写真：旅田サトシ春の桜、夏の新緑、秋の紅葉など、美しい風情が楽しめる京都・東山にある銀閣寺周辺。世界文化遺産に登録された「銀閣寺」をはじめ、水路閣のある「南禅寺」など、見どころが満載！今回は京都で人気の観光スポット・銀閣寺周辺のおすすめ観光スポットと絶品グルメが味わえるお店をご紹介します。
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銀閣寺周辺ってどんなところ？
写真：旅田サトシ哲学の道
銀閣寺周辺は春の桜、夏の新緑、秋の紅葉など、美しい木々が彩られる「哲学の道」周辺を中心に自然豊かな社寺が点在。さらに平安神宮のある岡崎には、芸術作品が展示されている美術館が集まっており、パワースポット巡りとともにアート鑑賞も楽しめます。
銀閣寺周辺に行くならお得な「地下鉄・バス一日券」を利用しよう！
- 写真：旅田サトシ地下鉄・バス二日券（※2021年11月現在、二日券は廃止）
銀閣寺や南禅寺、平安神宮へ行くなら市バスや地下鉄を利用するのが便利。京都駅から銀閣寺の最寄りのバス停「銀閣寺道」までは、市バスで約37分または地下鉄烏丸線で約10分、今出川駅で乗り換えて「烏丸今出川」バス停から約10分で行くことができます。
また、京都駅中央口にある市バスの案内所や地下鉄の各駅窓口、京都市内の特約の宿泊施設などでは、地下鉄と市バスが1日もしくは2日間乗り放題の「地下鉄・バス一日券」を販売しています。観光を楽しむ前に手に入れましょう！
＜電話番号＞
0570-666-846（京都市交通局・ナビダイヤル）
＜料金＞
【1日券】おとな1,100円、こども550円
＜主な発売箇所＞
京都市営地下鉄駅券売機，市バス営業所，市バス・地下鉄案内所など
※詳細は公式HPでご確認ください。
【1】わび・さびの世界を体感できる寺院「銀閣寺」
- 写真：旅田サトシ銀閣寺・観音殿（銀閣）
まずは世界文化遺産に登録された「銀閣寺」へ参拝しましょう。正式名は「東山慈照寺（ひがしやまじしょうじ）」。室町幕府8代将軍・足利義政（あしかがよしまさ）が応仁の乱後、隠居後の山荘として建立されました。東山文化を象徴する“わび・さび”の精神や禅の教えを反映した建造物として知られており、国内外から多くの観光客が訪れています。
造営当初、敷地内には12の建物が点在していましたが、現在は「観音殿（銀閣）」と阿弥陀如来像を安置する「東求堂（とうぐどう）」のみ。「東求堂」は毎年春と秋の特別拝観の時期限定で堂内を見学することができます。
- 写真：旅田サトシ銀閣寺・向月台と銀沙灘
中門から入って見えてくるのが、高さ1.8メートルの円錐型の盛り砂「向月台（こうげつだい）」。東山に昇る月を眺めるために作られたという説がありますが、真意はもちろん、作者もわかっていません。
また向月堂の近くには、白川砂を敷き詰めた「銀沙灘（ぎんしゃだん）」と呼ばれるスポットがあります。等間隔にストライプを描いたデザインが特徴的で、波紋を表現した紋様は月光を反射させるためといわれていますが、詳細は不明。
- 写真：旅田サトシ山道からの銀閣寺・観音殿
境内の庭園を抜けて山の斜面を登っていくと、境内や京都市内を一望できるビュースポットがあります。目の前には銀閣をはじめ、標高102メートルの吉田山を見ることができ、ひと味違った景色を楽しめます。
- 写真：旅田サトシ
銀閣寺の散策を楽しんだ後は、境内の出口付近にある売店でお土産を買いましょう。お麩のせんべいに「ぎんかく」と書かれた焼印を押した「ぎんかく」（9枚入り・税込972円）や小豆餡と大徳寺納豆が入った「銀閣」（6枚入り・税込972円）など、銀閣寺でしか手に入らないお菓子も販売しています。
- 銀閣寺
- 下鴨・北白川・平安神宮 / 寺 / 観光名所 / 世界遺産 / 庭園の名所
- 住所：京都市左京区銀閣寺町2地図で見る
- 電話：075-771-5725
- Web：http://www.shokoku-ji.jp/g_about.html
【2】狛ねずみが迎える縁結びの神社「大豊神社」
- 写真：旅田サトシ大豊神社・本殿
哲学の道沿いにあるパワースポット「大豊神社（おおとよじんじゃ）」。少彦名命（すくなひこなみこと）や“八幡さま”として親しまれている応神天皇（おうじんてんのう）、“学問の神様”として有名な菅原道真（すがわらのみちざね）の三柱の神を祀る神社で、縁結びや安産にご利益があるといわれています。
- 写真：旅田サトシ大豊神社・大国社
境内には、大国主命を祀る社に「狛ねずみ」が鎮座。大国主命をネズミが助けたという神話にちなんで祀られており、学業成就や無病息災、縁結びにご利益があります。さらに災難除にご利益がある日吉社には「狛猿」や「狛鳶（こまとび）」、金運向上にご利益がある「狛蛇」も鎮座しているので、チェックしてみて。
