【東北】避暑に訪れたい！夏でも涼しい場所17選

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• 1. あぶくま洞（福島）
• 2. 奥入瀬渓流（青森）
• 3. 滑川大滝（山形）
• 4. 抱返り渓谷（秋田）
• 5. 蔵王 お釜（宮城）
• 6. 浄土ヶ浜（岩手）
• 7. 白神山地（青森）
• 8. 達沢不動滝（福島）
• 9. 丸池様（山形）
• 10. 十和田湖（青森）
• 11. 龍泉洞（岩手）
• 12. 秋保大滝（宮城）
• 13. 鳥海山（山形）
• 14. 八幡平（岩手）
• 15. 銀山遊歩道・延沢銀坑道（山形）
• 16. 元滝伏流水（秋田）
• 17. 八甲田山（青森）

1. あぶくま洞（福島）

• 出典：tripnote.jpphoto by さかたつさん

田村市にある鍾乳洞で、およそ8,000万年という歳月をかけてつくられました。全長は600mほどと大きくはありませんが、鍾乳石の種類はバラエティに富み、種類と数の多さは東洋一とも言われています。

洞内の気温は約15℃と一定なので、特に真夏には入洞した瞬間まるで冷蔵庫に入ったような涼しさを感じることができます。気温差が激しい時は、長袖などの羽織るものがあった方が良いでしょう。

• 出典：tripnote.jpphoto by Nakkiさん

一番の見どころは、高さ29mの洞内最大のホール「滝根御殿」。クリスタルカーテンやボックスワーク、シールド、洞穴サンゴなど、ここでしか見ることのできない貴重な鍾乳石を間近で楽しむことができます。

2. 奥入瀬渓流（青森）

• 出典：tripnote.jpphoto by ナミーゴさん

奥入瀬川の子ノ口（ねのぐち）から焼山まで、全長約14kmにわたって続く「奥入瀬渓流」。川沿いに落葉広葉樹を中心とした森が広がり、国から特別名勝・天然記念物に指定されています。

観光ポスターなどでよく目にする「阿修羅の流れ」や、3つの流れの合流地点で面白く美しい表情をみせる「三乱の流れ」、”ジャパニーズ・スモール・ナイアガラ”とも呼ばれる「銚子大滝」、苔むした岩など、見どころもたくさん！全行程を歩くと1日がかりになってしまいますので、あらかじめ見たいところを絞って訪れるのがポイントです。

• 出典：tripnote.jpphoto by よしむさん

奥入瀬渓流エリアは、夏の平均気温は7月は約21.5℃、8月が約23.0℃と低めな上、渓流沿いを吹き抜ける爽やかな風が気持ち良く、避暑にはぴったり。手付かずの豊かな自然のなかを、ゆったり散策しながら自然美を堪能してみてください。

3. 滑川大滝（山形）

• 出典：tripnote.jpphoto by まじかるにってぃさん

落差80m、幅40mを誇る東北地方最大級の名瀑で、日本の滝100選に選ばれています。滑川温泉より東大巓へ向かう登山道を30分ほど登った尾根に大滝展望台があり、巨大な岩壁に沿うように水が流れる、美しくも迫力ある滝の全景を眺めることができます。

また、滝つぼまで降りて行くこともでき、間近で見上げる滝も迫力満点！マイナスイオンたっぷりで、全身で「涼」を感じられるスポットです。

4. 抱返り渓谷（秋田）

• 出典：tripnote.jp

田沢湖や角館をながれる玉川中流につづく全長約10kmの渓谷で、秋田県屈指の景勝地。大自然のエネルギーを感じるパワースポットとしても人気です。渓谷沿いには、しっかりと整備された遊歩道があります。木々がつくる木陰が続き、渓流沿いを吹き抜ける涼風はまさに天然のクーラー！

• 出典：tripnote.jpphoto by marippiさん

回顧の滝をはじめとする大小の滝や、玉川ならではの独特の碧い渓流、そして遊歩道の入り口には荘厳な佇まいの抱返神社と、見どころもたくさん！ゆったりと景色を眺めつつ散策する、リラックスしたひと時が過ごせます。

