宜野湾市

佐喜眞美術館

さきまびじゅつかん

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かつての普天間飛行場に建つ、沖縄戦に関する美術館

佐喜眞美術館出典:tripnote.jp

佐喜眞(さきま)美術館は、1994年に開館しました。館長は著書『アートで平和をつくる』で有名な、佐喜眞道夫氏です。美術館が建つ場所は、かつては普天間飛行場であり、一部返還された敷地です。そのため周辺は基地の緑がよく見えます。常設展では、丸木位里、丸木俊ご夫妻が描いた「沖縄戦の図」が鑑賞できます。沖縄戦を体験された方々の証言をもとに作画したそうです。「戦争をしない歴史を歩んでいってほしい」という想いが込められた、ダイナミックかつ悲しみが溢れる作品です。佐喜眞美術館は、6月23日「慰霊の日」に訪問をおすすめしたい美術館でもあります。屋上の階段は、「慰霊の日」と同じく、6段と23段で構成されています。また、「慰霊の日」の日没線に合わせて、屋上最上段の四角い窓から太陽光が差し込む仕掛けがなされています。窓から夕陽を見ることができた瞬間は、何とも言えない美しさで、平和への想いがこみ上げてくること間違いあません。

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2019年5月21日|1,733 view|Sosyu Kikuchi

佐喜眞美術館の写真

  • 佐喜眞美術館

    6段と23段の階段

  • 佐喜眞美術館

    普天間基地の一部返還により建設された美術館

佐喜眞美術館の基本情報

※このスポット情報は2019年5月21日に登録(2022年1月26日に一部変更)した時点の情報です。
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