知る人ぞ知る！ソウルの穴場観光スポット11選

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• 1.雲峴宮
• 2.コルベンイ横丁
• 3.昌慶宮
• 4.明洞聖堂
• 5.京義線ブックストリート
• 6.ピョルマダン図書館
• 7.古館
• 8.ハヌル公園
• 9.仙遊島公園
• 10.サンモトゥンイ
• 11.ソルガホン

1.雲峴宮

• 現在の「雲峴宮」全景

仁寺洞にある「雲峴宮（ウニョングン）」は、朝鮮王朝末期の政治家として知られる興宣大院君（フンソンデウォングン）の私邸で、その息子である朝鮮王朝第26代国王・高宗（コジョン）が生まれて王位に就く12歳まで過ごした場所。ソウルにある他の王宮と比べ質素なイメージですが、史跡第257号に指定されており、韓国近代史を語る上で欠かすことができないスポットです。

• 出典：tripnote.jpお誕生日祝賀訪問の様子を再現

権力の全盛期は、現在の「雲峴宮」周辺にある徳成女子大学、在大韓民国日本国大使館広報文化院、校洞小学校などの一帯全てが「雲峴宮」の敷地で、かなりの規模だったと考えられています。

しかし、興宣大院君が政治の表舞台から退いた後は、徐々に衰退し、日本による統治時代や朝鮮戦争などにより破壊されていきます。その後、保存状態の良かった建物だけでも残そうと、1993年～1996年にかけて補修を行い、1996年10月26日から一般公開となりました。

2.コルベンイ横丁

• 出典：tripnote.jp

乙支路のコルベンイ（巻き貝）料理は、よろず屋で缶詰のコルベンイをおつまみにする客に、サービスで簡単に味付けするようになったのが始まりでした。現在のコルベンイ横丁の専門店では、風味が良く柔らかな韓国産のバイ貝の缶詰を使用しています。

「韓国の映画やドラマでよく見る、野外テーブルでお酒を飲みたい！」という憧れがある方には、特におすすめ。通行人の話し声、車の通り過ぎる音を聞きながら、街の真ん中で飲む気持ち良さを満喫できる穴場です。

3.昌慶宮

• 出典：tripnote.jp弘化門

韓国・ソウルにある五大古宮の一つ「昌慶宮（チャンギョングン）」。朝鮮王朝500年の歴史の中で、政権を揺るがした様々な事件が起きた場所として知られています。

ここには一般的な古宮建築とは違い、正門である「弘化門（ホンファムン）」などが東向きに建てられているという特徴があります。理由には諸説ありますが、自然が持つエネルギーが運気に大きな影響を及ぼすことから南向きは不吉だったなどと言われています。観光客も少なく、のんびり歴史散策をしたい方にはおすすめの穴場スポットです。

4.明洞聖堂

• 出典：tripnote.jpphoto by kana0922さん

1898年に韓国で最初にできたレンガづくりのゴシック建築の聖堂。韓国ドラマのロケ地としても有名で、『美男(イケメン)ですね』や、『冬のソナタ』、『美しき日々』など、日本でも知られるドラマの撮影も行われました。

• 出典：tripnote.jpphoto by はぴたびさん

また夜にはライトアップされ、ロマンチックな雰囲気に。デートで訪れるカップルも多いようです。地下にはお土産ショップやカフェなどが連なる「1898広場」があり、明洞の喧騒から離れて落ち着いた時間を過ごせます。

5.京義線ブックストリート

• 出典：tripnote.jpphoto by akarin☺︎さん

弘大～新村間の廃線跡を公園にリニューアルさせたストリート。「本」をテーマにしており、本のオブジェやモニュメントなど、写真映えするポイントがたくさんあります。また列車型の本屋さんも点在しており、観光客もゆっくり散歩をしながら楽しめるスポットです。

6.ピョルマダン図書館

• 出典：tripnote.jpphoto by miiiiiiさん

江南にあるスタイリッシュで映える図書館。天井まで届く巨大な本棚が大きな特徴で、一歩足を踏み入れた途端、圧倒されること間違いなしです。

• 出典：tripnote.jpphoto by akarin☺︎さん

入場は観光客でも無料で、自由に利用できるのも嬉しいポイント。座って本を読んだり、ちょっとしたパソコン作業などもできます。クリスマスには大きなツリーが飾られるなど、季節ごとの装飾も綺麗なので、ぜひ訪れてみてくださいね。

7.古館

• 出典：tripnote.jpphoto by nanchitteさん

明洞にあるチマチョゴリを着られる体験スポット。女性韓服は400着、男性の韓服は100着、そして子供用も100着用意されており、ヘアメイクもしてもらうことができます。

着替え終わったら専門カメラマンがスタジオで撮影をしてくれるほか、時代劇の舞台仕様になっている3階で、セルフィーを撮ることも可能。セルフィーならば無料で時間制限もないので、思う存分撮影してみましょう。

8.ハヌル公園

• 出典：tripnote.jpphoto by chanbaek0109さん

ワールドカップ公園内にある、漢江や南山をのぞむ景色がとってもロマンチックな公園。韓国語でハヌルとは「空」を意味する通り、空を近く感じる高台に位置します。

秋には一面に広がる黄金色のススキ野原が美しく、ススキフェスティバルも開催。黄金色に輝くあたり一面のススキと、果てしなく広がる青い空を見れば、とても開放的な気分になれます。

9.仙遊島公園

• 出典：tripnote.jp

ソウル市内を流れる大きな川・漢江（ハンガン）に浮かぶ仙遊島全体が「仙遊島公園（ソニュドコンウォン）」として整備されています。11万4,000平方メートルほどの敷地を誇り、様々な韓国ドラマや映画、MV撮影のロケ地として使用されるスポットです。

• 出典：tripnote.jpphoto by otoさん

また4月になると桜や桃が綺麗な花を咲かせ、多くのお花見客でにぎわいます。お花見と言っても日本のようにシートを敷いて食べたり飲んだりというわけではなく、単純に桜の花を楽しみます。また日本で桜というとピンク色を思い浮かべますが、韓国では白い桜が多く咲くので、そのあたりも注目してみてください。

10.サンモトゥンイ

• 出典：tripnote.jpユズ茶₩9,000（957円、2017年10月現在）

人気韓国ドラマ『コーヒープリンス1号店』のロケ地として知られるカフェ。付岩洞（プアムドン）の高台にあり、ガーデン席から山とソウルの街並みを楽しめる絶景スポットです。

• 出典：tripnote.jp

また店内には、ドラマのロケで使用した物や出演者のサインなどもあるので、ぜひ素敵な写真を撮ってみてくださいね。

11.ソルガホン

• 出典：tripnote.jp

伝統茶をいただきながら足湯ができるカフェ。ヒノキを使用した足湯に漢方エキスを入れてあり、熱めの足湯はじんわりと体全体が温まり、体が軽くなります。

• 出典：tripnote.jp伝統茶₩10,000（1,063円、2017年10月現在）

また伝統茶を注文すると、お菓子をセットで提供してくれます。例えば身通茶（シントン茶）は体がすっきりしない、ストレスがある、風邪をひいている方にオススメのお茶です。香りが強く、最初は抵抗がありますが、飲んでみると飲みやすく、飲んだ後は喉が少しスーッとします。その他、よもぎ蒸しの体験もおすすめです。

なお日本語は通じないですが、日本語の説明書きのあるメニューがあります。