旅行好きが行ってる奈良の人気観光スポットランキングTOP20!
旅行好きのトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータを元に、トラベラーのみなさんが実際に行っている順に、奈良の人気観光スポットランキングTOP20をご紹介します。
1. 東大寺
”奈良の大仏さま”が鎮座する世界遺産の寺院
正式名称は「金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)」。奈良時代、疫病や災害を鎮めるために聖武天皇によって創建されました。世界文化遺産に登録されており、世界最大級の木造建築である「大仏殿」の中には、奈良のシンボルでもある大仏さまが鎮座。大みそかから元旦には正面唐破風(からはふ)下の観相窓が開かれ、大仏様のお顔を拝しながら新年を迎えることができます。国宝に指定されている南大門は日本最大の山門で、とても豪壮な25mの門。また奈良の町を一望する景色を楽しむことができる二月堂の舞台も、ぜひ訪れたいスポットです。
2. 奈良公園
見どころいっぱい!奈良を訪れたらマストで訪れたい
近鉄奈良駅からすぐの場所に広がる、東西約4km、南北約2kmの広大な公園。園内には、世界遺産の「東大寺」「正倉院」「興福寺」のほか、「春日大社」や「奈良国立博物館」「若草山」と見どころが多く、奈良観光では必ず訪れたい場所です。また約1,500頭の鹿が暮らしており、園内のいたるところで鹿に出会うことができます。
3. 法隆寺
世界最古の木造建築がならぶ聖徳太子ゆかりの寺
「法隆寺」は聖徳太子と推古天皇が推古15年(607年)に創建したと伝えられています。1993年12月には「法隆寺地域の仏教建造物」として、姫路城とともに日本ではじめて世界遺産に登録。
境内は西院と東院に大きくわかれており、とくに世界最古の木造建築として国宝にも指定されている西院の金堂や五重塔などは、世界的にもよく知られています。そのほかにも西院の中門や東院の夢殿など、多くの建造物が国宝指定を受けています。
また大宝蔵院には国宝の百済観音像や夢違観音、百済観音像といった宝物が多数展示されています。敷地内は広く、建造物や宝物の数々を鑑賞するには最低2時間ほどは見ておいた方が良いでしょう。
4. 春日大社
「鹿みくじ」が可愛くてインスタ映え!森のなかに立ち並ぶ朱塗りの華麗な社殿
全国に3,000以上もある春日神社の総本社。鮮やかでとても美しい朱塗りの社殿が特徴的で、境内には様々なご利益がある摂社や末社も多数点在しています。
藤の名所としても知られ、花穂が1m以上垂れ下がり砂にすれるほど伸びることから「砂ずりの藤」と名前のついた藤の木は、樹齢700年以上の名木。
また毎年2月の節分と8月の中元の夜にだけ行われる「万燈籠」では、境内にあるすべての灯籠にあかりが灯り、境内は幻想的な雰囲気に包まれます。
春日大社の「鹿みくじ」がとっても可愛くてインスタ映えすると大人気!小さな一刀彫の鹿が、口におみくじをくわえていますよ。
5. 興福寺
猿沢池から見る興福寺の五重塔は、奈良を象徴する光景!
