Lilac

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バーストウ(カリフォルニア)

荒涼とした渇いた空気の中に、凛とした趣のある姿が印象的なジョシュア・ツリー。

モハビ国立自然保護区(Mojave National Preserve)にて。モハビ砂漠の一部で、デスバレーとジョシュア国立公園の間に位置する。

ジョシュア・ツリーは、アガヴェ(リュウゼツラン)の仲間の植物で、先住民族は葉をバスケットやサンダルなどの日用品に、花の蕾や実、種は食料として利用価値を見出した。

19世紀の半ば、コロラド川を渡ってこの地にモルモン教徒が移り住んで来た。伝説によると、この木の枝ぶりが、旅人たちを西へと導くよう手を大きく広げて懇願する、聖書に出てくる登場人物ヨシュアの姿に似ていたことから、彼らがそう名付けたそう。

9月〜12月に上手く受粉し、冬の雨と暖かい春の兆しに恵まれれば茎が伸びて、2月〜4月に淡い黄緑がかった白い花を咲かせるけれど、気象条件によるので、見られればラッキーなのだとか。

保護区内ではキャンピングができる他、許可を得てのウェディング・フォト撮影や、マラソン大会なども行われる機会があるよう。

星空の下のテントは、砂漠の天体ショーの特等席。満天の星降る夜は、どんな夢が見られるのだろう。

#barstow #california #joshuatree

スポット情報:モハベ国立自然保護区

2021年2月22日

このトラベラーの人気の旅フォト

サンタバーバラ(カリフォルニア)

ダウンタウンのスタバ(Starbucks Coffee Company)にて。

優しい味わいのベランダ・ブレンドに、一口甘いものが食べたい時にちょうどいいケーキポップ(Cake pops)を。

スポンジケーキを細かくほぐして、フロスティング(アイシング)を少量加えてしっとりするまで混ぜ、丸めてチョコレートでコーティングしたもの。

#santabarbara #california #starbucks #cakepops
モロベイ(カリフォルニア)

海沿いのジョヴァンニ・フィッシュ・マーケット(Giovanni’s Fish Market)の店先で買える、牡蠣の炭焼き。

いろいろな調味料が並べてあるので好きなものをかけて、出来立てをスナック感覚でその場で頂けるのが人気。牡蠣はいつでも別腹。

#morrobay #california #oyster #giovannisfishmarket
モロベイ(カリフォルニア)

穏やかな内海沿いをお散歩。碧い海にヨットやクルーザーが行き交い、マリン・スポーツを楽しむ人たちも。

#morrobay #california
オクスナード(カリフォルニア)

市街のモールにあるホール・フーズ・マーケット(Whole Foods Market)の一角で、オレンジ&マンゴーのスムージーをオーダー。

野菜と果物の組み合わせはもちろん、ショットで飲む少量で濃い目の葉物野菜ジュースなども通には人気のよう。

スープ、サラダ、ベーカリー、デザートなどデリのテイクアウトも充実している、意識高い系食材の宝庫。

#oxnard #california #wholefoodsmarket #smoothie
モロベイ(カリフォルニア)

カラッと揚がったフィッシュ・アンド・チップスに、たっぷりのモルト・ビネガーをかけて。一緒に付いて来るタルタルソースも、コクがあって良い味変に。

ウォーターフロントのダイニング、ベイサイド・カフェ(Bayside Cafe)にて。

#morrobay #california #fishandchips #baysidecafe
ヤーモ(カリフォルニア)

1881年頃から操業していた古い西部の銀の採鉱地跡、カリコ・ゴーストタウン(Calico Ghost Town Regional Park)。

鉱山の中腹から見下ろした俯瞰風景。バーストウからラスベガス方面へ向かう途中のI-15沿い、カリフォルニア州の内陸寄りに位置する。

銀の価値の暴落と共に1890年代の半ばに閉山。かつて多くの鉱夫たちの生活を潤した街は喧騒を失い、“ゴーストタウン”になった。

ナッツベリー・ファーム(スヌーピーの公式テーマパーク)の創始者、ウォルター・ナット氏が1950年代にカリコを買収。敷地内を全て修復した際、以前の風景に見えるよう主要な建物を1880年代風に仕上げた。

アメリカ合衆国国定歴史建造物で、2005年には当時のカリフォルニア州知事アーノルド・シュワルツネッガー氏によって、州のシルバー・ラッシュ・ゴーストタウンに公式認定されている。

歴史を偲びながらの散策や汽車で巡ることができる他、雑貨店やレストランが併設されている。キャンプやハイキング、オフロード走行などもできるよう。

#calicoghosttown #yermo #california
テキサス州ダラス(Dallas, TX)

ビルの谷間に鎮座する巨大な目玉のモニュメント「The Eye」。シカゴを拠点とするアーティスト、トニー・タセット氏の作品で高さ9mほどのグラスファイバー製の彫像。多くの人々に語りかけるものを作りたかったと言うその作品は、彼自身の眼球をモデルにしているのだとか。

ファラオの目、フリーメーソンの目、ビッグブラザー(スラングとして「独裁者」とか「組織や国家において独裁権力を持つ人」と言う意味。語源はジョージ・オーウェルの小説『1984』に登場する独裁者の名前「Big Brother」に拠るそう)の目に照らして、観る人次第で何にでもなる象徴的なオブジェのよう。

パイオニア・プラザ(Pioneer Plaza)に建つThe Dallas Cattle Drive sculptures。3人のカウボーイと40頭のロングホーンの牛達の群像が見られる。

アメリカ合衆国国旗、テキサス州旗、ダラス市旗の3本の旗が並ぶダラス市役所前の広場(Dallas City Hall Plaza)。

VPN(真のナポリピザ)加盟店 “400 Gradi”にてランチ。

前菜はブッラータ。ピザは秋らしいメニューで、少しスパイシーに味付けされたバターナッツ・スクウォッシュと松の実のガーリック・ソテーにルコラとモッツァレッラのトッピング。

ダラス美術館(Dallas Museum of Art)で芸術の秋を堪能。

狩野長信作の源氏物語の対の屏風絵や、クロード・モネの「ラヴァクールのセーヌ川」、アメリカの風景画家フレデリック・エドウィン・チャーチの「氷山」をはじめ、紀元前3,000年から現代の芸術作品まで、24,000点以上のコレクションが展示されている。入場料無料。
オクスナード(カリフォルニア)

L.A.から車で1時間くらいのマンダレイ・ビーチに建つ、エンバシー・スイーツ・ホテル(Embassy Suites by Hilton Mandalay Beach Hotel & Resort)のテラスのプール。

スタッコ仕上げの白壁とテラコッタの瓦屋根のスパニッシュ・コロニアル・リバイバル様式で外観もインテリアも統一されていて、落ち着いた雰囲気が寛げる。

#oxnard #california #hilton #mandalaybeach
アロヨ・グランデ(カリフォルニア)

イラン人のファミリーが経営している地中海料理のカフェ・レストラン、Jaffa Cafe(ジャファ・カフェ)でランチ。

ボリュームたっぷりのラム肉のシャワルマ・ラップサンドに、ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)とザジーキ(ギリシャ・ヨーグルトのソース)。デザートにはバクラバとトルコ・コーヒーを。

#arroyogrande #california #mediterraneanfood
ヤーモ(カリフォルニア)

1880年代に栄えた銀の採鉱地跡、カリコ・ゴーストタウン(Calico Ghost Town Regional Park)。

アメリカ合衆国国定歴史建造物、及びカリフォルニア州のシルバー・ラッシュ・ゴーストタウンに公式認定されている。

かつての坑道を歩いたり、敷地内を汽車で観て回れる。

#calicoghosttown #yermo #california
インターステート15号線(カリフォルニア)

西海岸からラスベガス方面へ向かって、州間高速道路I-15を北へひた走る。

ヴィクターヴィルを抜けてバーストウの街へ入る途中。しばらく荒涼とした景色が広がる。

#interstate15 #california #northbound
サンタモニカ(カリフォルニア)

桟橋から、沈みゆく太陽を惜しむひととき。サンタモニカ・ピア(Santa Monica Pier)にて。

多くの人に親しまれているこの桟橋。元々は、処理された下水を海へ放出するため、橋の下にパイプを通す形で、1909年に市が必要に迫られて作った街のインフラの一つ(幸い、1920年代には取りやめに)。

この地特有の気象条件に耐えられるよう、木造ではなく、新たなテクノロジーを導入した西海岸初のコンクリート製の橋だったため、オープニング・セレモニーは多くの人で沸いたそう。

地元コミュニティにとって桟橋は一躍話題のスポットになり、老若男女問わず、こぞって釣り糸を垂らす風景が日常に。伝説の巨大なブラック・シーバスが釣れると人気だった。

やがて時は大恐慌時代。1925年、元・水夫のオラフ・オルセンは、桟橋に降り立つやいなや引退を撤回し、レクリエーション用のフィッシング・ボートで漁船団を組んだ。

真のヒーローであるオラフは、商業用の大きな魚網も難なく操り、釣果の一部を食料を必要としている家庭に無償で提供。

このオラフがどうなったかと言うと。桟橋の常連で、執筆中の連載作品シンブル・シアター(Thimble Theater)に必要なヒーローを探していた漫画家、エルジー・クリスラー・シーガーの目に留まり、彼なりの解釈で描いた「水夫のポパイ(Popeye the Sailor Man)」として1929年から世に登場。

後はポップ・カルチャーの歴史でも知られている通りで、そんな人気キャラクター発祥の地でもあるよう。

#santamonicapier #california #popeye #sunset

モハベ国立自然保護区

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります