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ピーターラビットに会いに!イギリス・湖水地方の歩き方

取材・写真・文:

大阪在住

2020年9月1日更新

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写真:ピラ

美しい景観が魅力のイギリス、湖水地方。ここには、ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターが住んでいた町があります。都会のスタイリッシュなイギリスもおすすめですが、フットパス(footpath/歩行者優先道路)を歩いてイギリスの田園風景を楽しみながら、ピーターラビットの世界に浸ってみるのはいかがでしょうか。本物のピーターラビットにも会えるかもしれませんよ!

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湖水地方の玄関口ウィンダミア(Windermere)

  • 写真:ピラ湖水地方の場所

イギリスの湖水地方ボウネスは、イギリス中央部に位置しています。玄関口となるのが、ウィンダミアです。

  • 写真:ピラウィンダミア駅(Windermere station)
  • 写真:ピライギリスの電車

列車ならロンドンからは直通で約3時間半、その他都市部からはオクセンホルム・レイク・ディストリクト(Oxenholme Lake District)駅で湖水線に乗り換えて約20分で到着します。

観光地ということもあり、湖水地方には路線バスがたくさん発着していて、B&Bもたくさんあり、交通や宿泊には困りません。

ザ・湖水地方の風景が楽しめるボウネス(Bowness)

玄関口のウィンダミアから徒歩で30分ぐらい歩くと、ウィンダミア湖畔に到着します。30分も歩くのは・・・という方も、駅にはバスやタクシー乗場もありますのでご心配なく!

  • 写真:ピラボウネスにある、石畳の建物

道沿いにはこの湖水地方特有の石造りの建物が建ち並び、色鮮やかな花々に出会うことができます。

  • 写真:ピラウィンダミア湖のボート
  • 写真:ピラ鴨の親子

湖畔には、観光用と思われる手漕ぎボートがたくさんありました。白鳥や鴨などの野鳥も多くいます。

ボウネス・オン・ウィンダミア
イギリス / 町・ストリート
住所:ボウネス=オン=ウィンダミア, イギリス ウィンダーミア地図で見る
ウィンダミア湖
イギリス / 自然・景勝地
住所:ウィンダーミア湖, イギリス地図で見る

ピーターラビットのミュージアム

ボウネスには、「ビアトリクス・ポターの世界(The World of Beatrix Potter)」という、ピーターラビットのミュージアムがあります。

日本人の観光客が多いためか、日本語の音声ガイドなども用意されています。

  • 写真:ピラ家を覗いているピーターラビット
  • 写真:ピラ移動すると、覗かれている室内からピーターラビットたちを見られます

ミュージアムには、ピーター・ラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの生涯を紹介するビデオがあったり、物語を再現する庭や、アトラクションのようなスペースがあります。

イチオシはピーターラビットガーデン!

ピーターラビットガーデンのデザインは、庭設計士リチャード・ルーカス氏によるもの。

ルーカス氏は、ビアトリクス・ポターの物語のページを何度も読んでよく研究し、実際にポターが目にしたであろう果物や野菜、草花を確かめるために専門家に意見をききながら、この庭を再現しました。

物語のページに登場するシーンをそのまま再現することにより、ビアトリクス・ポターの絵本が醸し出す世界を表現するようなデザインにしたそうです。

  • 写真:ピラ3人の子供ブロンズ像

ピーターラビットガーデンに設置された3人の子供ブロンズ像。像を取り巻くように咲く美しい花々には、思わずカメラを向ける人が多くいます。

  • 写真:ピラ数ある石畳から「Peter Rabbit」の文字があるものを探すのも楽しい
  • 写真:ピラただの植木鉢だと思っていると見逃すかもしれない仕掛けがたくさん!