創建1300年を超える藤原氏ゆかりの寺院。猿沢池から見る五重塔の景色は、奈良を象徴する光景としてガイドブックなどにもたびたび登場します。またこの五重塔は50.1mもの高さがあり、木造塔としては京都東寺の五重塔に次いで2番目の高さを誇ります。
そのほか日本に現存する八角円堂のうち最も美しいと言われる「北円堂」や、平安時代の建築様式を今に伝える「三重塔」、そして室町時代に再建された「東金堂」など見どころが多く、これらの建造物はいずれも国宝に指定されています。
6. 薬師寺
龍宮造りの華やかな伽藍と美しい白鳳仏にうっとり
世界遺産「古都奈良の文化財」の8資産群のひとつで、多くの文化財が保存されています。龍宮造りの壮麗な金堂は、その建物自体も立派なものですが、金堂に安置されている仏像にも注目。奈良時代・仏教彫刻の最高傑作のひとつと言われる、国宝・薬師三尊像の美しさはため息ものです。また日本で最も美しい三重の塔と言われる東塔も大きな見どころです。
花の寺というイメージはあまりないかもしれませんが、初夏には、美しい蓮の花が境内で楽しめます。約250鉢もの蓮が大講堂周辺に飾られ、薄い桃色の上品な花が訪れた人の目を楽しませます。
蓮の季節には、薬師寺周辺の喜光寺、西大寺、唐招提寺でも蓮の花が楽しめます。これら4つの寺を結ぶ道を「奈良・西ノ京ロータスロード」と呼んでおり、それぞれの寺院で拝観料を支払うよりお得な「共通拝観券」も発売されます。お時間のある方は、蓮の花が咲く寺を巡ってみてはいかがでしょうか。
7. ならまち
人気急上昇のノスタルジックな散歩が楽しめるエリア
奈良市の近鉄奈良駅の南に広がる奈良町(ならまち)界隈は、伝統的町並みが残るエリア。細く入り組んだ路地に歴史ある木造家屋が並び、近年は古い建物をいかしたカフェなども増えています。そのほか資料館や酒蔵、雑貨店、神社などが点在し、現在は奈良市有数の観光スポットになっています。
8. 長谷寺
ボタンの名所として名高く”花の御寺”として親しまれています
真言宗豊山派総本山で、西国三十三所第8番札所。奈良時代、8世紀前半の創建と推測されています。初瀬山の中腹に本堂が建ち自然豊かな境内には、150種類以上、7,000株のボタンのほか、桜やあじさい、紅葉と四季折々の花が楽しめ”花の御寺”と呼ばれています。国宝の本堂には10mを超える黄金の「本尊十一面観音像」が安置されており、木造仏では国内最大級の大きさ。
9. 若草山
山頂からは奈良市街を一望する景色が楽しめます
芝生で覆われた山で、丘が3つ重なった形から「三笠山」とも呼ばれています。南ゲートと北ゲートの2つのゲートから入山でき、ゲートから歩いて30〜40分ほどの山頂は見晴らしが良く、奈良公園や東大寺、興福寺など奈良らしい景色を一望。また山のあちらこちらで鹿を見ることができます。毎年1月に行われる「若草山焼き」が有名。
10. 平城宮跡歴史公園
大人も子供も楽しめる!広大な敷地に復元された朱雀門と第一次大極殿がそびえます
奈良時代の日本の首都であった平城京。平城宮は奈良盆地の北端に置かれ、日本の政治や経済の中心を担っていました。東西1.3km、南北1kmもの広大な敷地には復元された朱雀門や堂々とそびえたつ第一次大極殿のほか、東院庭園、平城宮跡資料館、遺構展示館などがあります。
大人も子供も楽しめるスポットとなっており、「天平うまし館」ではシンボルの復原遣唐使船に乗船することができます。公園の景色を楽しめるカフェ、レストランもありますよ。そして「天平みつき館」にはお土産屋さんや観光案内所、「天平みはらし館」では展望デッキや展望室から平城宮跡の眺望が楽しめるほか、レンタサイクルの貸し出しや、ジョギング・サイクルステーションが設置されています。
「平城宮いざない館」では、平城宮全域の復原模型や平城宮一日絵巻など、往時の平城宮に入り込んだような空間で、奈良時代の雅な世界を楽しめます。
また、遺構展示館では発掘調査で見つかった遺構を見学できます。
11. 吉野山
豪華絢爛な桜にうっとり!全国的にも有名な桜の名所
霊場「吉野・大峯」の一部として、高野山・熊野三山と並んで「紀伊山地の霊場と参詣道山」として世界遺産に登録されている、山岳信仰の聖地です。
12. 唐招提寺
金堂のエンタシスの柱の美しい!唐の高僧・鑑真和上が建てたお寺
天平宝字3年(759年)に鑑真和上(がんじんわじょう)が創建しました。唐招提寺という名前には「唐僧鑑真和上のための寺」という意味合いを含み、境内の北側に位置する御影堂(みえいどう)には国宝である鑑真和上像が泰安されています。
普段は見ることができませんが、毎年、鑑真和上の命日を含む6月5日〜7日の3日間だけ特別に公開され、この3日間はとても多くの人が訪れます。
なお開山堂には鑑真和上像を忠実に再現した「鑑真和上お身代わり像」が安置されており、こちらはいつでも拝観が可能です。
13. 猿沢池
水面に映る五重塔が美しい、奈良公園を代表する名勝地!
