【岐阜・新平湯】貸切露天あり・色んな意味でスゴイ！旅館藤屋

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• 「旅館藤屋」のある新平湯温泉ってどこ？奥飛騨温泉郷の土地勘
• 「旅館藤屋」の貸し切り露天風呂がスゴイ
•    源泉100％
•    絶景
•    とにかくワイルド
• 「旅館藤屋」の囲炉裏がスゴイ
•    築200年
•    火は770年目の分火
•    ワイルドな熊鍋
• 「旅館藤屋」は全体的にスゴイ
•    庭園にチョウザメ
•    客室が広い
•    新旧のバランス感覚
•    美しすぎる一筆文
• 藤屋でタイムトリップ体験を
• 【おまけ】飛騨路フリーきっぷのススメ
•    きっぷを購入する際のポイント！設定区間をチェックしよう
•    高山からバスフリー乗車券を利用しよう
•       新穂高ロープウェイで割引あり

「旅館藤屋」は全体的にスゴイ

ここからは、旅館藤屋というお宿全体の凄いところをご紹介しますね。

庭園にチョウザメ

• 写真：mikish(石川美佳)

日本家屋のお宿では、庭に小さな池があり錦鯉などが泳いでいることが一般的ですが、こちらのお宿の池にはなんと、鯉と一緒にチョウザメが飼われています。池の底で泳ぐ黒い姿を是非探してみてくださいね。

客室が広い

• 写真：mikish(石川美佳)

フロントから近い「葵の間」は、二十畳くらいありそうな広い客室です。ここまで広い客室というのはなかなかお目にかかれません。子供は大喜び間違いなしの広さです。

新旧のバランス感覚

先ほどお伝えしましたが、築200年という歴史あるこちらのお宿ですが、だからといって汚かったり過ごしにくかったりということが一切ありません。

Wi-Fi完備、洗面所の蛇口は自動、トイレの電気は自動点灯、便器は最新のもので全自動、客室には最新型の加湿空気清浄器完備と、現代の感覚で必要と感じるものはくまなく用意されているんです。

• 写真：mikish(石川美佳)
• 写真：mikish(石川美佳)

また、囲炉裏での食事会場も、以前は床で正座して食事するスタイルだったそうですが現在は椅子に座るスタイルに変更されていたりします。

• 写真：mikish(石川美佳)
• 写真：mikish(石川美佳)

古いものを全て新しくしてしまうのではなく、本当に必要なものだけ足して、あとはできる限りそのままの形。

• 写真：mikish(石川美佳)
• 写真：mikish(石川美佳)

その新旧のバランス感覚が実に絶妙で、宿泊客は何不自由なく不便さを楽しめる宿泊施設となっています。

美しすぎる一筆文

• 写真：mikish(石川美佳)

館内のところどころに、貼り出してある一筆文。内容は宿泊施設によくある注意書きのようなものですが、藤屋さんの一筆文が本当に美しいんです。ついついじっくり読んでしまうような、綺麗な文字と素敵な文章は感動ものです。藤屋さんに宿泊する際は、一筆文も見逃さず注目してみてくださいね。写真はほんの一例です。

藤屋でタイムトリップ体験を

• 写真：mikish(石川美佳)

旅館藤屋は単なる宿泊施設として利用するというより、藤屋で過ごす時間を買うために泊まるという感覚がぴったりです。星空、静けさ、愛すべき不便さ…永い時間をかけて築き上げられた藤屋という空間で、タイムトリップ体験に出かけてみてはいかがでしょうか？

【おまけ】飛騨路フリーきっぷのススメ

高山・新穂高方面へ行く時にすごくおすすめなのが、特急ワイドビューひだ号。名古屋駅から高山駅まで、乗り換えなしの2時間強で行くことができます。そんなワイドビューひだ号に乗車するなら、通常の切符ではなく飛騨路フリーきっぷを購入しましょう！JR東海の係員さんが居る各駅（みどりの窓口以外でも）で当日まで購入可能です。

2人以上で同一行程であれば名古屋から高山までの単純往復だけでも十分元は取れますし、フリーきっぷならではの特典も色々と付いてくるので購入しない手はありません。有効期間は3日間なので、2泊以内の旅行なら迷わずこのフリーきっぷを利用してくださいね。

きっぷを購入する際のポイント！設定区間をチェックしよう

こちらの切符は、「豊橋」「岡崎」「名古屋市内」「岐阜」など様々な発駅での設定区間がありますが、場合によっては「名古屋市内」から往復のものを購入するのがお得になることがあります。ちなみに、最寄り駅から切符記載の駅までの差額分は車内で支払うことも可能ですので、料金をよく比較して切符を購入するのがポイントです。

高山からバスフリー乗車券を利用しよう

飛騨路フリーきっぷを購入する際に「タクシー券付き」または「バスフリー乗車券」を選ぶことができ、後者を選ぶと高山から奥飛騨温泉郷全域を走行するバスも乗り降り自由となるフリー乗車券が付いてきます。（定価だと7,000円！！）

今回ご紹介した新平湯温泉へは、高山駅から1時間に1本出ている新穂高行きのバスに乗れば簡単にアクセスすることができますよ！（藤屋の最寄りバス停：古屋ヶ根（ふるやがね））

なお、こちらのバスは予約不可で、車内にはトイレは無く、休憩も無いため高山駅でトイレを済ませて早めにバス停へ行きましょう。ルートのほとんどが山深いので、酔いやすい方は酔い止めもお忘れなく。

新穂高ロープウェイで割引あり

• 写真：mikish(石川美佳)

バスフリー乗車券を利用して新穂高ロープウェイへ行くと、往復のロープウェイ料金が1人300円の割引となります。チケットは券売機で購入可能で、割引QRコードをかざすだけでチケット購入可能という手軽さです。チケット販売窓口の列に並ぶ必要はありません。

• 写真：mikish(石川美佳)
• 写真：mikish(石川美佳)

時間に余裕があれば、是非新穂高へも出かけてみてくださいね。