5. 蔵王 お釜（宮城）

• 出典：tripnote.jpphoto by Nakkiさん

蔵王の火口湖である「お釜」は美しいエメラルドグリーンの水が特長で、季節や時間帯によって色調が変化することから”五色沼”とも呼ばれています。蔵王山頂にあるお釜へと続く観光道路は、ドライブコースとしても人気！

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蔵王山頂の駐車場から徒歩10分以内の距離に、御釜展望台や刈田岳山頂などお釜を眺められるビュースポットがありますが、トレッキングを楽しみたいなら「馬の背」と呼ばれる登山道もあります。

お釜周辺は真夏でも涼しく、年間を通じて気温が低いため、上着や防寒着の用意が必須。また霧が出ているとお釜がまったく見えなくなることも多く、天気とよく相談して出かけましょう。駐車場のすぐそばには「蔵王山頂レストハウス」があり、食事や休憩もできます。

6. 浄土ヶ浜（岩手）

• 出典：tripnote.jpphoto by ぽぽい子さん

国の名勝にも指定されている「浄土ヶ浜」は、霊境和尚が”さながら極楽浄土のごとし”と感銘を受けたことから名付けられました。群青色の海と白い奇岩が見せてくれる光景は、まさにこの世のものとは思えない美しさ。

海岸から眺めるのもいいですが、「遊覧船」や「さっぱ船」に乗って海上から間近で眺めると、その迫力に圧倒されることでしょう。

• 出典：tripnote.jpphoto by ぽぽい子さん

さらに浄土ヶ浜は夏には海水浴場にもなるため、絶景の中で海水浴も楽しむのもおすすめ。特に岩手沖には寒流が流れ込んでいるため、真夏でもびっくりするほど海水温が低いのが特徴です。かなりの涼しさを味わえるので、ぜひ足だけでも海に入ってみてくださいね。

7. 白神山地（青森）

• 出典：tripnote.jpphoto by geeltiamoさん

青森県から秋田県にかけて広がる標高1,000m級の山岳地帯で、ユネスコ世界自然遺産に日本で初めて登録されたことで有名になりました。ブナの原生林が生い茂る森の中には、樹齢400年とも言われる巨木「マザーツリー」や神秘の池、大迫力の滝など、自然が育んだ神秘的な世界が広がります。

• 出典：tripnote.jpphoto by タコさん

白神山地には世界遺産区域内に整備された散策道をはじめ、観光名所をめぐる遊歩道から本格登山コースまでさまざまなトレッキングコースがあります。山ならではの爽やかな風がふいていて、快適に楽しめますよ。

トレッキング以外にも、渓谷を沢登りするシャワークライミングや岩木川をゆったりと下るラフティングなど、涼しさが感じられる豊富なアクティビティも揃っています。白神カレンダーから検索・予約ができますよ。

8. 達沢不動滝（福島）

• 出典：tripnote.jpphoto by kaTasiさん

福島県猪苗代にある大滝。福島の数ある滝のなかでも、「いなわしろ新八景」「ふくしまの水三十選」にも選ばれる代表的な滝です。岩肌に沿ってまるで水がスダレのように流れ落ちる「男滝」と、そのとなりをひっそりと流れる「女滝」からなります。

最寄りの駐車場から徒歩10分と気軽に行けるにも関わらず、観光地化されすぎていないため、ありのままの自然が感じられます。滝には手が届くほど近寄ることもできるので、暑い日に訪れれば、飛んでくる滝しぶきがとても気持ちがいいですよ。

9. 丸池様（山形）

• 出典：tripnote.jpphoto by akiponさん

直径20メートル、水深3.5メートルの、鳥海山からの湧き水だけを水源とする小さな池。丸池様自体がご神体とされ、神秘のパワースポットとしても人気です。周囲はぐるりと原生林に囲まれており、吸い込まれるようなエメラルドグリーンの水は見ているだけでも涼しく、神聖な気持ちになります。

湧き水がとても冷たいので、周囲にもひんやりとした空気が流れています。池の中の倒木も朽ちることなく、そのまま沈んでいる様子が幻想的ですよ。