長崎県央に位置する川棚町にある長崎浪漫工房では、九州産豚肉を使ったソーセージ作りを体験することができます。ひき肉を腸に詰める作業から燻製にして袋詰めするところまで、普段はなかなか体験できない工程を体験できます。自分で一生懸命作ったソーセージの味は格別!長崎県川棚町で楽しくオリジナルソーセージを作ってみるのはいかがでしょうか?
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長崎県川棚町とは?
長崎県川棚町は、長崎県中央部の東彼杵郡に位置する町です。大村湾に面していて、美しい景色や雄大な自然を楽しむことができます。また、大崎半島にある大崎くじゃく園では総勢250羽のくじゃくを見ることができます。
長崎浪漫工房
長崎浪漫工房は、日本ハムが運営するソーセージの手作り体験工房です。普段はなかなか体験できないソーセージの腸詰めやソーセージを燻製するところなどを楽しむことができます。(工房までのアクセスはこちら)
ソーセージ作りというと難しそうなイメージがありますが、工房ではインストラクターが丁寧に作り方を教えてくれるので安心です。実際の作り方をご紹介します。
ソーセージができるまで
工程1. 豚ひき肉にシーズニングを混ぜる
最近では、ハーブやペッパーなど、さまざまな味のついているソーセージが販売されています。こちらの工房でも約13種類の中から好みのシーズニングを選ぶことができます。シーズニングは豚肉1kgに一種類使います。
最大で40名まで一緒に体験できるので、大人数で行けばより多くの種類のシーズニングを選ぶことができますね。
お好みのシーズニングが決まったら、用意された1kgの豚肉に混ぜます。シーズニングを混ぜたら、とにかくよく練ります。豚肉はよく冷えていて冷たいので、休みながら練っていきましょう。しっかり練って粘り気が出てきたら、次の工程に移ります。
工程2. 腸詰め
ソーセージの中身の準備が整ったら、それをスタッファーという機械を使って腸詰めにしていきます。長崎浪漫工房では、羊の腸を使います。最近では、実際の腸ではなく人口のケーシングを使うケースも増えています。しかしこちらでは、羊の腸を使うことができるので大変貴重な体験になります。
ちなみに、使う腸によってソーセージの名前が違うことをご存知ですか?ソーセージは腸詰めされたもの全般をいうのですが、羊の腸を使っていたらウインナーソーセージ、豚の腸を使っていたらフランクフルトソーセージ、牛の腸を使っていたらボロニアソーセージというそうです。こんな豆知識もこの工房で聞くことができますよ。
工程3. 腸詰めしたソーセージを成形する
腸詰めしたソーセージをねじって、販売されているようなソーセージの形にしていきます。ただねじるだけでは燻製にするときにねじれが取れてしまうので、ねじった後に輪の中にソーセージを一本通すのがポイントです。
いよいよソーセージの形になってきました。ちなみに材料1kgで、長さ10cm程度のウインナーソーセージを約30本作ることができます。
工程4. ソーセージを燻製にする
できたソーセージを燻製の窯に入れていきます。燻製する前に窯の中で少し乾燥させます。そして、チップを燻してソーセージを燻製にしていきます。長崎浪漫工房では桜チップを使うので、いい香りが漂います。
手作りソーセージ完成!
こちらが完成したソーセージです!まるで売っているソーセージのようで、思わず「やった~!」と飛び上がってしまうほどです。完成したソーセージを冷やして、袋詰めしたらソーセージ作り体験は終了です。
おわりに
出来上がったソーセージは、バーベキューでワイワイ食べてもいいし、おうちでホットドッグなどにしても美味しいですよ。ぜひ長崎県川棚町で楽しいソーセージ作りを体験してみてください。いい体験になること間違いなしです。参加の際はエプロン、三角巾を忘れずに!