ピーターラビットと書かれた石畳を見つけたり、思わぬところにいるキャラクターを見つけたりするのも、宝探しのようで子供から大人まで楽しむことができます。

  • 写真:ピラマグレガーさんの畑のかかしにつるされた洋服 「ピーターラビットのおはなし」より

ピーターラビットが農場の野菜を食べてマクレガーさんに捕まる名シーンの光景を再現した庭園は、まさに絵本そのまま。思わずピーターラビットが影から覗いていないか探したくなります。

絵本の世界へようこそ!

ガーデンのあとは、物語の中へ。

  • 写真:ピラお母さんに怒られるピーターラビット

ミュージアムの施設内ではほぼ実物大のピーターラビットが、物語のワンシーンと共にさまざまな表情を見せてくれます。

  • 写真:ピラからくり時計

出口のところにある、からくり時計は必見です!

ティールームやおみやげものも!

  • 写真:ピラおみやげのフィギュア

イギリスといえば紅茶。施設内にはティールームでお茶ができたり、おみやげを購入することができます。

ビアトリクス・ポターの世界
イギリス / 博物館・美術館
住所:Crag Brow, Bowness-on-Windermere LA23 3BX イギリス地図で見る
電話:015394 88444
Web:http://www.hop-skip-jump.com/japanese/

ビアトリクス・ポターの家のある、ヒル・トップ(Hilltop)へ!

  • 写真:ピラHill Top

ヒル・トップとは、ピーターラビットの生まれた場所と言われているエリアで、湖水地方の伝統的な農場です。

ビアトリクス・ポターの家は、そのヒル・トップを購入して建てられました。ウインダミア湖の西岸にある小さな村ニア・ソーリー(Near Sawrey)にあり、街のあちこちにピーターラビットの物語の挿絵に描かれていた風景が広がると言われています。

湖畔からバスで行くのもいいのですが、湖水地方の自然を満喫するならのんびりハイキング感覚で行くのが断然おすすめです!

ウィンダミア湖の対岸までは船で!

  • 写真:ピラみんなの足となっている、湖を横断する船

対岸までは船が出ています。車の人は車ごと。自転車も徒歩の人もみんな乗れる船です。あっという間に対岸につきますが、少し遠出をした雰囲気を味わえます。

ヒル・トップまでフットパス(footpath)を歩いてハイキング♪

  • 写真:ピラ”Footpath”と書かれた案内があちこちで見られます

「フットパス(footpath)」とは、車や自転車の入ってこない歩行者優先道路のことです。イギリス発祥と言われていて、現在ではイギリス国内に多くのフットパスがあります。

特に湖水地方は、美しい自然を感じることのできるフットパスがどこの街にも整備されています。

フットパスでイギリスの田園風景を体感しよう!

  • 写真:ピラ農家の家の真横を通る道があったりします
  • 写真:ピラ住んでいるお家の庭を横切ったりもします

湖水地方一帯は歴史的名所や自然保護に力を入れている、ナショナル・トラストという団体が管理しているため、自然がそのままの形で残されつつ、観光客たちが楽しめるよう手を入れられています。

多くの動物に会えます!

フットパスは、整備されているとはいえ、かなり自然にあふれています。

  • 写真:ピラ石でできた橋など、フットパスを通らないと出会えない風景が数多くあります
  • 写真:ピラさまざまな色鮮やかな花々に出会えるのもフットパスの醍醐味です

ただ歩くだけでも、多くの植物や動物たちに出会うことができます。

  • 写真:ピラ羊たち
  • 写真:ピラ牛が移動するまで待つという、貴重な体験もできたりします

遠くに羊やヤギが見えるかと思えば、牛に道をふさがれたり、

  • 写真:ピラ野生のウサギ どこにいるかわかりますか?

野生のうさぎ(まさにピーターラビット!)にも出会えたりします!

せっかくの湖水地方。この美しい田園風景をぜひ全身で感じてみてください。

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※この記事は2017年5月29日に公開した情報です。
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この記事を書いたトラベルライター

人とはちょっぴり違った旅が好き
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