
群馬県館林市では、2020年に2回目となるイベント「城町アンブレラスカイ」が開催されており、色とりどりの傘が夏の空を幻想的に彩ります。たぬきの民話『分福茶釜』ゆかりの地でもある館林市の、「城町アンブレラスカイプロジェクト」をご紹介しましょう。
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館林市ってどんなところ?
まずは、館林市についてご紹介。群馬県の形は、鶴が舞っている姿をしていると言われており、館林市はちょうどその鶴のくちばし部分に位置します。日本で一番暑い街としても知られ、例年夏になると最高気温をたたき出すことも。
民話『分福茶釜』にもゆかりあり
館林市は昔から歴史的文豪も多く住み、戦国時代にはお城も作られるなど繁栄が続いてきた土地です。市内には茂林寺という曹洞宗のお寺があり、たぬきが出てくることで有名な昔話『分福茶釜(ぶんぶくちゃがま)』ゆかりの地であるといわれています。アンブレラスカイプロジェクトが開催されている館林市役所にも、たぬきの置物が顔を見せてくれますよ。
城町アンブレラプロジェクトとは?
2020年で2回目となる館林市「城町アンブレラプロジェクト」。館林市役所敷地内の歩道約30メートルにわたって、市民有志の方々が300本の傘を吊るし、カラフルで幻想的な光景を作り上げています。色とりどりの傘を見上げ、前向きな気分で楽しんでほしいという願が込められているのだそう。
300本の美しい光景をご覧あれ!
赤、青、黄色にオレンジ、ピンクに紫と、パステルカラーで色鮮やかな傘が通路の空一面にちりばめられています。
静寂の中、肩を並べる傘や、風が吹くとひしめき共鳴しあう傘。
また日が差すと太陽の光を浴びて、傘を通して美しい光を放ちます。
夜になるとライトアップが施され、昼間とはまた異なる幻想的な光景が広がり、見物客にも大人気。カメラマンも、この光景を写真に収めたいと足を運ぶ人気のスポットです。頭上の傘をいろいろなシチュエーションで楽しめ、家族連れやカップルにもおすすめですよ!
「城町アンブレラスカイ」イベント情報、開催期間及びライトアップ時間
「城町アンブレラスカイプロジェクト」は、館林市役所庁舎前の歩道で実施されています。
- 開催期間:2020年8月31日(月)まで
- ライトアップ時間:日没~22:30まで
- アクセス(車)東北自動車道館林ICより約10分/(電車)東武伊勢崎線館林駅より徒歩約20分
詳細は館林市ぽんちゃんのフェイスブックページをご覧ください。

- 城町アンブレラスカイプロジェクト
- 館林市 / イベント・祭り / インスタ映え / 穴場観光スポット
- 住所:館林市役所敷地内地図で見る
- Web:https://www.facebook.com/tutuji/?tn-str=k*F
隣接するおしゃれなカフェ「城町食堂」
アンブレラスカイの目の前、市役所庁舎内には「城町食堂」というおしゃれなカフェがあります。食事やお酒も楽しめる洗練された雰囲気の店内にはドラムセットも置かれており、とってもおしゃれ。
お座敷やカウンター、テーブル席などバリエーション豊富な席があるので、1人から家族連れでも利用できます。
カフェメニューからスイーツ、食事さらにはお酒も楽しめるのでおすすめですよ。カツカレーやハヤシバーグなどをはじめ、館林名物田沼うどん、百年パンケーキなど、どれも食べてみたいメニューばかり。もちろん、ドリンクなどのカフェメニューも充実してますよ!
ぜひアンブレラスカイを見ながら、城町食堂のおいしさも楽しんでくださいね。

- 城町食堂
- 館林市 / 定食・食堂 / カフェ・喫茶店 / ランチ
- 住所:群馬県館林市城町1-1地図で見る
- 電話:0276-55-1480
- Web:https://www.shiromachishokudo.com/
おわりに
群馬で一番暑い街館林市がカラフルな傘で彩られる、「城町アンブレラスカイプロジェクト」をご紹介しました。
およそ300本の傘が空一面に広がる光景は圧巻。お天気や光の当たり方ひとつで色々な表情を見せてくれる、とても幻想的なスポットです。周辺には民話『分福茶釜』のたぬきゆかりの茂林寺や、敷地内にはおしゃれなカフェもあり楽しみどころ満載!
2020年は暗いニュースで気分が落ち込むこともありますが、幻想的で美しいアンブレラスカイを見て元気を取り戻していきたいものですね!

- 館林市役所
- 館林市 / その他スポット
- 住所:群馬県館林市城町1-1地図で見る
- 電話:0276-72-4111
- Web:https://www.city.tatebayashi.gunma.jp/