長野県木曽町にある道の駅日義木曽駒高原では、豊富な種類の山菜が手に入ります。珍しい山菜、食べてみたい!だけど、どんな味がするの?どう調理したらいいの?という方も多いのではないでしょうか。本記事では、道の駅日義木曽駒高原で買える山菜15種の特徴と食べ方をご紹介します。
この記事の目次表示
道の駅日義木曽駒高原について
道の駅日義木曽駒高原(ささりんどう館)は、長野と名古屋を結ぶ国道19号沿いにある道の駅です。
長野県木曽町は、総面積の9割を山林が占める緑豊かな山間の町。日義木曽駒高原はそんな山の中の道の駅だからこそ、新鮮で美味しい山菜を豊富に揃えることができます。毎年5月になると、「木曽の山菜が食べたくて」と必ずここに山菜を買いに来る常連のお客様も大勢いらっしゃいます。東京や名古屋などの遠方からわざわざいらっしゃる方も少なくありません。
山菜は、登場する期間が非常に短いことも、その魅力を高めている理由のひとつ。短いものだと、1~2週間しか姿を見せないものもあります。お目当ての山菜がある場合は、タイミングを見計らって買いにでかけましょう。
それでは道の駅日義木曽駒高で買える、魅力に溢れた山菜たちの特徴と食べ方をご紹介していきます。
1. フキノトウ (3月上旬~5月上旬)
特徴
春の訪れを告げる山菜、フキノトウ。独特の香りとほろ苦さが特徴です。
食べ方
蕾の閉じているものは天ぷらにして食べると、見た目も美味しく仕上がります。蕾の開いているものは、細かく刻んで炒め、味噌、砂糖、みりんなどで和えてフキ味噌に。甘じょっぱくほろ苦いフキ味噌は、ご飯のお供に最高です。もちろん、おひたしで食べてもOK。パスタの具にも使えます。独特の苦味がクセになります。
2. 行者ニンニク (4月上旬~5月中旬)
特徴
歯ごたえと風味が豊かな山菜です。ニンニクの匂いに似た強い香りと、ほのかな辛みが特徴です。
食べ方
生のまま醤油漬けにすると、肉料理などに使うことができます。冷奴の薬味としても食べられます。おひたしの場合、茹で時間は短めに。水気をギュッと絞って切りましょう。
ニンニクと似た香りがするため、スパゲッティの具として使うと絶妙な味わいを楽しめます。ほかにも、刻んで卵とじにしたり、中華スープの具にしたりと、幅広く料理に使えます。かき揚げや天ぷらにも、どうぞ。
3. ワサビの花 (4月上旬~4月下旬)
特徴
ワサビ特有のツーンとした辛みと風味が特徴。まさに「食べるワサビ」です。
食べ方
おひたしにしてお召し上がりください。ワサビの花は、生のままだと辛みはありません。刻んで塩もみしたものを、水で洗い流します。熱湯にひたして密閉し、一晩置いて自然に冷まします。朝蓋を開けて、ツーンとワサビの香りがしたら成功です。保存する場合は、水を捨てずに浸したまま密閉して保存しましょう。