興福寺の南に位置する周囲360メートルの池で、池のまわりの柳と一緒に水面に五重塔が映る風景が美しい。中秋の名月には春日大社の末社である采女神社の祭礼「采女祭(うねめまつり)」の舞台となります。
住所:奈良県奈良市登大路町
電話:0742-22-0375
14. 橿原神宮
開運延寿の神様として崇敬されています
第一代天皇、神武天皇が即位した場所であり、日本のはじまりの地である橿原神宮は、厳かな雰囲気につつまれ、落ち着いた雰囲気の神宮です。敷地も広く、全体では甲子園球場13個分もあるそう。明治に入るまで「宮跡」だった橿原神宮ですが、明治10年頃から、建国の偉業を達成された神武天皇を慕う地元の有志達により神宮創建の請願がおこり、明治23年に創建されました。神武天皇の強運と、享年127歳という御長寿から開運延寿の神様として崇敬されており、このことがパワースポットと言われる由縁となっています。
15. 石舞台古墳
大きな石が積み上げられた古墳は飛鳥のシンボル!
日本最大級の横穴式石室をもつ古墳。30数個の石の総重量は約2,300トン、天井石は約77トンもあり当時の優れた土木技術が伺えます。元々あった盛り土が無くなり、巨石が剥き出しの姿になっている非常に珍しい古墳で、被葬者はいまだ明確に分かっていませんが、蘇我入鹿の祖父である蘇我馬子とする説が有力です。
石舞台古墳の周辺には約60本のソメイヨシノが植えられており、春には古墳と桜のコラボレーションが楽しめます。見頃を迎える時期にはライトアップも実施。同時に黄色い菜の花も咲き誇り、華やかな春の風景を楽しむことができます。
住所:奈良県高市郡明日香村島庄
16. 大神神社
神社裏山にある標高467.1mの三輪山が御神体
桜井市の三輪山(みわやま)の麓に鎮座し、日本最古と言われる神社のひとつです。神社裏山にある標高467.1mの三輪山が御神体。主祭神は大物主大神で、酒造や国造り、医療などの守護神とされています。拝殿に参拝をしたあとは、摂社の狭井(さい)神社にも寄ってみてください。こちらは病気平癒の神様とされています。拝殿横には「薬井戸」という井戸より、万病に効くといわれる水が湧き出ており、用意されているコップで飲むことができます。
17. 谷瀬の吊り橋
生活用としては日本一長い吊り橋
国道のある上野地(うえのじ)から谷瀬の集落を結ぶために昭和29年(1954年)に架けられた、生活用の吊り橋。長さは297メートル、高さは54メートルもあります。
橋の中央部まで来るとかなりの高さで、下の河原も良く見えるため、足がすくむ人も多いですが、吊り橋から見る澄んだ川や緑あふれる景色は美しいですよ。
住所:奈良県吉野郡 十津川村谷瀬
電話:0746-63-0200
18. 金峯山寺
吉野山のシンボル!蔵王堂の存在感に圧倒されます
役行者が開いたと伝えられる金峯山寺は、修験道の総本山。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつです。本堂の「蔵王堂」は高さ34m、四方36mにもおよび古建築としては日本屈指の大きさを誇ります。「蔵王堂」と「仁王門」は国宝。また御本尊の「金剛蔵王大権現」は重要文化財に指定されています。
19. 中谷堂
世界一速い!?ド肝を抜かれる超高速餅つき
テレビ番組などで目にしたことがある方も多いのでは?威勢のいい掛け声とともに行われる超高速餅つきは信じられないほどの速さで、週末には人だかりができることも。売れ行きを見ながら行うため、餅つきの時間はバラバラ。どうしても見たい!という方は店頭で、次は何時頃に行うかを聞いてみてくださいね。
この超高速餅つきでつくられた「日本一早くてうまい」よもぎ餅(1個130円)は、とっても柔らか!熱々のお餅を薄い紙に包んで渡してもらえるので、食べ歩きにもオススメです。頬張ると、きな粉の香ばしさとよもぎの爽やかな香りが鼻に抜けます。食感はふわふわでよく伸びて、何個でもペロリと食べられてしまいそう。
20. 奈良国立博物館
秋には「正倉院展」を開催!仏教美術の展示では日本随一の博物館
明治28年(1895年)に帝国奈良博物館として開館しました。仏教美術を中心に絵画や彫刻などを収集・保存・展示し、多くの貴重な文化財を鑑賞できます。奈良の秋を代表するイベント「正倉院展」では、聖武天皇遺愛の品など貴重な宝物が特別公開され、毎年多くの人が訪れます。地下にあるカフェやミュージアムショップは入館無料で利用できます。
















































