千と千尋の神隠しのモデル、江戸東京たてもの園でジブリ体験!小金井の野外博物館

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   2017年8月14日更新

東京都の中でものんびりとした空気が漂う小金井市。その都立小金井公園内に、まるで古き時代へタイムスリップしたような、懐かしい街並みや生活が感じられる場所があります。ここは江戸東京たてもの園といって、映画『千と千尋の神隠し』のモデルとなった場所として知られています。園内はとても広く数々の展示物がありますが、中でも映画のシーンが思い浮かぶ建物の様子をご紹介します。

江戸東京たてもの園とは

江戸東京たてもの園は、東京都歴史文化財団グループが運営を行う野外博物館で、歴史的建造物を残すために作られたそうです。

江戸時代から昭和初期にかけての趣のある建物が立ち並ぶだけでなく、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』のモデルとなったことでも知られているため、大人から子供まで、古く温かな感触が味わえるスポットとなっています。

園内には食事やお茶ができる場所もあるので、時間をかけてゆっくりと過ごすことができるでしょう。家族連れに友達同士、それからデートに活用しても面白いのではないでしょうか。

ここは千と千尋の世界!下町の居酒屋「鍵屋」

こちらは鍵屋という居酒屋です。安政3年(1856年)に建てられ、台東区下谷の言問通りで実際に営業していたお店だそうです。

『千と千尋の神隠し』ではストーリーの前半部分、千尋の両親が廃墟となったテーマパークで料理を食べることに夢中になり、豚になってしまうシーンで使われたと言われています。

映画では謎めいた雰囲気に仕上げられていますが、実物はとても親しみのある建物です。

醤油樽で作られたイスがなんとも言えないアジを出していますね。レトロでありながらおしゃれな感じさえしてきます。

カウンターの中には木で作られたメニュー札に熱燗までもが用意され、まるでかっぽう着を着た女将さんが、奥から笑顔で出てきそうな、そんなイメージが湧いてきます。

ジブリ映画そのままの昔ながらの銭湯「子宝湯」

こちらはレトロな銭湯の子宝湯です。昭和4年に作られた足立区千住元町のお風呂屋さんを移築したもので、内部の壁にはどーんと富士山の絵が描かれています。

子宝湯は『千と千尋の神隠し』のメインの舞台「油屋」のモデルになったそうで、昔懐かしい銭湯の様子がそのまま残されています。

お風呂屋さんというのは人々が集まる憩いの場であり、また情報交換、交流の場ともいえるかもしれませんね。

スパのような新しいスタイルとなった現代でも、各店に必ず主のようなおばちゃんがいて、常連同士そこを中心に会話が弾む姿がよく見られます。

そして小さな子供を連れたお母さんや友達同士の裸の付き合いなど、外観は変わっていても、人々がお風呂に集まる様子というのは、時代を超えてあり続けています。

その元祖ともいえる昭和のスタイルの銭湯は、冷んやりとしたタイル張りの中に、どこか安らげる感触があります。子宝湯はここに集まっていた人々の話し声や、様々なエピソードまでもが蘇る、昔ながらの温かみのあるお風呂屋さんの雰囲気が楽しめます。

釜じいの仕事場も!「武居三省堂」

さらに武居三省堂という建物の内部には、たくさんの小さな引き出しがあり、『千と千尋の神隠し』で釜じいの仕事場のモデルとなったという説があります。

なので子宝湯と合わせて見学してみると、よりイメージが膨らむかもしれませんね。ジブリファンはもちろんのこと、大人から子供まできっと幅広く楽しめることでしょう。

千尋とカオナシが乗った電車

1962年(昭和37)に20両製造された路面電車。渋谷駅前から新橋や神田方面を実際に走っていたものです。

こちらは千尋が銭婆に会うために、カオナシと乗車した電車のモデルとなったそうです。誰もが知っている名シーンがここから生まれたということです。

電車の内部に入ることができるので、シートに腰かけながら、純粋でひたむきな千尋の気持ちを味わってみてはいかがでしょうか。

現代に比べてかなり車両の作りが狭くなっておりますが、ここで人々は電車に揺られながら、何を考えどんな日々を過ごしていたのでしょうね。

古く趣のある建物もステキですが、このような乗り物もなかなかいい雰囲気を出しています。園内の人気スポットとなっているので、是非訪れてみてください。

江戸東京たてもの園のアクセスと所要時間

最寄駅からの行き方

江戸東京たてもの園は駅から少し離れた場所にあるため、電車とバスで移動します。バスの所要時間はいずれも5分ほどで、バス停からは3〜5分ほど歩きます。

JR中央線「武蔵小金井」駅北口からバスに乗る場合

2番・3番のりばから乗車し「小金井公園西口」で下車。または4番のりばから乗車し「江戸東京たてもの園前」下車。

西武新宿線「花小金井」駅からバスに乗る場合

「南花小金井」のりばから「武蔵小金井駅行き」のバスに乗車し「小金井公園西口」下車。

自家用車で向かう場合

小金井公園の駐車場(第1駐車場)を利用。料金は乗用車1時間300円(30分超過ごとに100円)、大型車2時間2,000円(30分超過ごとに500円)

江戸東京たてもの園の休館日

毎週月曜日休館。月曜日が祝日または振替休日の場合はその翌日、それから年末年始は休みです。

江戸東京たてもの園

東京 / 博物館・美術館

 

住所:東京都小金井市桜町3-7-1

電話:042-388-3300

Web:http://tatemonoen.jp/

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※この記事は2015年1月7日の取材に基づき公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
トラベルライター
トラベルフォトグラファー

カメラを片手に一人旅をしています。
行ったことのある場所を再び訪れても、旅にはふたつとして同じ経験はなく、世界はミラクルの連続です。感動からハプニングまで、様々な出会いの中にたくさんの面白さがあり、出発してから帰るまですべての場所が目的地ですね。それらを旅好きな仲間達と共有していけたらと思っています。みなさんの旅がHappyでありますように。

http://makimomo.com

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