サンフランシスコ通なら行くべき！センスが光るアウターサンセット

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• アウターサンセットとは
• アウターサンセットで「食べる」
•    ノリエガストリートも要チェック
• アウターサンセットで「飲む」
• アウターサンセットで「買う」
• アウターサンセットで「遊ぶ」

アウターサンセットとは

• 写真：くーアウターサンセットのジュダストリート

サンフランシスコの西側、ゴールデンゲートパークの南に広がるサンセット地区は、平らな土地に一戸建てやアパートが連なる大きな住宅街として知られています。

その西端に位置し、のんびりとした雰囲気の中にセンスが光る街づくりで注目されているのが「アウターサンセット」と呼ばれるコミュニティー。週末には市内の別のエリアや市外から足を運ぶ人も少なくありません。

• 写真：くーアウターサンセットの歩道にはこんな標識も

アクセスは簡単。ダウンタウンからメトロのNラインか市営バスの7番に乗り、終点の少し手前の46thアベニューで降りましょう。所要時間は40分ほどです。

46thアベニューまで来てしまえば、徒歩ですべての見どころを制覇できます。天気が崩れると一気に寒くなるので、できれば天気の良い日に出かけたいアウターサンセットのおすすめスポットを紹介します。

アウターサンセットで「食べる」

旅先で気になるのはやはり食事。小さなコミュニティーながら人気のレストランをいくつも抱えるアウターサンセットなら心配はありません。特にジュダストリートには、多くの飲食店が集まっています。

• 写真：くーインテリアもおしゃれなOuterlands

このエリアを代表するレストランは、どのガイドブックにも必ず登場するOuterlands。地元産のオーガニックな食材を生かしたサラダやサンドイッチはフォトジェニックでインスタグラマーの間でも大人気です。週末のブランチはテーブルの待ち時間が1時間を超えることも。その時間を利用して周辺の散策に繰り出すのも手です。

ジュダストリートと46thアベニューの角に建つThanh Longはサンフランシスコ名物、ダンジネスクラブのガーリックローストで有名なお店。日本人観光客が多く訪れるCrustaceanの姉妹店ですが「味も雰囲気もこちらの方が上」という声もあります。

• 写真：くーThai Cottageでタイ料理を満喫

Outerlandsと同じブロックにあるタイ料理のThai Cottageは狭いながらもロマンティックなレストランで、新鮮な食材を丁寧に調理したメニューに定評があります。アウターサンセットの中でも特にゆっくりとした時間が流れていて静かにディナーを楽しみたい人にぴったりです。

ジュダストリートを少しダウンタウン側に戻ると、パスタやドリアなど日本の洋食屋さんのようなメニューがうれしいMango Medleyがあります。中国系のお店ですが、店構えや内装がどこか昭和的で落ち着きます。

ノリエガストリートも要チェック

• 写真：くー店頭のベンチも人気のDevil’s Teeth Baking Company

アウターサンセットでジュダストリートの次にお店が多いのが4ブロック南を並走するノリエガストリート。

朝食サンドウィッチや日曜限定のベニエ（四角いドーナツ）に列ができるDevil’s Teeth Baking Companyや、ボリューム満点のバーガーが自家製チップスと一緒に頬張れるPapa Mak’s Burgers、深夜2時まで営業の韓国系レストランToyoseなど、違ったタイプのお店が集まっています。

アウターサンセットで「飲む」

• 写真：くーAndytown Coffee Roastersはいつも賑わっています

サンフランシスコで「飲む」といえば、コーヒーとワインとビール。アウターサンセットではこのうちコーヒーとビールが堪能できます。

こだわりのコーヒーを飲みたいならジュダストリートのTrouble CoffeeとロートンストリートのAndytown Coffee Roastersは外せません。

• 写真：くー店の狭さも魅力のTrouble Coffee

Trouble Coffeeでは濃いめのコーヒーを分厚いシナモントーストと一緒に味わうのがサンフランシスコ流。Andytownではエスプレッソに炭酸を足しホイップクリームをのせた「Snowy Plover」にぜひトライしてください。

ジュダストリートの最西端にあるJava Beach Cafeは、上記の2軒よりも肩の力が抜けたアットホームな雰囲気で、ラップトップや本を広げてくつろげるカフェ。サンドウィッチやサラダもアメリカンなサイズでお得です。

• 写真：くー週末には昼からビール好きが集うWoods Outbound

Trouble CoffeeとAndytownの数軒隣りには、それぞれ小規模な醸造所で造られたクラフトビールを扱うバーがあります。ジュダストリートのWoods Outboundは2017年2月にオープンしたばかりの小さな酒場。市内のミッション地区で醸造をスタートさせたWoods Beerの新たな拠点として注目されています。

• 写真：くーカジュアルな雰囲気のLawton Taproom

ロートンストリートのLawton Taproomはポップな内装のカジュアルなお店。ベイビュー地区の醸造所Seven Stillsのクラフトビールにメキシコ風のフルーツジュース「アグア・フレスカ」を加えたオリジナルフレーバーはここでしか味わえません。

アウターサンセットで「買う」

アウターサンセットにはレストランやカフェ、バーのほかにも個性的なお店が点在しています。すべて徒歩圏内にあるのでコーヒー片手に歩いたり、食後の腹ごなしに散策してみましょう。

• 写真：くー素敵な商品ばかりで目移りしてしまうGeneral Store

Trouble Coffeeの隣りで営業するGeneral Storeは市内でもかなり有名な雑貨屋さん。インテリアグッズから文房具、ファッションまでアーストーンを基調にした品ぞろえで常連客の心を掴んでいます。

アービングストリートのMollusk Surf Shopは日本でも知られるサーフ系ブランドの本店。店内にはサーフボードももちろん並んでいますが、シンプルながらおしゃれなメンズファッションが一番の売れ筋です。

• 写真：くーお土産探しにもおすすめの3 Fish Studios

同じくアービングストリートにある3 Fish Studiosは、オーナー夫妻が手がけた作品のみを販売するプリントショップ。サンフランシスコやカリフォルニアを題材にしたカードやポスターが多いのでお土産探しにおすすめです。

• 写真：くーオーガニックな食材がそろうOther Avenues Food Store

近所の住人が通うお店で生活感を体感したいならNoriega ProduceとOther Avenues Food Storeに足を運んでみましょう。どちらもオーガニック系の商品をそろえているので、自然派のお土産が見つかるかもしれません。

アウターサンセットで「遊ぶ」

• 写真：くー天気のいい日にはオーシャンビーチへ

アウターサンセットで一番ポピュラーな遊び場はなんといってもビーチです。バスやメトロの終点から道を一本渡るだけで目の前に広がるのは太平洋。

一年を通して水温が低く海水浴には適しませんが、波打ち際を散歩するだけで旅の息抜きになるはずです。