThe Dallas Cattle Drive sculptures。3人のカウボーイと40頭のロングホーンの牛達の群像が見られる。

アメリカ合衆国国旗、テキサス州旗、ダラス市旗の3本の旗が並ぶダラス市役所前の広場(Dallas City Hall Plaza)。

VPN(真のナポリピザ)加盟店 “400 Gradi”にてランチ。

前菜はブッラータ。ピザは秋らしいメニューで、少しスパイシーに味付けされたバターナッツ・スクウォッシュと松の実のガーリック・ソテーにルコラとモッツァレッラのトッピング。

ダラス美術館(Dallas Museum of Art)で芸術の秋を堪能。

狩野長信作の源氏物語の対の屏風絵や、クロード・モネの「ラヴァクールのセーヌ川」、アメリカの風景画家フレデリック・エドウィン・チャーチの「氷山」をはじめ、紀元前3,000年から現代の芸術作品まで、24,000点以上のコレクションが展示されている。入場料無料。
オクスナード(カリフォルニア)

L.A.から車で1時間くらいのマンダレイ・ビーチに建つ、エンバシー・スイーツ・ホテル(Embassy Suites by Hilton Mandalay Beach Hotel & Resort)のテラスのプール。

スタッコ仕上げの白壁とテラコッタの瓦屋根のスパニッシュ・コロニアル・リバイバル様式で外観もインテリアも統一されていて、落ち着いた雰囲気が寛げる。

#oxnard #california #hilton #mandalaybeach
アロヨ・グランデ(カリフォルニア)

イラン人のファミリーが経営している地中海料理のカフェ・レストラン、Jaffa Cafe(ジャファ・カフェ)でランチ。

ボリュームたっぷりのラム肉のシャワルマ・ラップサンドに、ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)とザジーキ(ギリシャ・ヨーグルトのソース)。デザートにはバクラバとトルコ・コーヒーを。

#arroyogrande #california #mediterraneanfood
ヤーモ(カリフォルニア)

1880年代に栄えた銀の採鉱地跡、カリコ・ゴーストタウン(Calico Ghost Town Regional Park)。

アメリカ合衆国国定歴史建造物、及びカリフォルニア州のシルバー・ラッシュ・ゴーストタウンに公式認定されている。

かつての坑道を歩いたり、敷地内を汽車で観て回れる。

#calicoghosttown #yermo #california
インターステート15号線(カリフォルニア)

西海岸からラスベガス方面へ向かって、州間高速道路I-15を北へひた走る。

ヴィクターヴィルを抜けてバーストウの街へ入る途中。しばらく荒涼とした景色が広がる。

#interstate15 #california #northbound
サンタモニカ(カリフォルニア)

桟橋から、沈みゆく太陽を惜しむひととき。サンタモニカ・ピア(Santa Monica Pier)にて。

多くの人に親しまれているこの桟橋。元々は、処理された下水を海へ放出するため、橋の下にパイプを通す形で、1909年に市が必要に迫られて作った街のインフラの一つ(幸い、1920年代には取りやめに)。

この地特有の気象条件に耐えられるよう、木造ではなく、新たなテクノロジーを導入した西海岸初のコンクリート製の橋だったため、オープニング・セレモニーは多くの人で沸いたそう。

地元コミュニティにとって桟橋は一躍話題のスポットになり、老若男女問わず、こぞって釣り糸を垂らす風景が日常に。伝説の巨大なブラック・シーバスが釣れると人気だった。

やがて時は大恐慌時代。1925年、元・水夫のオラフ・オルセンは、桟橋に降り立つやいなや引退を撤回し、レクリエーション用のフィッシング・ボートで漁船団を組んだ。

真のヒーローであるオラフは、商業用の大きな魚網も難なく操り、釣果の一部を食料を必要としている家庭に無償で提供。

このオラフがどうなったかと言うと。桟橋の常連で、執筆中の連載作品シンブル・シアター(Thimble Theater)に必要なヒーローを探していた漫画家、エルジー・クリスラー・シーガーの目に留まり、彼なりの解釈で描いた「水夫のポパイ(Popeye the Sailor Man)」として1929年から世に登場。

後はポップ・カルチャーの歴史でも知られている通りで、そんな人気キャラクター発祥の地でもあるよう。

#santamonicapier #california #popeye #sunset

ボブ・ディラン・センター

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります