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【ミャンマー】インレー湖ボートツアーで水上生活を覗こう!

取材・写真・文:

東京在住

2018年9月6日更新

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写真:Emily

ミャンマーのリゾート地の一つ、インレー湖。湖畔にはリゾートホテルが並んでおり、西洋人がバケーションを悠々と過ごしている様子が見られますが、ボートで奥に行くと、その土地に住んでいるインター族が日常生活を過ごしている場所になっており、独特の生活文化を垣間見ることができます。今回はこのインレー湖をボートで巡るツアーをご紹介します。

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インレー湖とは

インレー湖はシャン州ニャウンシュエ県にある湖です。ヤンゴンから1時間のフライトで到着するヘーホー空港がインレー湖に行くための空路での入り口です。

空港からまずはインレー湖観光の拠点となる街、ニャウンシュエに行きましょう。タクシーで約1時間で着きます。ニャウンシュエの中心地からは西に進むと徒歩15分ほどでインレー湖に続く運河に到着します。

ボートのチャーターの仕方

  • 写真:Emily運河はボートがたくさん。夕方になると夕日がとても綺麗に見えるスポットでもあります。

運河にはたくさんのボートが並んでいます。歩いていると船頭さんが来てくれますので、何時間のチャーターが可能なのか(多くは1日/約8時間のコースか、半日/約4時間のコースです)を聞きましょう。

だいたい案内されるところは決まっているようですが、もしガイドブック等で見て、訪れてみたいところがあればそこからは交渉となります。

多くのボートは5人まで1台のボートに乗ることができます。料金はボート1台の値段で提示されます。今回は1日/約8時間で、18,000チャット(約1,470円)のツアーの様子をご紹介します。

ボートツアー開始の時間について

暑い時期は、昼間から出発するとボートの上で強い日差しを受けることになり、とても辛いので、朝早くから出発するほうを断然お勧めします。前日の夕方には交渉をし、翌日朝に出発してもらえるように集合時間を決めておくといいでしょう。

いざ、出発!!

運河にある船着場に到着すると、乗り込むボートに案内されます。

  • 写真:Emily縦1列に5人が座れる細長いエンジンボートに乗ります。

ここで救命胴衣を着て、船着場からボートを出し、早速出発!

  • 写真:Emily午前7時、まだ涼しいうちに出発です。

ボートはスピードを増し、かなりの風を感じ、そして水しぶきが飛んできます。

  • 写真:Emily

15分ほど進むと”Welcome to Inle”の看板。ここから「インレー湖」です。

人々の生活が垣間見える湖上

  • 写真:Emily
  • 写真:Emily

まず目に入るのがここインレー湖に住むインター族の漁師。小さい船に片足で立ち、船を漕いでいる姿を見ることができます。インレー湖を象徴する景色としても有名です。

浮畑と住居で湖上生活を垣間見られます

  • 写真:Emily

しばらくすると突如湖上に広い緑色の畑が出てきます。インレー湖では湖の上に農地があり、トマトや唐辛子などを育てているそう。湖の湖面が揺れるとその農地もプカプカと揺れる様子が見えます。

  • 写真:Emily

そしてインター族の住居も見えてきます。水の侵入を防ぐため、住居の床が高いのが特徴です。

  • 写真:Emily
  • 写真:Emily人々が料理の下準備をしていたり洗濯をする様子が見られます。

マーケットに行って人々の活気ある交流を見てみましょう

  • 写真:Emily
  • 写真:Emily

インレー湖に住む人々の貴重なお買い物場所になっている「五日市」。5日に1度の周期で日替わりで開催地が移動するので「五日市」と言うそうです。

ここでは新鮮な野菜からお土産にぴったりな小物、そして簡単な食事を取れるような出店もあります。人々が交渉しながら買い物をする、活気ある生活の様子を見ることができます。

  • 写真:Emilyインター族の漁師の形をした可愛い小物もあります。

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この記事を書いたトラベルライター

グルメもアートも世界遺産も絶景も!とことん貪欲トラベラー
普段は粛々と、黙々と、真面目に仕事をこなす30代会社員。でも、心の中はいつでも、次の休みはどこに旅行しようかな〜と考えている。友達とワイワイ行く旅行も好き。一人で現地で知り合った方とビールを飲みながらお話しするのも好き。旅先で欠かせないものはその土地ならではの食、世界遺産、美術、そして人との交流!せっかく旅行するのなら貪欲に自分のやりたいこと、見たいもの、食べたいものはぜーんぶ楽しむ♪ アメリカ・フロリダ州オーランドとシンガポールは1年ずつ住んでいたことがあるので、特に好きなところ!

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